/ə ˈmeɪdʒər flɔː/
a MAJOR FLAW
💡 「a」は弱く「ア」と軽く発音し、「major」の「メイ」と「flaw」をはっきりと発音します。「flaw」は「フロー」ではなく、口を大きく開けて「フォゥア」に近い音になります。特に「major」と「flaw」に重点を置いて発音しましょう。
"A significant and serious fault, imperfection, or weakness in something or someone, which can severely impact its functionality, effectiveness, or overall integrity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる「間違い (mistake)」や「問題 (problem)」よりも、その対象の根源的な部分に存在する、深刻で本質的な欠陥を指します。例えば、製品の設計上の欠陥、理論の論理的な矛盾、システムにおけるセキュリティの脆弱性、あるいは人物の性格における決定的な弱点など、それが存在することで全体の価値や機能が損なわれるような事柄に対して用いられます。 フォーマルな文脈(ビジネス文書、学術論文、技術報告など)でよく使われますが、友人との会話でやや改まった調子で、映画のプロットや人の性格について話す際にも使用可能です。ネイティブスピーカーは、この表現を聞くと、無視できない、根本的な解決が必要な問題であるという印象を受けます。
The new software has a major flaw that crashes the system unexpectedly.
新しいソフトウェアには、システムを予期せずクラッシュさせる重大な欠陥があります。
His ambitious plan had a major flaw: he forgot to account for the budget constraints.
彼の野心的な計画には重大な欠点がありました。予算の制約を考慮していなかったのです。
There's a major flaw in the logic of your proposal, which could lead to project failure.
あなたの提案の論理には重大な欠陥があり、プロジェクトの失敗につながる可能性があります。
The entire theory was based on a major flaw in its initial assumption.
その理論全体は、初期の仮定に重大な欠陥があったことに基づいていました。
The bridge design was approved despite engineers pointing out a major flaw in its structural integrity.
橋の設計は、技術者が構造上の重大な欠陥を指摘したにもかかわらず承認されました。
One major flaw in his personality is his inability to admit mistakes.
彼の性格における一つの大きな欠点は、間違いを認められないことです。
The car's design had a major flaw, making it unsafe for certain road conditions.
その車の設計には重大な欠陥があり、特定の路面状況では安全ではありませんでした。
My old phone has a major flaw; the battery dies too quickly, even after a full charge.
私の古い携帯電話には重大な欠陥があります。フル充電してもバッテリーの減りが早すぎるのです。
I found a major flaw in the instructions for assembling this furniture, making it impossible to put together correctly.
この家具の組み立て説明書に重大な欠陥を見つけました。正しく組み立てることができませんでした。
That movie had a major flaw in its plot; the ending just didn't make any sense.
あの映画はプロットに重大な欠陥がありました。エンディングが全く意味をなさなかったのです。
The detective found a major flaw in the suspect's alibi, which eventually led to an arrest.
刑事は容疑者のアリバイに重大な欠陥を見つけ、それが最終的に逮捕につながりました。
Finding a major flaw in the contract could void the whole agreement, requiring renegotiation.
契約書に重大な欠陥が見つかれば、合意全体が無効になり、再交渉が必要となる可能性があります。
「defect」は主に製品やシステムにおける具体的な「欠陥」や「不良品」を指すのに対し、「flaw」はより広範に、理論、計画、人物の性格における本質的な欠点や傷も指します。「defect」の方がより技術的、物理的な不具合のニュアンスが強いです。
「error」は「間違い」や「誤り」を意味し、しばしば行動や計算、プログラムの実行中の間違いを指します。「flaw」はより根源的な「欠陥」であり、設計や構造自体に問題がある場合に用います。「error」は結果として生じる現象、「flaw」はその原因となるものです。
「problem」は一般的な「問題」全般を指すため、「flaw」よりも広い意味を持ちます。「fundamental problem」は「根本的な問題」という意味で「a major flaw」と似ていますが、「flaw」が内包された「欠陥」そのものを指すのに対し、「problem」はもう少し広範な課題や困難を指すことができます。
「weakness」は「弱点」や「弱さ」を意味し、必ずしも「欠陥」や「不備」を意味するわけではありません。例えば、戦略の弱点、議論の弱点など、改善の余地がある点を示す際に使われます。一方で「flaw」は、より深刻で、しばしば致命的な欠陥を指すことが多いです。
「drawback」は「欠点」や「不利な点」を意味し、特に製品や提案のマイナス面を強調する際に使われます。「flaw」がそのものの機能や本質を損なう「欠陥」であるのに対し、「drawback」は「〜という不便さがある」といったニュアンスで、必ずしも致命的な問題ではない場合も含まれます。
「problem」は一般的な「問題」全般を指しますが、「flaw」は「本質的な欠陥や不備」というニュアンスが強く、システム自体の設計や構造に根本的な問題がある場合により適しています。
「big flaw」も通じなくはありませんが、「major」や「significant」の方が「重大な、主要な」といった意味合いが強く、よりフォーマルで自然な響きになります。特にビジネスや学術的な文脈では「major flaw」が好まれます。
A:
Our quality assurance team just completed the final tests on the new smartphone.
品質保証チームが新型スマートフォンの最終テストを終えました。
B:
And what's the verdict? Any issues?
それで、結果はどうでしたか?何か問題は?
A:
Unfortunately, we've identified a major flaw in the battery charging circuit. It could lead to overheating.
残念ながら、バッテリー充電回路に重大な欠陥が見つかりました。過熱につながる可能性があります。
B:
That's a serious concern. We need to address that immediately before launch.
それは深刻な問題ですね。発売前にすぐに対処する必要があります。
A:
Thanks for reading the first draft of my novel. What did you think?
小説の初稿を読んでくれてありがとう。どうだった?
B:
It's really gripping, I loved the characters! But I noticed a major flaw in the plot towards the end.
すごく引き込まれたよ、キャラクターも最高だった!でも、終盤のプロットに重大な欠陥があるように感じたんだ。
A:
Oh? What specifically?
え、具体的にどこ?
B:
The villain's sudden change of heart didn't really make sense with his established personality.
悪役が急に心変わりする部分が、これまでの彼の性格とつながらないんだよね。
a major flaw を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。