voluble discourse
発音
/ˈvɑːljʊbəl dɪˈskɔːrs/
VOL-yu-bul DIS-course
💡 「voluble」は「ヴォーリュブル」のように、最初の「vo」にアクセントを置き、続く「lu」は「リュー」と発音します。「discourse」は「ディスコース」のように、「dis」ではなく「course」にアクセントが来ます。全体的に硬い響きです。
使用情報
構成単語
意味
流暢でよどみなく、言葉数の多い談話や議論。多弁で雄弁な話術。
"Speech or writing characterized by a ready, continuous, and often copious flow of words; a fluent and articulate discussion or presentation."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、話者が非常に流暢で、途切れることなく言葉を紡ぎ出し、豊富な語彙を用いて意見や考えを展開する様子を表します。肯定的な文脈で使われることが多く、その人の知性や表現力の高さを称賛する意味合いを持ちます。しかし、場合によっては「言葉が多すぎる」「回りくどい」といった、ややネガティブなニュアンスで使われることもありますが、その頻度は高くありません。非常にフォーマルで文学的、学術的な響きがあり、日常会話で使われることはほとんどありません。主に書かれたテキストや、公式な場での高度な議論、文学批評などで見られます。
例文
His voluble discourse on philosophy captivated the audience for hours.
彼の哲学に関するよどみない談話は、聴衆を何時間も魅了しました。
The professor's voluble discourse helped students grasp complex theories.
教授の雄弁な解説は、学生たちが複雑な理論を理解するのに役立ちました。
She was known for her voluble discourse in academic debates.
彼女は学術的な討論における流暢な議論で知られていました。
The politician delivered a voluble discourse on economic policy.
その政治家は経済政策についてよどみない演説を行いました。
The author's latest novel features characters engaged in voluble discourse.
その作家の最新小説では、登場人物たちが多弁な会話を繰り広げています。
Despite his age, the scholar maintained a remarkably voluble discourse.
高齢にもかかわらず、その学者は驚くほど流暢な議論を維持していました。
We listened intently to her voluble discourse on the history of art.
私たちは彼女の美術史に関する雄弁な談話に熱心に耳を傾けました。
The keynote speaker's voluble discourse provided much food for thought.
基調講演者のよどみないスピーチは、多くの示唆を与えました。
Critics praised the play for its witty and voluble discourse among the characters.
批評家たちは、登場人物間の機知に富み、多弁な会話劇を称賛しました。
類似表現との違い
「eloquent speech」は「雄弁なスピーチ」という意味で、言葉が巧みで人を感動させるような話し方を指します。感情に訴えかけるニュアンスが強く、「voluble discourse」が論理的で連続的な言葉の流れを指すのに対し、より表現力や説得力に焦点を当てています。一般的な状況でも使われます。
「fluent conversation」は「流暢な会話」という意味で、言葉の滞りがなくスムーズな日常的な会話を指します。フォーマル度は低く、友人との会話などカジュアルな場面でも使われます。「voluble discourse」のような学術的・体系的な意味合いは持ちません。
「verbose explanation」は「冗長な説明」という意味で、不必要に言葉が多い、回りくどい説明を指します。ネガティブなニュアンスが強く、「voluble discourse」が持つ「流暢さ」や「雄弁さ」という肯定的な意味合いとは対照的です。
「articulate discussion」は「明瞭な議論」という意味で、意見がはっきりしていて分かりやすい議論を指します。言葉の質や明確さに焦点を当てており、「voluble discourse」の「言葉の量と流れ」とは異なる側面を強調します。こちらもフォーマルな文脈で使われますが、「voluble discourse」ほど文学的ではありません。
よくある間違い
「voluble discourse」は非常にフォーマルで学術的な表現のため、友人とのカジュアルな会話など日常的な場面で使うと不自然です。公式な場や書面での使用が適切です。
「voluble discourse」は通常、流暢さや雄弁さを肯定的に評価する文脈で使われます。もし「混乱させるほど言葉が多い」というネガティブな意味合いを表したい場合は、「verbose explanation」などの「冗長な」という意味を持つ表現の方が適切です。
学習のコツ
- 💡「voluble discourse」は非常にフォーマルで、学術論文や文学批評など、高度な書面での使用が一般的です。
- 💡口頭で使う場合も、大学での講演や公式なプレゼンテーションなど、非常に公的な場面に限られます。
- 💡「多弁」という言葉のニュアンスは、ポジティブな「雄弁さ、流暢さ」を表す場合が多いです。ネガティブな「冗長」を伝えたい場合は、別の表現を検討しましょう。
対話例
大学の学術会議で、同僚の発表について話している場面
A:
Professor Tanaka's presentation on quantum physics was quite profound.
田中教授の量子物理学に関する発表は、非常に深遠でしたね。
B:
Indeed. I was particularly impressed by his voluble discourse on string theory, making complex ideas remarkably accessible.
ええ、本当に。特に弦理論に関するよどみない解説には感銘を受けました。複雑な概念が驚くほど分かりやすくなっていました。
文学クラブで、ある作家の作品について議論している場面
A:
What did you think of the author's narrative style in the latest novel?
最新の小説における、あの作家の語り口についてどう思いますか?
B:
I found it fascinating. The characters' voluble discourse really brought the philosophical themes to life.
とても魅力的でした。登場人物たちの多弁な会話が、哲学的なテーマに本当に命を吹き込んでいましたね。
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