at the core of
発音
/æt ðə kɔːr əv/
at the CORE of
💡 「core」を最も強く発音します。「at」と「of」は弱く短めに発音され、「the」は「ダ」に近い音になります。フレーズ全体で滑らかにつなげて発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
〜の核心に、〜の最も重要な部分に、〜の根幹に
"At the most fundamental, central, and essential part or aspect of something, whether it be a problem, idea, system, or organization, indicating its inherent nature or most significant element."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある物事(問題、概念、システム、哲学、組織など)の「最も本質的で重要な部分」を指す際に用いられます。物理的な中心というよりも、その物事の機能や存在意義を支える「概念的な核心」を強調するニュアンスが強いです。議論、分析、説明、報告といった文脈で頻繁に用いられ、ややフォーマルな響きがあります。深い理解や洞察を示す際に効果的で、客観的な事実や本質を述べる際に特に適しています。
例文
Lack of communication is often at the core of many relationship problems.
コミュニケーション不足は、多くの人間関係の問題の核心にあることがよくあります。
Environmental protection is at the core of our company's mission.
環境保護は、当社の企業ミッションの核心です。
The belief in individual freedom lies at the core of democratic societies.
個人の自由への信念が、民主主義社会の根幹にあります。
Technological innovation is at the core of Silicon Valley's success.
技術革新が、シリコンバレーの成功の核心にあります。
Understanding human behavior is at the core of psychology.
人間の行動を理解することが、心理学の核心です。
What exactly is at the core of their disagreement?
彼らの意見の相違の核心には、一体何があるのでしょうか?
Cost reduction initiatives are at the core of our strategy this quarter.
コスト削減の取り組みが、今期の私たちの戦略の核心です。
Data security measures are at the core of any robust IT system.
データセキュリティ対策は、あらゆる堅牢なITシステムの根幹です。
The author's personal experiences are at the core of this poignant novel.
作者の個人的な経験が、この感動的な小説の核心にあります。
At the core of the new policy is a commitment to sustainability.
新しい政策の核心には、持続可能性へのコミットメントがあります。
類似表現との違い
「at the core of」と非常に似ていますが、「heart」はより感情的な意味合いや、温かみ、生命力といったニュアンスを含むことがあります。比喩的に「中心にある情熱や信念」を指す場合にも使われます。例えば、「at the heart of the community (地域の中心にある存在)」のように使われると、単なる物理的な中心ではなく、感情的な結びつきや生命力を感じさせるニュアンスがあります。文脈によっては同じ意味で使えますが、「core」の方がより分析的・客観的な印象を与えます。
これは物理的な中心を指すことも多いですが、概念的な中心を指すこともあります。例えば、「He was at the center of the controversy. (彼は論争の中心にいた)」のように使われます。しかし、「core」が「最も本質的な部分」を強調するのに対し、「center」は「多くのものが集まる場所」や「注目される場所」というニュアンスが強い場合があります。両者はしばしば置き換え可能ですが、「core」はより深い本質に焦点を当てます。
「~にとって不可欠な、根本的な」という意味で、「at the core of」と似た文脈で使われますが、表現の仕方が異なります。「fundamental to X」は「Xにとって根本的である」という形容詞句ですが、「at the core of X」は「Xの核心に存在する」という位置関係を示します。「fundamental to」の方が、より直接的に「重要性」や「基盤」を強調する傾向があります。
「~の鍵となる、重要な要素である」という意味です。「at the core of」がある物事の「本質」を指すのに対し、「key to」はその物事を成功させるための「決定的な要因」や「解決策」を指すことが多いです。文脈によっては似た使われ方をしますが、重点が異なります。例えば、「Communication is key to success. (コミュニケーションは成功の鍵だ)」というように使われます。
よくある間違い
「核心に」という位置を示す前置詞には通常「at」を使います。「in」はあまり一般的ではありません。
「core」の前には定冠詞「the」が必要です。特定の「その核心」を指すためです。
「~の核心」という所有や関係を示す前置詞には「of」を使います。「for」は目的を示すため適切ではありません。
学習のコツ
- 💡抽象的な概念や問題の「最も重要な部分」を説明する際に積極的に活用しましょう。
- 💡「at the heart of」と意味が近いですが、より客観的で分析的な文脈では「core」が好まれる傾向があります。
- 💡ビジネスや学術的な文章で頻繁に登場するので、多読・多聴を通じて自然な使い方を学ぶのが効果的です。
- 💡「The problem lies at the core of...」のように動詞「lie」と組み合わせることもよくあります。
対話例
ビジネス会議での議論
A:
I think poor communication is at the core of our team's low productivity.
チームの生産性低下の核心には、コミュニケーション不足があると思います。
B:
I agree. We need to address that first.
同感です。まずそこから取り組む必要がありますね。
大学の授業での質疑応答
A:
So, professor, what's really at the core of the author's argument in this essay?
先生、このエッセイで著者が主張していることの核心は何でしょうか?
B:
At the core of his argument is the idea that societal structures shape individual identity.
彼の主張の核心にあるのは、社会構造が個人のアイデンティティを形成するという考え方です。
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