atone for a wrong
発音
/əˈtoʊn fɔːr ə rɔŋ/
əTÓNE for a WRÓNG
💡 「アトーン」の「トーン」と「ロング」を強く発音します。'for a' の部分は弱く、つながるように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
犯した過ちや罪を償う、埋め合わせをする。不正行為や損害に対して責任を取り、その悪影響を是正しようと行動する。
"To make amends or reparation for a fault, an injury, or an offense. To do something to show you are sorry for something bad you have done."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、過去に犯した深刻な過ちや不正行為に対して、深い後悔と責任感を持って償いをしようとする際に用いられます。単に謝罪するだけでなく、具体的な行動や犠牲を伴って、その過ちを正し、悪影響を軽減しようとする強い意志を表します。 **どんな場面で使うか**: 個人の倫理的な過ち、企業の不祥事、国家レベルの歴史的な不正義など、道徳的・倫理的に重大な問題について語る際によく使われます。日常の些細なミスに対して使うことはほとんどありません。 **どんな気持ちを表すか**: 罪悪感、後悔、責任感、そして改善や和解への願望が強く含まれます。誠実で真摯な姿勢を示す言葉です。 **フォーマル度**: 非常にフォーマルな表現です。公式な声明、文学作品、宗教的・哲学的な議論などで見られます。 **ネイティブがどう感じるか**: 深刻で重みのある言葉であり、安易に使える表現ではありません。この言葉を使うことは、問題の重大性を認識し、真剣に取り組む姿勢があることを示します。
例文
He tried to atone for his rudeness by sending flowers and a heartfelt apology.
彼は無礼を償おうと、花と心からの謝罪を送りました。
She worked extra shifts to atone for the costly mistake she made last week.
彼女は先週犯した高額な間違いを償うため、追加シフトで働きました。
The company promised to atone for the data breach by strengthening its security systems and compensating affected users.
その企業は、情報漏洩の過ちを償うため、セキュリティシステムの強化と影響を受けたユーザーへの補償を約束しました。
The CEO issued a public statement attempting to atone for the company's past ethical lapses.
CEOは、会社の過去の倫理的過失を償おうと、公の声明を発表しました。
They need to atone for their poor customer service with concrete improvements, not just apologies.
彼らは、謝罪だけでなく、具体的な改善によって劣悪な顧客対応の過ちを償う必要があります。
We must atone for our past failures by achieving exceptional results this quarter.
今四半期に卓越した結果を出すことで、我々の過去の失敗を償わなければなりません。
The nation sought to atone for its historical injustices through reparations and reconciliation efforts.
その国は、賠償と和解の努力を通じて、過去の歴史的不正義を償おうとしました。
Religious teachings often emphasize the importance of atoning for one's sins through repentance and good deeds.
宗教的な教えは、悔い改めと善行を通じて罪を償うことの重要性をしばしば強調します。
He dedicated his life to philanthropic work, hoping to atone for the wrong he committed in his youth.
彼は若かりし頃に犯した過ちを償うことを願い、慈善活動に生涯を捧げました。
It is never too late to atone for a wrong, no matter how profound the impact.
どれほど影響が大きくても、過ちを償うのに遅すぎるということはありません。
類似表現との違い
「償う、埋め合わせをする」という意味で非常に似ていますが、'atone for a wrong' よりも使用範囲が広く、フォーマル度はやや低い傾向があります。個人的なミスから深刻な過ちまで、より一般的に使われます。'atone' が宗教的・道徳的な深い償いのニュアンスを持つのに対し、'make amends' はより現実的な修復の努力を指すことが多いです。
「補償する」という意味で、主に金銭的、物質的な損失や損害を埋め合わせるニュアンスが強いです。'atone for a wrong' が精神的、道徳的な償いや責任の取り方を指すのに対し、'compensate' は具体的な損失に対する物理的な埋め合わせに焦点を当てます。
「埋め合わせをする」という意味で、より口語的でカジュアルな表現です。比較的軽度なミスや、不足している点、不都合を補う場合によく使われます。例えば、遅刻の埋め合わせや、約束のキャンセルの埋め合わせなど。'atone for a wrong' のような深刻な過ちには通常使いません。
「(罪や過ちの)報いを受ける、代償を払う」という意味です。自ら積極的に償うというよりは、行った行為の結果として罰を受けたり、苦しんだりする意味合いが強いです。'atone' が「償おうとする意思」を示すのに対し、'pay for' は「償わされる結果」に焦点を当てる傾向があります。
よくある間違い
`atone` は自動詞であり、目的語を取る場合には必ず前置詞 `for` を伴います。`atone for` で「〜を償う」という意味の動詞句として機能します。
`wrong` を「過ち、不正」という意味の数えられる名詞として使う場合、通常は不定冠詞 `a` を付けて `a wrong` とする(例: a mistake)か、複数形の `wrongs` とします。
学習のコツ
- 💡`atone` は常に `for` とセットで使われる動詞句だと覚えましょう。
- 💡主に倫理的・道徳的に深刻な過ちに対する「償い」を表す、フォーマルな表現であることを理解しましょう。
- 💡カジュアルな場面や軽度のミスには `make up for` や `make amends for` を使う方が自然です。
対話例
企業倫理に関する会議で、過去の不祥事について議論している場面。
A:
The public demands that we genuinely atone for our past environmental negligence.
国民は、私たちが過去の環境過失を心から償うことを要求しています。
B:
Indeed. We need a clear strategy to not only apologize but also demonstrate concrete actions to atone for that wrong.
確かに。私たちは謝罪だけでなく、その過ちを償うための具体的な行動を示す明確な戦略が必要です。
友人が過去の人間関係での後悔について語っている場面。
A:
I really regret how I treated Mark back then. I wish I could atone for that wrong now.
あの時マークにひどい態度を取ったことを本当に後悔しているよ。今からでもあの過ちを償えたらと思う。
B:
It's never too late to reach out and express your feelings. Even a small gesture can help to make amends.
連絡を取って気持ちを伝えるのに遅すぎることはないよ。たとえ小さな行動でも、埋め合わせをする助けになるから。
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