trying period
発音
/ˌtraɪɪŋ ˈpɪəriəd/
trying PERiod
💡 「trying」は「t(r)ai」の部分を強く発音し、「period」は最初の「pi」を強調して発音します。どちらの単語も最初の音節にアクセントが来ることを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
困難や試練が続く時期、厳しい状況にある期間。
"A difficult or challenging time that tests a person's or an organization's resilience, strength, or resolve; a period requiring endurance and effort."
💡 ニュアンス・使い方
個人や組織が精神的、肉体的に厳しい状況に直面し、それを乗り越えるための忍耐や努力が求められる時期を指します。「困難な時期」というだけでなく、「試練」や「踏ん張りどころ」といったニュアンスが強く含まれます。ビジネスシーンやニュース報道など比較的フォーマルな文脈でよく使われますが、友人との日常会話でも個人の困難を表現する際に用いられます。ネイティブはこの表現を使うことで、単に「大変」というだけでなく、その状況が持つ「重み」や「克服すべき課題」を明確に伝えていると感じます。
例文
After losing her job, she went through a trying period.
仕事を失ってから、彼女は試練の時期を経験しました。
The first few months of starting a new business can be a trying period for anyone.
新しいビジネスを始めて最初の数ヶ月は、誰にとっても試練の時期となり得ます。
Moving to a new country was a trying period for me, but I learned a lot.
新しい国への引っ越しは私にとって試練の時期でしたが、多くのことを学びました。
We're going through a trying period as a family right now, but we'll get through it together.
今、家族として困難な時期を迎えていますが、一緒に乗り越えましょう。
Learning a new skill always involves a trying period of frustration and progress.
新しいスキルを学ぶ際には常に、フラストレーションと進歩の入り混じった試練の時期が伴います。
It's a trying period for students preparing for university entrance exams.
大学受験を控える生徒たちにとっては、試練の時期です。
The company is facing a trying period due to the economic downturn.
景気後退により、その会社は困難な時期に直面しています。
Navigating the post-pandemic market will be a trying period for many businesses.
パンデミック後の市場を乗り切ることは、多くの企業にとって試練の時期となるでしょう。
Management acknowledged it was a trying period for all employees.
経営陣は、全従業員にとって困難な時期であることを認めました。
The nation is currently experiencing a trying period of political instability.
その国は現在、政治的不安定という試練の時期を経験しています。
Historians often refer to the post-war years as a trying period for social reconstruction.
歴史家はしばしば戦後の数年間を社会再建のための試練の時期と呼びます。
類似表現との違い
「trying period」とほぼ同じ意味ですが、「trying period」の方が「忍耐や努力を要求される」というニュアンスがより強調されます。「difficult time」は単純に「大変な時期」という客観的な記述に近いです。
「trying period」と同様に困難な時期を表しますが、「challenging time」は「困難ではあるが、成長の機会でもある」という前向きな意味合いを含むことがあります。「trying period」はもう少し客観的に「厳しい」状況を指します。
より口語的で、短期間の困難な時期を指すことが多いです。「ちょっとした不調」のようなニュアンスで使われることもあります。「trying period」はもう少し長期的、あるいは深刻な状況に用いられます。
「trying period」と非常によく似ていますが、「phase」は「段階」を意味するため、困難な状況が一時的な段階であることを示唆します。「trying period」も一時的であることは含意しますが、「tough phase」の方がその移り変わりが明確です。
よくある間違い
「trial period」は「試用期間」という意味で、「試練の時期」を意味する「trying period」とは全く異なります。「trying」はここでは「苦難をもたらす、つらい」という意味の形容詞として機能します。
「a trying time」も間違いではありませんが、「period」を使うことで、より明確に「ある一定の期間」を強調し、ビジネスやニュースなどのフォーマルな文脈にもなじみます。文脈に応じて使い分けましょう。
学習のコツ
- 💡「trying」は「試す」という動詞の現在分詞だけでなく、「困難な、骨の折れる」という意味の形容詞としても使われることを覚えましょう。
- 💡「period」の代わりに「time」や「phase」も使えますが、それぞれわずかにニュアンスが異なります。文脈に合わせて使い分けを意識しましょう。
- 💡ニュース記事やビジネス文書、講演などでこの表現が使われている場面に注意して、具体的な使われ方を確認すると理解が深まります。
対話例
友人が仕事で大変な時期を迎えている状況
A:
How's work going, Sarah? You seem a bit stressed.
サラ、仕事どう?少しストレスを感じているように見えるけど。
B:
It's a trying period right now. We're restructuring, and it's quite demanding.
今は試練の時期だよ。組織再編中で、かなり大変なんだ。
経済状況について話している状況
A:
The news mentioned the retail sector is really struggling.
ニュースで小売業界が本当に苦戦しているって言ってたね。
B:
Yes, it's definitely a trying period for many businesses, especially with inflation rising.
ええ、インフレが進む中で、多くの企業にとって間違いなく困難な時期ですね。
チームの現状について話している状況
A:
The basketball team lost their last three games. What's going on?
バスケットボールチーム、ここ3試合負け続けてるね。どうしたんだろう?
B:
They're going through a trying period with several key players injured. They need to bounce back soon.
数人の主力選手が怪我をしていて、試練の時期を迎えているんです。早く立て直す必要がありますね。
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