upset someone
発音
/ʌpˈsɛt ˈsʌmˌwʌn/
upSET SOMEone
💡 動詞の『upset』に主要なアクセントを置き、目的語の『someone』はそれに続くように発音します。感情的な動揺を表すため、『upset』の部分に感情を込めて発音すると、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
誰かの気分を害する、動揺させる、心配させる、怒らせる。
"To make someone feel sad, worried, angry, or disappointed; to disturb someone's emotional or mental composure."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行動や出来事が、誰かの感情にネガティブな影響を与え、その人が悲しみ、心配、怒り、または不満を感じるようにさせる状況で使われます。意図的に相手の感情を害する場合もありますが、意図せず結果的に相手を動揺させてしまう場合にも使われます。フォーマル度は比較的ニュートラルで、友人とのカジュアルな会話から、ビジネスにおける顧客や従業員の感情に配慮する場面、あるいはニュース報道などで広く使われます。感情的な影響を直接的に表現する際にネイティブがよく使う表現です。
例文
I didn't mean to upset her with my comments.
私のコメントで彼女を動揺させるつもりはありませんでした。
Please don't upset your little brother; he's already sad.
幼い弟を悲しませないでください。もう悲しんでいますから。
The sudden news really upset a lot of people.
その突然の知らせは多くの人々を本当に動揺させました。
He was careful not to upset his parents with his decision.
彼は自分の決断で両親を悲しませないよう気をつけていました。
The bad review might upset some of our loyal customers.
悪いレビューは、一部の忠実な顧客を不快にさせるかもしれません。
We need to handle this situation delicately so as not to upset our international partners.
国際的なパートナーを不快にさせないよう、この状況は慎重に対処する必要があります。
The manager's abrupt change in policy could upset the entire team.
マネージャーの突然の方針変更は、チーム全体を動揺させる可能性があります。
It is imperative that we avoid any action that may upset the delicate diplomatic relations.
デリケートな外交関係を損なう可能性のあるいかなる行動も避けることが不可欠です。
Such a drastic measure could upset the established order.
そのような抜本的な措置は、確立された秩序を乱す可能性があります。
Don't upset the teacher with your silly questions.
ばかげた質問で先生を困らせないでください。
類似表現との違い
『upset someone』は相手を悲しませる、心配させる、怒らせるなど幅広い感情の動揺を指すのに対し、『offend someone』はより意図的に相手の感情を害する、侮辱する、不快感を与えるというニュアンスが強いです。マナー違反や倫理に反する行為が原因で使われることが多いです。
『upset someone』が比較的強い感情の動揺(悲しみ、怒り、心配)を含むのに対し、『annoy someone』は相手をイライラさせる、ちょっとした不快感を与える、という比較的軽い感情を指します。持続的な行動によって引き起こされることが多いです。
『upset someone』が感情的な動揺に焦点を当てるのに対し、『bother someone』は誰かを邪魔する、困らせる、迷惑をかけるという意味合いが強いです。必ずしも感情が強く動揺するわけではなく、煩わしさや不便さを与える場合に用いられます。
『upset someone』が感情の乱れを直接的に表すのに対し、『disturb someone』は相手の平静や集中を妨げる、邪魔をする、あるいは物理的な安寧を乱すという、より広い意味で使われます。感情的な動揺も含まれますが、精神的な集中を妨げる側面が強いです。
『upset someone』は怒りだけでなく、悲しみや心配、失望など様々なネガティブな感情を含むのに対し、『make someone angry』は相手を『怒らせる』という感情に特化しています。より具体的な感情を指したい場合に用いられます。
よくある間違い
『upset』は他動詞なので、目的語(someone)を直接取ります。『to』のような前置詞は不要です。 『upset + 目的語』 の形で使用します。
『upset』を他動詞として使う場合、『(主語)が(目的語)を動揺させる』という能動態の構造になります。もし『彼がニュースによって動揺した』という受動態を表現したい場合は、『He was upset by/about the news.』と『by』や『about』を加えて表現します。
学習のコツ
- 💡『upset』は動詞、形容詞、名詞として使われ、動詞としては過去形・過去分詞形も『upset』と形が変化しません。
- 💡『upset someone』は『誰かを動揺させる』という能動的な行為を表しますが、『be upset about/by/with something/someone』のように受動態で使うと、『〜に動揺している、悲しんでいる』という状態を表します。
- 💡幅広いネガティブな感情(悲しみ、心配、怒り、不満など)を引き起こす状況で使える便利な表現です。
対話例
友人が意図せず誰かを怒らせてしまったことについて話しています。
A:
I heard you had a little misunderstanding with Mark yesterday. Is everything okay?
昨日マークとちょっとした誤解があったって聞いたけど、大丈夫?
B:
Oh, yeah. I think I might have accidentally upset him when I made that joke about his new car. I didn't mean to.
ああ、そうなんだ。彼の新しい車のジョークを言った時、うっかり彼を怒らせちゃったかもしれない。そんなつもりじゃなかったんだけど。
職場で顧客対応について話しています。
A:
We need to be very careful with the wording in this announcement.
この発表文の言葉遣いには細心の注意が必要です。
B:
Absolutely. We can't afford to upset our long-term clients with any ambiguous statements.
全くその通りです。曖昧な表現で長年お付き合いのあるお客様の気分を害するわけにはいきません。
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