意味
惨めな、絶望的な、屈辱的な、卑劣な
発音
/ˈæbdʒɛkt/
ABject
💡 「abject」は第一音節の「ab-」に強勢を置きます。日本語の「アブジェクト」のように「ア」を強く発音しましょう。「ジェ」は「j」の音で、日本語の「ジャ」よりも口を丸めて出すようなイメージです。最後の「ect」はあまり強く発音せず、軽く「エクト」と添える程度で大丈夫です。
例文
My cooking was abject.
私の料理はひどかったです。
The movie was abject.
その映画は最悪でした。
His excuse was abject.
彼の言い訳はひどいものだった。
That plan sounds abject.
その計画は絶望的ですね。
I felt abject after that.
その後、惨めな気分になりました。
Her attitude was abject.
彼女の態度は卑劣でした。
This weather is abject.
この天気は最悪です。
Company faced abject failure.
会社は完全な失敗に直面しました。
Avoid abject market loss.
壊滅的な市場損失を避ける。
Suffering in abject poverty.
悲惨な貧困に苦しむ。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝「abject」は常に名詞を修飾する形容詞として機能し、単独で補語として使われることは稀です。例えば「He is abject.」よりも「He lives in abject poverty.」のように使います。
- 📝非常に強い否定的な意味を持つため、ポジティブな意味の名詞と一緒に使うことはできません。必ず「悪い状態」を表す名詞を修飾します。
使用情報
よくある間違い
「abject」は形容詞なので、感情を直接表す動詞と組み合わせるよりも、「abject despair(絶望的な絶望)」のように名詞を修飾して使うのが自然です。単に「ひどい」という意味でカジュアルに使うのは避けましょう。
類似スペル単語との違い
dejectedは「がっかりした、意気消沈した」という個人の感情を表し、一時的な精神状態を指します。一方、abjectは「極めて悲惨な、絶望的な」といった、状況や状態の深刻さを強調し、より広範で客観的な文脈で使われます。例えば、人はdejectedになりますが、状況がabjectであると表現します。
miserableは「不幸な、惨めな」という意味で、abjectと似ていますが、abjectの方がより極端で救いのない、あるいは道徳的に低い状態を示します。miserableは個人的な不幸や不快感にも使えますが、abjectは通常、より深刻で広範な状況や事柄に適用され、絶望的なニュアンスが強いです。
派生語
語源
📚 ラテン語の「abjectus」に由来し、「投げ捨てられた、卑しめられた」という意味を持ちます。そこから、極めて悲惨な状態や道徳的に低い状態を表すようになりました。現代英語では、主に「非常に悲惨な」「絶望的な」「卑劣な」といった強い否定的な意味合いで使われます。
学習のコツ
- 💡「abject」は非常に強い否定的な意味を持つ形容詞です。安易に「ひどい」という意味で使うのは避けましょう。
- 💡語源の「投げ捨てられた」から「惨めな、絶望的な」というイメージを掴むと意味が覚えやすいです。
- 💡「abject poverty(極度の貧困)」や「abject misery(悲惨な窮状)」のように、特定の悪い状態を表す名詞と組み合わせて使われることが多いです。
- 💡カジュアルな会話ではほとんど使われず、書き言葉やフォーマルな文脈で用いられることが多いです。
- 💡類語の「miserable」や「wretched」よりも、さらに極端で救いのない、あるいは道徳的に低い状態を示すニュアンスがあります。
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