utter slander

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/ˌʌtər ˈslændər/

utter SLANder

💡 「utter」は「アタァ」のようにRの音を意識し、ほとんど強勢を置かずに軽く発音します。「slander」は「スランダー」と発音し、強く、はっきりとLとRの音を区別するように意識してください。このフレーズの主強勢は「slander」に置かれます。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
法律ジャーナリズムビジネス政治・社会問題倫理・道徳メディア教育

構成単語

意味

全くの、根も葉もない誹謗中傷。他人の評判を意図的に傷つけるために行われる、事実無根の悪意ある発言や情報。

"Completely false and damaging statements about someone, often made publicly, with the intention of harming their reputation; a profound and malicious defamation of character."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、単なる悪口や噂話とは異なり、相手の社会的評価や名誉を意図的に傷つけるために、根拠のない悪意のある情報を広める行為を指します。非常に強い非難や怒り、失望を表す際に使われ、深刻な状況を示唆します。法的な文脈(名誉毀損訴訟など)やジャーナリズム、あるいは倫理的な議論の場で用いられることが多い、ややフォーマルな表現です。ネイティブは、言葉が引き起こす深刻な結果を意識し、安易には使いません。そのため、カジュアルな会話で耳にすることは稀ですが、もし使われた場合はその発言が極めて重大であると受け取られます。

例文

The newspaper was accused of publishing utter slander against the politician.

フォーマル

その新聞は、政治家に対する全くの誹謗中傷を掲載したとして告発されました。

He dismissed the claims as utter slander, designed to ruin his career.

ビジネス

彼はその主張を、自身のキャリアを台無しにするための全くの誹謗中傷だと一蹴しました。

Spreading utter slander online can have serious legal consequences.

フォーマル

オンラインで全くの誹謗中傷を広めることは、重大な法的結果を招く可能性があります。

Her rival’s campaign was based on utter slander and misrepresentation.

ビジネス

彼女のライバルのキャンペーンは、全くの誹謗中傷と虚偽の表示に基づいたものでした。

To call his actions corrupt would be utter slander.

フォーマル

彼の行動を不正と呼ぶのは、全くの誹謗中傷でしょう。

I cannot believe they would resort to such utter slander to win an argument.

カジュアル

議論に勝つために、彼らがそのような全くの誹謗中傷に訴えるとは信じられません。

The report contained nothing but utter slander and baseless accusations.

フォーマル

その報告書は、全くの誹謗中傷と根拠のない告発ばかりでした。

Such utter slander against a reputable company is unacceptable.

ビジネス

評判の良い企業に対するそのような全くの誹謗中傷は容認できません。

He suffered immense emotional distress due to the utter slander he endured.

フォーマル

彼は受けた全くの誹謗中傷によって、計り知れない精神的苦痛を被りました。

Ignoring utter slander allows it to fester and cause more damage.

カジュアル

全くの誹謗中傷を無視すると、それが悪化し、より大きな損害を引き起こす可能性があります。

類似表現との違い

defamationフォーマル

「defamation」は「名誉毀損」を指す包括的な法的用語で、口頭の「slander」と文書の「libel」の両方を含みます。「utter slander」は口頭(またはそれに準ずるテキストベース)の、根拠のない悪意ある中傷を強調する表現です。defamationの方がより法律用語としての色が濃いです。

libelフォーマル

「libel」は特に「文書による名誉毀損」を指します。新聞記事、書籍、ウェブサイトなど、永続的な形で発表される中傷に対して使われます。「utter slander」は口頭または一時的な形での中傷に焦点を当てている点で異なりますが、現代ではSNSなどテキストベースの悪意ある情報にも使われることがあります。

「false accusations」は「虚偽の告発」という意味で、具体的な罪や不正行為をでっち上げて人を非難する行為を指します。「utter slander」はより広範な「評判を傷つける行為」を指し、特定の告発の有無にかかわらず使われます。false accusationsはより具体的な行為への言及です。

「malicious gossip」は「悪意のある噂話」という意味で、人のプライベートな事柄について悪意をもって話すことを指します。これは「utter slander」よりもカジュアルで、必ずしも公式な名誉毀損のレベルまでいかない場合でも使われます。gossipはより個人的な話題に限定されることが多いです。

よくある間違い

utterly slander
utter slander

「utterly」は副詞であり動詞を修飾しますが、このフレーズでは「utter」が形容詞として「slander」という名詞を修飾しています。形容詞の「utter」を使うのが正しいです。

utter a slander
utter slander

「slander」は不可算名詞としても使われるため、通常は冠詞をつけずに「utter slander」と表現します。動詞として「slander (someone)」または「utter slanderous remarks」は可能ですが、このコロケーションでは「utter slander」が一般的です。

utter lying
utter slander

「lying」は「嘘をつくこと」を指しますが、「slander」は「名誉を傷つける意図を持った虚偽の発言」という、より具体的なニュアンスを含みます。「utter lying」は文法的に間違いではないですが、「utter slander」ほど的確に状況を表せません。

学習のコツ

  • 💡「utter」は「全くの、完全な」という意味の形容詞で、後ろに来る名詞の意味を強調します。slanderのような強い否定的な名詞と相性が良いです。
  • 💡このフレーズは、単なる口ゲンカや不満ではなく、相手の評判を意図的に破壊しようとする深刻な行為に対して使われます。
  • 💡主に法的文書、ニュース記事、フォーマルな議論などで見聞きすることが多い表現だと覚えておきましょう。

対話例

会議で、競合他社からの不当な非難について話し合っている。

A:

The claims made by our competitor are completely baseless.

競合他社からの主張は全く根拠がありません。

B:

Indeed. It's nothing short of utter slander, designed to undermine our reputation.

全くです。それは私たちの評判を損なわせるための、全くの誹謗中傷に他なりません。

ニュース番組で、政治家に対するオンラインでの攻撃についてコメントしている。

A:

The amount of misinformation circulating about the candidate is alarming.

候補者に関する誤情報の流通量は憂慮すべきものです。

B:

Many of these posts are not just critical, but outright utter slander, intended to damage his public image.

これらの投稿の多くは、単なる批判ではなく、彼の公のイメージを傷つけることを目的とした全くの誹謗中傷です。

Memorizeアプリで効率的に学習

utter slander を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習