virtual

/ˈvɜːrtʃuəl/

英検準1級B2TOEIC ★★★
テクノロジービジネス日常学術エンターテイメント

意味

形容詞

仮想の、バーチャルの(コンピューターなどを用いて作られた、現実には存在しないが機能的には同じものとして扱われる);実質的な、事実上の(厳密にはそうではないが、実際にはそれに等しい効果や性質を持つ)

発音

/ˈvɜːrtʃuəl/

VIRtual

💡 最初の音節「vir-」を強く発音します。「v」の音は下唇を軽く噛んで「ヴ」と発音し、日本語の「バ」にならないよう注意しましょう。「r」は舌を巻く音です。「-tual」の部分は「チュアル」と聞こえますが、「チュ」の後に曖昧母音が続くような音になります。カタカナの「バーチャル」とは発音がかなり異なります。

例文

We had a virtual meeting.

カジュアル

私たちはバーチャル会議をしました。

She works in a virtual office.

カジュアル

彼女は仮想オフィスで働いています。

I bought a virtual pet.

カジュアル

私はバーチャルペットを買いました。

It was a virtual reality game.

カジュアル

それはバーチャルリアリティのゲームでした。

They offer virtual tours now.

カジュアル

彼らは現在、バーチャルツアーを提供しています。

This is a virtual copy.

カジュアル

これは実質的なコピーです。

We planned a virtual conference.

ビジネス

私たちは仮想会議を計画しました。

Consider using virtual desktops.

ビジネス

仮想デスクトップの使用を検討してください。

The agreement was a virtual treaty.

フォーマル

その合意は事実上の条約でした。

He gained virtual control.

フォーマル

彼は実質的な支配権を得ました。

変形一覧

形容詞

比較級:more virtual
最上級:most virtual

文法的注意点

  • 📝「virtual」は形容詞なので、常に名詞を修飾して使われます。例:virtual reality, virtual meeting。
  • 📝「事実上の、実質的な」という意味で使う場合、「a virtual + 名詞」の形で「ほとんど〜のような」というニュアンスを表すことがあります。例:a virtual certainty(ほとんど確実なこと)。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネスIT・技術学校・教育趣味・娯楽科学メディア・エンターテイメント

よくある間違い

It's virtually world.
It's a virtual world.

「virtually」は副詞なので名詞を修飾できません。「仮想の」という意味で名詞を修飾する場合は形容詞の「virtual」を使います。副詞の「virtually」は「事実上、ほとんど」という意味で動詞や形容詞を修飾します。

類似スペル単語との違い

actual

「virtual」が「仮想の、事実上の」という意味で、現実には存在しないか、厳密にはそうではないが同等の効果を持つことを指すのに対し、「actual」は「実際の、現実の」という意味で、現実に存在したり、本当に起こったことを指します。互いに対義語として使われることがあります。

virtuous

「virtual」と「virtuous」は語源(ラテン語のvirtus)を共有しますが、意味は大きく異なります。「virtuous」は「高潔な、有徳な」という意味で、道徳的に優れている状態を表します。発音も似ていますが、最後の音節(-ual vs -uous)で区別されます。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
virtus (美徳、力、能力)

📚 ラテン語の「virtus」(美徳、力、能力)に由来し、中世ラテン語では「効果的であること、本質的にそうであること」を意味するようになりました。この意味から「実質的な、事実上の」という用法が生まれ、20世紀後半のコンピューター技術の発展に伴い、「仮想の、バーチャルの」という新しい意味が加わりました。

学習のコツ

  • 💡「virtual reality(仮想現実)」や「virtual assistant(バーチャルアシスタント)」のように、他の単語と組み合わせて覚えると使い方が理解しやすくなります。
  • 💡「仮想の」と「事実上の、実質的な」という二つの主要な意味を文脈に合わせて使い分ける練習をしましょう。
  • 💡日本語の「バーチャル」とは発音(特にVとRの音)が異なるため、IPA記号や音声を聞いて正確な発音を身につけることが重要です。

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