bother with

句動詞英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ˈbɑːðər wɪð/

BOTHER with

💡 「bother」は「ボァザー」のように発音し、「th」は舌を上下の歯で軽く挟み、振動させて「ズ」に近い音を出します。「with」の「th」も同様です。全体的に「バザーウィズ」というよりは、舌の動きを意識して発音しましょう。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育趣味・娯楽海外旅行家事仕事

構成単語

意味

(〜に)関わる、(〜のために)手間をかける、(〜に)煩わされる

"To make the effort or take the trouble to do something, especially when it is seen as unnecessary, bothersome, or not worth the effort. Often used in negative statements or questions."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、ある物事や人に対して時間や労力を割くこと、あるいは関心を払うことを指します。特に、それが面倒だと感じたり、不必要だと思ったりする文脈で使われることが多いのが特徴です。 **どんな場面で使うか**: 主に否定文や疑問文で使われ、「なぜわざわざそんなことをするのか」「〜する必要はない」という気持ちを表します。相手に余計な手間をかけさせたくない時や、自分が面倒なことを避けたい時に使います。ビジネスシーンでは、不要な作業を省く指示を出す際などにも使われますが、個人的な感情が入りやすいため、状況によってはより丁寧な表現を選ぶこともあります。 **どんな気持ちを表すか**: 面倒、わずらわしい、不必要、無関心、したくない、といった気持ち。また、相手への配慮から「気にしないで」「わざわざ〜しなくていい」という気遣いの気持ちを表すこともあります。 **フォーマル度**: "neutral" で、カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。ただし、ネガティブなニュアンスを含むため、ビジネスで使う場合は、やや直接的でぶっきらぼうな印象を与える可能性もあるため注意が必要です。 **ネイティブがどう感じるか**: 「わざわざ〜することないよ」「そんなことどうでもいい」という、手間を省く、あるいは無関心な態度を示す表現として認識されます。相手への配慮から使うこともあれば、自分の面倒くさがりな気持ちを表すこともあります。

例文

Don't bother with the dishes, I'll do them later.

カジュアル

お皿は気にしないでください、後で私がやりますから。

I didn't bother with breakfast this morning because I was in a hurry.

カジュアル

今朝は急いでいたので、朝食は摂りませんでした。

Why bother with a reservation? I'm sure we can just walk in.

カジュアル

予約なんか要りますか?きっと入れるはずですよ。

She never bothers with small talk; she just gets straight to the point.

カジュアル

彼女は雑談なんてしません。すぐに本題に入ります。

It's just a tiny scratch, I won't bother with fixing it.

カジュアル

ただの小さい傷だから、直す手間はかけません。

Please don't bother with a formal report; an email summary will suffice.

ビジネス

正式な報告書は必要ありません。メールでの要約で十分です。

We shouldn't bother with these minor issues; let's focus on the main objective.

ビジネス

これらの些細な問題に時間をかけるべきではありません。主な目標に集中しましょう。

Given the time constraints, we decided not to bother with extensive market research for this preliminary phase.

フォーマル

時間の制約を考慮し、この予備段階では広範な市場調査は行わないことにしました。

When traveling light, I don't bother with a lot of heavy books.

カジュアル

身軽に旅行するときは、重い本をたくさん持っていく手間はかけません。

Don't bother with cleaning up now, we can do it later.

カジュアル

今すぐ片付けるのはやめて、後でできますよ。

The committee determined it was unnecessary to bother with further investigations into the matter.

フォーマル

委員会は、その件に関してさらなる調査をする必要はないと判断しました。

He doesn't bother with checking his emails on weekends.

カジュアル

彼は週末にメールをチェックすることに手間をかけません。

類似表現との違い

"bother to do something" は「〜する手間をかける」という、具体的な動詞の行動に焦点を当てます。一方、"bother with (something)" は「〜という物事・状況に煩わされる、関わる」と、名詞や動名詞の対象に焦点を当てます。意味合いは似ていますが、withの後は名詞(句)や動名詞が来ることが一般的です。

trouble oneself withフォーマル

"trouble oneself with" は「〜で心を悩ませる、〜を気にかける」という、より精神的な負担や心配事に焦点を当てます。また、"bother with" よりもややフォーマルで、古い響きがあります。"bother with" は、手間や労力を物理的・時間的に避けるニュアンスが強いです。

deal with中立

"deal with" は「〜に対処する」「〜を処理する」という、問題や状況に積極的に取り組むニュアンスがあります。一方、"bother with" は、手間や労力を避ける、またはその価値がないと見なす、というネガティブな、あるいは消極的なニュアンスが強いです。

"care about" は「〜を気にかける」「〜に関心がある」という感情的な関わりを示します。"bother with" が手間や労力、煩わしさを伴う行動への言及であるのに対し、"care about" は主に感情的な側面を指します。

よくある間違い

Don't bother for that.
Don't bother with that.

「〜に関して」という意味で手間をかける対象を指す場合、前置詞は通常 "with" を使います。"for" は目的を示す場合に使うことが多いです。

I didn't bother with prepare dinner.
I didn't bother with preparing dinner.

"with" は前置詞なので、その後に動詞が続く場合は動名詞(-ing形)にする必要があります。「prepare dinner」ではなく「preparing dinner」が正しい形です。

学習のコツ

  • 💡否定文 "Don't bother with..." や疑問文 "Why bother with...?" で非常によく使われます。
  • 💡「わざわざ〜する必要はない」「〜なんて気にするな」といった、手間を省く、あるいは無関心を示すニュアンスを理解しましょう。
  • 💡"with" の後には名詞句か動名詞が続きます。

対話例

友人がパーティーの手伝いを申し出ている

A:

Do you want me to bother with bringing drinks?

飲み物を持っていく手間をかけた方がいいかな?

B:

No, don't bother with drinks. We've got plenty here!

いや、飲み物は気にしないで。ここにたくさんあるから!

上司とプロジェクトの細部について話している

A:

Should I bother with creating a detailed spreadsheet for this minor task?

この些細なタスクのために詳細なスプレッドシートを作る手間をかけるべきでしょうか?

B:

No, please don't bother with that. A simple list will be fine.

いいえ、それは結構です。簡単なリストで十分ですよ。

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