特定の主義・主張に偏った、意図的に偏向した、党派的な
/tɛnˈdɛnʃəs/
tenDENtious
💡 この単語は、真ん中の「デン」(-den-)の部分を最も強く発音します。「テンデンシャス」ではなく、「テン・デン・シャス」と、特に二つ目の音節を強調するイメージです。最後の「シャス」は弱く短く発音しましょう。日本語にはない音の組み合わせですが、各音節を意識して練習すると良いでしょう。
Such tendentious views can divide us.
そのような偏向した見解は私たちを分断しかねません。
He writes tendentious political commentary.
彼は偏向的な政治評論を書いています。
The movie had a tendentious plot.
その映画は偏向的な筋書きでした。
Do not accept tendentious arguments.
偏向した議論を受け入れてはいけません。
Beware of tendentious interpretations.
偏向的な解釈には注意が必要です。
Avoid tendentious claims in your writing.
文章では偏った主張を避けてください。
Her speech was overtly tendentious.
彼女のスピーチはあからさまに偏向的でした。
It was a tendentious presentation.
それは偏ったプレゼンテーションでした。
His tendentious report lacked fairness.
彼の偏向した報告書は公平性に欠けていました。
That article offers tendentious analysis.
その記事は偏向的な分析を提示しています。
「tendentious」は「biased」(偏った)というよりも、さらに「特定の立場を意図的に支持するために偏向している」という強いニュアンスを含みます。単に偏っているだけでなく、明確な目的を持って偏っている場合に用います。
「biased」は「偏見がある、一方に偏っている」という一般的な意味合いで使われますが、「tendentious」は、より意図的かつ目的を持って特定の立場を支持するために偏向している、という強いニュアンスがあります。Tendentiousは特定の結論に誘導しようとする意図を強く含みます。
「prejudiced」は、特に人種、宗教、性別などに対する根拠のない先入観や偏見を持っている状態を指します。一方、「tendentious」は、ある情報や議論が特定の意見や立場に意図的に傾いていることを指し、感情的な偏見とは少し異なる文脈で使われます。
「partisan」も「党派的な、ひいきのある」という意味で似ていますが、「tendentious」はより広範な文脈で、特定の主義・主張に偏る傾向を指します。「partisan」は政治的党派などに限定されることが多いのに対し、「tendentious」は報道、分析、作品など、より広い情報や表現の偏向について使われます。
📚 この単語は、ラテン語の動詞 `tendere`(伸ばす、傾く、傾向がある)に由来し、中世ラテン語の `tendentiosus` を経て英語に入りました。語源から「ある特定の方向へ意図的に傾いている」という意味合いが読み取れます。
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