意味
蒸気、水蒸気、気体、煙霧、湯気
蒸気になる、蒸発する、威張る、自慢する(古風な表現で、文学的な文脈で用いられることが多い)
発音
/ˈveɪpər/
VAPor
💡 最初の音節「VAP」を強く発音しましょう。「v」の音は、下唇を軽く噛むようにして息を出すのがポイントです。日本語の「ベイパー」とせず、しっかり「ヴ」の音を意識すると良いでしょう。最後の「-or」は口をあまり大きく開けず、軽くRを巻くように発音します。
例文
The water turned to vapor.
水は蒸気になりました。
See the vapor rising clearly.
蒸気がはっきりと上がるのが見えます。
A vapor trail crossed the sky.
飛行機雲が空を横切りました。
Mist is a form of vapor.
霧は蒸気の一種です。
His hopes vanished like vapor.
彼の希望は蒸気のように消えました。
The machine releases cool vapor.
その機械は冷たい蒸気を放出します。
Chemicals can emit harmful vapor.
化学物質は有害な蒸気を出すことがあります。
The report discussed water vapor.
レポートは水蒸気について議論しました。
The vapor condensed into liquid.
その蒸気は液体に凝縮しました。
Atmospheric vapor affects global climate.
大気中の水蒸気が地球の気候に影響します。
変形一覧
文法的注意点
- 📝vaporは不可算名詞として使われることが多いですが、具体的な「蒸気の種類」や「気体の塊」を指す場合は可算名詞として扱われ、複数形 (vapors) になることがあります。
- 📝動詞として「蒸気になる、蒸発する」という意味で使う場合、自動詞(It vapors quickly.)と他動詞(The heat vapors the liquid.)の両方の用法があります。
使用情報
よくある間違い
お湯を沸かすヤカンから出るような目に見える熱い水蒸気には通常 'steam' を使います。'vapor' は水に限らず、あらゆる物質が気体になった状態全般を指し、目に見えないガスや化学物質の気化などにも使われる、より広範な言葉です。
類似スペル単語との違い
steamは特に「高温の水蒸気」を指し、通常目に見える白い湯気を意味します。一方、vaporは水に限らず、あらゆる物質が気体になった状態全般、または目に見えない気体を含む広範な「蒸気」を指します。例えば、やかんから出るのはsteam、空気中の水分はwater vaporです。
fumeは、特に不快な臭いや有害なガス、煙などを指します。vaporはより中立的に「蒸気」や「気体」を意味するのに対し、fumeはしばしばネガティブなニュアンス(排気ガス、化学物質の煙など)で使われます。
vapidは「味気ない」「面白くない」「つまらない」という意味の形容詞で、vaporとはスペルが似ていますが、意味は全く異なります。発音も似ているため、混同しないように注意が必要です。
派生語
語源
📚 ラテン語の「vapor」が古フランス語を経て英語に入りました。元々は「煙」や「蒸気」を意味し、原始インド・ヨーロッパ語の根*wep- (湿った、湿らす)に由来するとされています。現代でも主に気体の状態を指す言葉として使われます。
学習のコツ
- 💡vaporは「水蒸気」だけでなく、あらゆる「気体」や「煙霧」を指すことを理解しましょう。
- 💡科学的な文脈や、より広い意味での「蒸気」を表現したいときに使うと適切です。
- 💡比喩的に「はかないもの」「実体のないもの」という意味で使われることもあります。
- 💡動詞として使う場合は「蒸発する」「蒸気になる」という意味になります。
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