bother someone
発音
/ˈbɑːðər ˈsʌmwʌn/
BOTHER someone
💡 「bother」の「th」は「ヴ」のような音(有声歯摩擦音)で、舌を歯で軽く挟んで発音します。全体としては「ボザー サムワン」のように発音し、「ボザー」の「ボ」に強勢を置くのが自然です。
使用情報
構成単語
意味
人の邪魔をする、迷惑をかける、煩わせる
"To annoy or disturb someone, often in a minor way, or to cause inconvenience to them."
💡 ニュアンス・使い方
相手に少しの不便や不快感を与えること、あるいは集中を妨げることを指します。「Sorry to bother you, but...(お邪魔して申し訳ありませんが…)」のように、相手への配慮を示す丁寧な依頼の導入としても非常によく使われます。物理的な邪魔だけでなく、質問攻めや無関係な話で相手の時間を奪うような精神的な迷惑も含まれます。ややカジュアルな場面からビジネスまで幅広く使えますが、フォーマルな場ではより丁寧な表現を選ぶこともあります。
例文
Sorry to bother you, but could you help me with this?
お邪魔して申し訳ないのですが、これを手伝っていただけますか?
Don't bother me while I'm reading.
読書中は私を邪魔しないでくれ。
I hope I'm not bothering you by asking so many questions.
たくさん質問して、あなたにご迷惑をおかけしていなければ良いのですが。
He keeps bothering her with phone calls even after she asked him to stop.
彼女が止めるように頼んだ後も、彼は電話をかけ続けて彼女を困らせている。
Please don't bother your brother when he's studying.
お兄さんが勉強しているときは、邪魔しないでね。
I wouldn't want to bother you with such a minor issue, but it's important.
そのような些細なことでお手間を取らせたくはないのですが、重要なことなのです。
We apologize if our construction work has bothered anyone in the neighborhood.
私たちの建設作業が近隣の方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
Sorry to bother you during your busy schedule, but could we briefly discuss the new project?
お忙しいところ恐縮ですが、新しいプロジェクトについて少しお話しできますでしょうか?
(〜を)気にする、悩ませる、心配させる
"To cause someone to worry, be concerned, or be upset about something. Often used in negative or interrogative sentences."
💡 ニュアンス・使い方
何かが人の心に引っかかり、不安や心配の種となることを指します。特に否定文や疑問文でよく使われ、「Does it bother you?(それは気になりますか?)」や「It doesn't bother me.(私は全く気になりません)」といった形で、相手の感情的な反応を尋ねたり、自分の感情を伝えたりする際に用いられます。精神的な負担や不快感を表現する際に適しています。
例文
Does the noise from outside bother you?
外からの騒音は気になりますか?
It doesn't bother me at all; I'm used to it.
私は全く気になりません。慣れていますから。
What bothers me most is his lack of punctuality.
私が一番気になるのは彼の時間厳守の欠如です。
Don't let their opinions bother you.
彼らの意見に悩まされないでください。
She was bothered by the strange silence.
彼女はその奇妙な静けさに落ち着かなかった。
Please inform us if any aspect of the new policy bothers you.
新しい方針のいずれかの側面で気になる点がございましたら、お知らせください。
The discrepancy in the data began to bother the auditors.
データ内の不一致が監査役たちを悩ませ始めた。
He seems to be bothered by something; he's been very quiet all day.
彼は何かを気にしているようです。一日中とても静かです。
類似表現との違い
「disturb」は「bother」よりもフォーマルで、より深刻な「妨害」や「混乱させる」という意味合いが強いです。「bother」は「ちょっとした迷惑をかける」「気を散らせる」といった、より軽度な邪魔を指すことが多いです。
「annoy」は、相手をイライラさせたり不快にさせたりする、感情的な側面が強調されます。「bother」は「邪魔をする」「気にかける」といった意味合いが強く、必ずしもイライラさせるわけではありません。不快感の度合いで使い分けます。
「trouble」は「bother」と似ていますが、もう少し深刻な問題や困難を引き起こす場合に使うことが多いです。「bother」は「ちょっとした迷惑」に対して、「trouble」は「厄介事」や「困り事」といったニュアンスで使われます。
「interrupt」は、特に会話や作業を「中断させる」「遮る」という具体的な行動に焦点を当てます。「bother」はより広範な意味で「迷惑をかける」「邪魔をする」ことを指し、必ずしも中断を伴うとは限りません。
「pester」は、しつこく要求したり、執拗に付きまとったりして相手をうんざりさせる、より強いネガティブなニュアンスがあります。「bother」はそこまで執拗ではない軽度の迷惑を表すことが多いです。
よくある間違い
「bother」は「誰かに迷惑をかける」という意味で使う場合、直接目的語を取る他動詞なので、「to」などの前置詞は不要です。「bother someone」が正しい形です。
「〜を気にする/悩ませる」という意味で使う場合も、「bother」は直接目的語を取ります。「for」などの前置詞は必要ありません。
学習のコツ
- 💡「Sorry to bother you, but...」は、何か依頼をする際に相手への配慮を示す非常に丁寧なフレーズです。覚えておくと便利です。
- 💡否定文(Don't bother me. / It doesn't bother me.)や疑問文(Does it bother you?)でよく使われます。
- 💡相手に軽い迷惑をかけることを謝罪する「I hate to bother you, but...」も頻出です。
- 💡「bother」の後ろには、人だけでなく、騒音や状況など迷惑の原因となるものも目的語として置くことができます。
対話例
オフィスで同僚に軽い質問をする
A:
Excuse me, Sarah. Sorry to bother you, but do you have a moment to check this email?
すみません、サラ。お邪魔して申し訳ないのですが、このメールを少し確認していただけますか?
B:
No bother at all, Mark. Sure, I can take a look right now.
いえ、全く構いませんよ、マーク。ええ、今すぐ確認できます。
友人との会話で、相手の心配事を解消する
A:
I hope my dog's barking didn't bother you last night.
昨夜、うちの犬の吠え声が気にならなかったでしょうか。
B:
Not at all! I barely heard it. Don't let it bother you.
全く気になりませんでしたよ!ほとんど聞こえませんでした。気にしないでくださいね。
親が子供に、弟をからかわないように注意する
A:
Stop bothering your little brother, Tom. Let him play quietly.
トム、弟をからかうのはやめなさい。静かに遊ばせてあげて。
B:
But Mom, I was just trying to play with him!
でもママ、ただ一緒に遊ぼうとしてただけだよ!
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