(怒り・不満などを)なだめる、鎮める、和らげる;(要求・欲望などを)満たす、和らげる。
/əˈpiːzɪz/
a-PPEAS-es
💡 「アピーズィズ」と発音します。特に第二音節の「ピー」の部分を強く、長く発音し、最後の「s」は「ズ」と濁らせるのがポイントです。日本人には「ピース」と聞こえがちですが、「ピー」の後に軽く「ズィズ」と続ける意識で発音しましょう。
His smile appeases her anger.
彼の笑顔が彼女の怒りをなだめます。
Food appeases their hunger quickly.
食事が彼らの空腹をすぐに満たします。
She appeases her crying child.
彼女は泣いている子供をなだめます。
The news appeases the public.
そのニュースは国民を落ち着かせます。
A warm drink appeases thirst.
温かい飲み物が喉の渇きを癒します。
An apology appeases his concerns.
謝罪が彼の懸念を和らげます。
The offer appeases critical investors.
その提案が批判的な投資家をなだめます。
This policy appeases market demands.
この政策は市場の要求を満たします。
Such action appeases no one.
そのような行動は誰もなだめません。
Diplomacy appeases international tensions.
外交は国際的な緊張を和らげます。
「appease」は他動詞なので、目的語を直接取ります。「〜をなだめる」という意味で、前置詞「to」は不要です。自動詞として使わないように注意しましょう。
pacifyも「なだめる、静める」という意味でappeaseと類語ですが、より直接的に「暴力や騒乱を鎮圧する」という物理的なニュアンスも持ちます。appeaseは感情や要求を和らげる精神的な側面に重きを置くことが多いです。
mollifyも「なだめる、和らげる」ですが、appeaseよりも感情、特に怒りやいら立ちを鎮めることによく使われます。appeaseはより広範な不満や要求にも対応します。
placateも「なだめる、機嫌を取る」という意味で使われますが、一時的に怒りや不満を解消するために、譲歩や妥協をするニュアンスが強いです。appeaseと同様に感情を鎮める目的で使われます。
📚 13世紀後半に古フランス語の "apaisier" (「平和にする、なだめる」) から英語に入ってきました。元々はラテン語の "ad pacem" (「平和へ」) に由来し、「平和をもたらす」という根本的な意味を持っています。対立や不満を解消して平穏な状態にする、というニュアンスが強い単語です。
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