wallow in self pity
発音
/ˌwɒloʊ ɪn ˌsɛlf ˈpɪti/
WALlow in self PItY
💡 「wallow」は「ワロウ」のように発音し、「self-pity」は「セルフ・ピティ」と続けます。特に「wallow」の最初の音節「wal-」と「pity」の最初の音節「pi-」に強勢を置くと、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
自分で自分をかわいそうに思い、その不幸な状況に浸り、抜け出そうとしないこと。自己憐憫にふける。
"To indulge excessively in one's own feelings of sorrow, misery, or misfortune, often without making an effort to improve the situation or find solutions."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かが自分の不幸な状況や問題を過剰に嘆き、そこから抜け出そうと努力しない様子を、批判的または軽蔑的なニュアンスで描写する際に使われます。友人や家族との会話、あるいは他人の行動を評価する際に多く用いられます。自分自身を振り返って「自己憐憫に浸ってしまった」と表現することもあります。相手に使う場合は、強い批判や苛立ち、あるいは「もっと建設的になれ」という忠告の意味合いが込められます。非常にネガティブな感情を伴う表現であり、言われた側は自分の感情を否定され、非難されていると感じる可能性があります。ビジネスの公式な場では不適切で、個人的な感情や状況を評する際に用いられる、ややインフォーマル寄りのニュートラルな表現です。
例文
Stop wallowing in self-pity and do something about your situation!
自己憐憫に浸るのはやめて、自分の状況について何か行動を起こしなさい!
After the breakup, he spent weeks wallowing in self-pity, refusing to see anyone.
失恋後、彼は数週間自己憐憫に浸り、誰にも会おうとしませんでした。
It's easy to wallow in self-pity when things go wrong, but it won't solve anything.
物事がうまくいかないと自己憐憫に浸りがちですが、それでは何も解決しません。
Don't wallow in self-pity; everyone faces challenges.
自己憐憫に浸らないで。誰だって困難に直面するものです。
She was tired of listening to him wallow in self-pity over his failed career.
彼女は彼が失敗したキャリアについて自己憐憫に浸るのを聞くのにうんざりしていました。
I know you're upset about the mistake, but we can't afford to wallow in self-pity right now.
そのミスに落ち込んでいるのは分かりますが、今は自己憐憫に浸っている場合ではありません。
A true leader inspires the team to move forward, not to wallow in self-pity after a setback.
真のリーダーは、挫折の後もチームを前に進ませるもので、自己憐憫に浸らせるものではありません。
The psychologist cautioned against the dangers of persistently wallowing in self-pity, which can lead to deeper depression.
その心理学者は、自己憐憫に執拗に浸り続けることの危険性を警告しました。それはより深い鬱につながる可能性があります。
Rather than wallow in self-pity, the community channeled its grief into rebuilding efforts.
そのコミュニティは、自己憐憫に浸るのではなく、悲しみを復興への努力へと向けました。
He spent the entire evening wallowing in self-pity after being rejected from his dream university.
彼は憧れの大学に不合格になった後、一晩中自己憐憫に浸っていました。
類似表現との違い
「自分をかわいそうに思う」という意味で、'wallow in self pity' と非常に似ています。'wallow' は「(感情に)どっぷり浸る」というより強い、時に軽蔑的なニュアンスがありますが、'feel sorry for oneself' はもう少し直接的で、必ずしも過剰さを強調するわけではありません。しかし、多くの場合、同じような批判的な文脈で使われます。
これも「自己憐憫にふける」という意味で、'wallow in self pity' とほぼ同義です。「indulge」は「~にふける、~を享受する」という意味で、こちらもネガティブな状況で使われることが多いですが、'wallow' の持つ「泥の中で転げ回るような醜さ」という比喩的なイメージは薄いです。
「自分の不幸をくよくよ考える、いつまでも思い悩む」という意味です。自己憐憫に浸る行為と重なる部分はありますが、'dwell on' は特定の出来事や過去の不幸に焦点を当てて考えることを指し、自己憐憫のように感情に溺れている状態そのものを指すわけではありません。より思考プロセスに重点が置かれています。
よくある間違い
「~に浸る」という意味で使われる「wallow」の後には、通常前置詞「in」が続きます。「with」は誤りです。
「自分自身への憐憫」を意味する複合名詞「self-pity」を使うのが自然です。「pity for myself」でも意味は通じますが、より簡潔で慣用的な「self-pity」を使う表現が一般的です。
学習のコツ
- 💡「wallow」は元々動物が泥の中で転げ回る様子を表す動詞で、転じて「(感情などに)浸る、ふける」という意味になります。ネガティブな感情に対して使われることが多いです。
- 💡「self-pity」は「自己憐憫」という意味の複合名詞で、通常ハイフンで繋がれます。文脈によってはハイフンなしで 'self pity' と表記されることもあります。
- 💡否定的な文脈で使われることが多く、「Stop wallowing...」(~するのはやめなさい)のように忠告や批判の際に頻出します。
- 💡このフレーズは相手への批判のニュアンスが強いため、使う場面や相手との関係性には注意が必要です。
対話例
友人が失恋でひどく落ち込んでいる場面。
A:
I can't believe he left me. My life is completely ruined!
彼に振られるなんて信じられない。私の人生はもう完全に台無しよ!
B:
I know you're hurting, but you can't just wallow in self-pity forever. Let's go out and get your mind off it.
辛いのはわかるけど、いつまでも自己憐憫に浸っていてはいけないよ。気分転換に外に出よう。
会社のプロジェクトが失敗し、チームメンバーが意気消沈している場面。
A:
The presentation was a disaster. I feel like all our hard work was for nothing.
プレゼンは大失敗だった。これまでの努力が全て無駄だった気がするよ。
B:
It's tough, but we have to learn from it. We can't afford to wallow in self-pity; we need to focus on what's next.
厳しい状況だが、これから学ばなければならない。自己憐憫に浸っている場合じゃない。次に何をするべきかに集中しよう。
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