serious misnomer
発音
/ˌsɪəriəs mɪsˈnoʊmər/
serious misNOmer
💡 「serious」は「スィーリアス」のように発音し、語尾の「s」は濁らない「ス」です。「misnomer」は「ミスノーマー」と発音し、「ノー」の部分を強く、長く発音します。
使用情報
構成単語
意味
実際の意味や内容とは大きくかけ離れていて、非常に不適切または誤解を招くような名称や呼び方。深刻な誤称、ひどい間違い。
"A name, term, or description that is significantly and demonstrably inaccurate, inappropriate, or misleading when applied to a particular person, thing, or concept. It implies a substantial discrepancy between the name and the reality."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある物事や人物、状況に対して使われている名称が、その本質や実態と大きくかけ離れていると感じたときに使われます。単なる「間違い」ではなく、「深刻な」「ひどい」間違いであることを強調する際に用いられます。 例えば、非常に退屈な映画に「エキサイティングな冒険」というタイトルが付けられていたり、不公平なシステムが「公正な評価」と称されたりする場合などです。話者は、その名称の不適切さに対する強い違和感や、時には皮肉、批判の気持ちを表します。 フォーマル度は中程度からやや高めです。ビジネスの会議や報告書、学術的な議論など、より正確な言葉が求められる場面で、ある名称の不適切さを指摘する際に有効です。日常会話でも使われますが、相手に誤りを指摘する際に、より丁寧な言い方を選ぶこともあります。ネイティブスピーカーにとっては、その名称が事実と大きく異なっているという強い主張として受け取られます。
例文
Calling this quiet village a "bustling metropolis" would be a serious misnomer.
この静かな村を「賑やかな大都市」と呼ぶのは、深刻な誤称でしょう。
The term "cost-saving measure" turned out to be a serious misnomer, as it led to increased expenses in the long run.
「コスト削減策」という言葉は、長期的には経費増加につながったため、まったくの誤称であることが判明しました。
To describe their current financial situation as "stable" would be a serious misnomer given their mounting debts.
膨らむ借金を考慮すると、彼らの現在の財政状況を「安定している」と表現するのは深刻な誤称と言えるでしょう。
Her title of "team leader" was a serious misnomer; she never took charge of anything.
彼女の「チームリーダー」という肩書きは、何一つ主導しなかったので、まったくの誤称でした。
Labeling the complex algorithm as "simple" is a serious misnomer for anyone without an advanced technical background.
この複雑なアルゴリズムを「シンプル」と表現するのは、高度な技術的背景を持たない人にとっては深刻な誤称です。
Some critics argued that "romantic comedy" was a serious misnomer for the film, as it contained very little romance or humor.
批評家の中には、この映画にはロマンスもユーモアもほとんど含まれていなかったため、「ロマンティックコメディ」という表現は深刻な誤称だと主張する者もいました。
The government's claim of "unanimous support" was a serious misnomer, as opposition groups had voiced strong objections.
政府の「全会一致の支持」という主張は、反対派が強く異議を唱えていたため、深刻な誤称でした。
"Sustainable development" can be a serious misnomer if the practices adopted cause more environmental harm.
採用された手法がより多くの環境破壊を引き起こす場合、「持続可能な開発」という言葉は深刻な誤称になり得ます。
For a person who rarely helps others, "altruist" would be a serious misnomer.
めったに他人を助けない人にとって、「利他主義者」という言葉は深刻な誤称でしょう。
Referring to the ancient ritual as a "modern invention" is a serious misnomer that distorts its historical significance.
その古代の儀式を「現代の発明」と呼ぶのは、その歴史的意義を歪める深刻な誤称です。
類似表現との違い
「完全に、全く」という意味の"complete"が使われることで、その名称が「完全に」「全く」不適切であることを強調します。"serious misnomer" と同様に不適切さの度合いが大きいことを示しますが、より絶対的な意味合いを含みます。
"gross"は「ひどい」「甚だしい」といった意味で、"serious"と同様に、その誤称が非常に重大であることを強調します。"serious misnomer" と意味合いが非常に近く、互換性があります。
"total"も"complete"と同様に、「完全に」「全く」という全体的な不適切さを強調します。`serious misnomer`よりも、あらゆる点で誤っているというニュアンスが強いです。
これは直接的な「誤称」というよりは、「言葉の選び方が不適切だった」という状況に使われます。意図的に間違った名前をつけたわけではなく、結果的に適切ではなかったというニュアンスが含まれます。"serious misnomer"は、その名称自体が根本的に間違っているという強い主張です。
学習のコツ
- 💡「misnomer」は単体でも「誤称」という意味ですが、「serious」を付けることで、その誤称がいかに深刻で不適切であるかを強調できます。
- 💡ある名称が事実と大きく食い違っていると感じる、批判的なニュアンスを伝えたいときに効果的です。
- 💡ビジネスや学術的な議論など、より正確な言葉が求められる場面で、誤りを指摘する際に役立ちます。
対話例
新しいプロジェクトの命名について
A:
They've decided to call our new, complex data analysis tool 'SimpleStats'.
彼ら、私たちの新しい複雑なデータ分析ツールを『SimpleStats』と名付けることにしたらしいよ。
B:
SimpleStats? That sounds like a serious misnomer, considering all the advanced features it has.
SimpleStats?搭載されている高度な機能を考えると、それは深刻な誤称に聞こえるね。
ある本のジャンルについて
A:
I picked up that book you recommended, 'The Joy of Solitude'. It was quite melancholic, actually.
おすすめしてくれた『孤独の喜び』という本、読んでみたんだけど、実際はかなり憂鬱な内容だったよ。
B:
Oh, really? 'The Joy of Solitude' sounds like a serious misnomer then. I guess the title didn't quite capture the mood.
え、そうなの?それなら『孤独の喜び』は深刻な誤称だね。タイトルが内容をうまく捉えられてなかったんだね。
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