/ˈwɪnərˌteɪkˈɔːl/
WINner-take-ALL
💡 「ウィナーテイクオール」のように、各単語をはっきりと発音し、特に'all'に強いアクセントを置きます。'winner'の'wi'と'take'にも弱めの強勢があります。
"A system or situation in which the winner receives all the rewards or benefits, and the losers receive none, often leading to large disparities between the successful and the unsuccessful."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、非常に競争が激しく、結果が極端に二分されるような状況を描写する際に使われます。政治選挙、経済市場、スポーツ競技など、多くの分野で見られます。成功すれば莫大な報酬が得られる一方で、敗者にはほとんど何も残されない、という厳しい現実や不公平さを強調するニュアンスを含みます。そのため、必ずしもポジティブな意味合いだけでなく、社会の構造や制度に対する批判的な文脈で用いられることも少なくありません。フォーマルからビジネス、ニュース記事などで頻繁に登場し、日常会話でも特定の競争状況を説明する際に使われます。
The presidential election is often described as a winner-take-all contest.
大統領選挙はしばしば勝者総取りの争いと形容されます。
In this winner-take-all market, small businesses struggle to compete with large corporations.
この勝者総取り市場では、中小企業が大企業と競争するのに苦労しています。
Such a winner-take-all system can lead to significant social inequality.
そのような勝者総取りシステムは、著しい社会的不平等を招く可能性があります。
The startup world can feel like a winner-take-all game, where only a few succeed spectacularly.
スタートアップの世界は勝者総取りのゲームのように感じられ、ごく一部の企業だけが華々しく成功します。
Many complain that the current economic structure is a winner-take-all model.
多くの人が、現在の経済構造は勝者総取りモデルだと不平を言っています。
The championship match turned into a winner-take-all battle.
その決勝戦は勝者総取りの戦いとなりました。
His strategy was to go for broke in a winner-take-all scenario.
彼の戦略は、勝者総取りのシナリオで一か八か勝負に出ることでした。
Critics argue that winner-take-all voting disenfranchises many voters.
批判者たちは、勝者総取りの投票制度が多くの有権者の権利を奪っていると主張します。
The music industry has become increasingly winner-take-all, with a few superstars dominating.
音楽業界はますます勝者総取りとなり、少数のスーパースターが支配しています。
They debated whether education should prepare students for a winner-take-all society.
彼らは、教育が学生を勝者総取り社会のために準備させるべきかどうか議論しました。
「zero-sum game(ゼロサムゲーム)」は、参加者全体の利得と損失の合計がゼロになる状況を指します。一方の利益が必ず他方の損失となる、というメカニズムそのものに焦点を当てます。対して「winner-take-all」は、そのゲームの結果として、勝者が全てを、敗者が何も得られないという「不均衡な結果」に焦点を当てています。両者は関連しますが、意味の強調点が異なります。
「all or nothing(全てか無か)」は、二者択一の状況や、あることを成功させるか、完全に失敗するかのどちらかしかない、という状況を表します。勝者がすべてを得るという点で似ていますが、「all or nothing」は主に「挑戦者の覚悟」や「選択肢の限定性」に焦点を当てるのに対し、「winner-take-all」は「システムの性質」や「競争の結果生じる格差」に焦点を当てます。
A:
It feels like our economy is becoming more of a winner-take-all system.
経済がますます勝者総取りのシステムになってきている気がするね。
B:
I agree. The gap between the rich and the poor seems to be widening constantly.
同感だよ。富裕層と貧困層の格差は絶えず拡大しているようだ。
A:
That final game was truly a winner-take-all contest, wasn't it?
あの決勝戦はまさに勝者総取りの戦いだったね。
B:
Absolutely. One team got all the glory, and the other left with nothing.
全くその通り。一方のチームが栄光を全て手に入れ、もう一方は何も残らなかったね。
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