secure enclosure
発音
/sɪˈkjʊər ɪnˈkloʊʒər/
sɪˈkjʊər ɪnˈkloʊʒər
💡 secureの『キュア』、enclosureの『クロー』を強く発音し、全体を流れるようにつなげます。特に『enclosure』の『s』は『z』に近い音になります。
使用情報
構成単語
意味
物理的にしっかりと保護された囲いや場所。人や物、動物などを外部の危険から守るために設計された、安全性の高い空間や構造物を指します。
"A physically strong and safe area or structure designed to protect people, objects, or animals from external dangers or unauthorized access."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に『囲われた場所』を意味する『enclosure』に、『secure(安全な、しっかりと固定された)』という形容詞が付くことで、その場所が持つ高い安全性や堅牢性を強調します。物理的なバリアや監視システムなどによって、外部からの侵入や内部からの脱走を防ぐ機能を持つ空間を指すことが多いです。 **どんな場面で使うか:** 高価な物品の保管場所、危険な動物の飼育施設、機密情報が保管される部屋、または産業機械の保護カバーなど、物理的なセキュリティが非常に重要な状況で用いられます。 **どんな気持ちを表すか:** 厳重な保護、信頼できる安全対策、または慎重な管理といったニュアンスを含みます。 **フォーマル度:** ややフォーマルから中程度で、ビジネス、技術、科学、または公式な文書で頻繁に使用されます。日常会話で使うことは稀ですが、特定の状況下(例:『このペットは安全な囲いの中にいるべきだ』)では自然に使われます。 **ネイティブがどう感じるか:** 堅牢で信頼できる安全対策が施されている、という印象を受けます。安易な『safe place』とは異なり、専門的かつ具体的な保護機能を持つ場所であることを示唆します。
例文
The museum stores its most valuable artifacts in a secure enclosure with climate control.
その美術館は、最も価値のある工芸品を空調管理された安全な囲いの中に保管しています。
We need to design a secure enclosure for the server racks to prevent unauthorized access.
不正アクセスを防ぐため、サーバーラック用の安全な囲いを設計する必要があります。
The zoo provides a large secure enclosure for its lions, replicating their natural habitat.
その動物園はライオンのために、自然の生息地を再現した広々とした安全な囲いを提供しています。
The construction site had a secure enclosure to keep tools and materials safe overnight.
建設現場には、工具や資材を一晩安全に保管するための厳重な囲いがありました。
Make sure the rare plant is kept in a secure enclosure to protect it from pests.
その珍しい植物が害虫から守られるよう、安全な囲いの中に保管されていることを確認してください。
The new data center features a secure enclosure around its critical infrastructure.
新しいデータセンターは、基幹インフラを囲む厳重な囲いを特徴としています。
A secure enclosure is essential for handling hazardous waste materials.
危険廃棄物を取り扱うには、安全な囲いが不可欠です。
He built a small, secure enclosure in his backyard for his pet rabbits.
彼は裏庭に、ペットのウサギのために小さな安全な囲いを作りました。
The blueprint specifies a secure enclosure for the main electrical panel.
設計図には、主配電盤用の安全な囲いが明記されています。
The research facility uses secure enclosures to isolate experimental organisms.
その研究施設は、実験生物を隔離するために安全な囲いを使用しています。
類似表現との違い
より一般的で広範な『安全な場所』を指します。物理的な堅牢さや保護の厳重さよりも、危険がないという安心感を強調する傾向があります。『secure enclosure』が具体的な構造物や空間の安全性・堅牢性を指すのに対し、『safe area』はより抽象的または一時的な状況にも使われます。
特定の目的のために保護・管理されている区域を指します。『secure enclosure』と意味合いは近いですが、『protected zone』は物理的な囲いだけでなく、法的・行政的な規制や監視によって保護されているニュアンスも持ちます。例えば、環境保護区や軍事制限区域などに使われます。
立ち入りが制限されている場所を指します。セキュリティレベルは高いことが多いですが、『secure enclosure』のように物理的な構造物の堅牢さよりも、アクセス制限に重点が置かれます。必ずしも『secure enclosure』であるとは限りません。
文字通り『フェンスで囲まれた場所』を意味します。物理的な囲いを指す点では似ていますが、『fenced area』は単にフェンスがあることを示し、その堅牢性やセキュリティレベルについては言及しません。必ずしも『secure』ではない可能性があります。
よくある間違い
『security enclosure』は全く間違いというわけではありませんが、ネイティブは通常『secure enclosure』を使います。『security』は名詞で『警備、安全性』を意味しますが、形容詞として『安全な』という意味で使う場合は『secure』がより自然です。例:『security system(警備システム)』 vs 『secure system(安全なシステム)』
『safety enclosure』も意味は通じますが、『secure enclosure』の方がより『堅固で物理的に保護された』というニュアンスを強調します。『safety』は広範な『安全』を指すのに対し、『secure』は『物理的な脅威からの保護』や『固定された状態』を強く示します。
学習のコツ
- 💡『secure』は『安全な』だけでなく、『しっかりと固定された』という意味もあるため、物理的な囲いや構造物の安定性・堅牢性を表現したい時に適しています。
- 💡ビジネスや技術系の文書では頻繁に登場します。特に、データセンター、研究施設、動物園、博物館などの文脈で注意して見てみましょう。
- 💡『enclosure』自体が『囲い』を意味するため、『secure』が付くことで、その囲いの安全性・保護機能が高いことを強調できます。
対話例
動物園の設計に関する会議
A:
For the new leopard habitat, we need to ensure it's a completely secure enclosure.
新しいヒョウの生息地については、完全に安全な囲いにする必要があります。
B:
Absolutely. We'll use reinforced steel and multiple locks, plus surveillance cameras.
もちろんです。補強された鋼材と複数のロック、さらに監視カメラも設置します。
IT部門でのセキュリティ対策について
A:
Is the main server protected within a secure enclosure?
メインサーバーは安全な囲いの中に保護されていますか?
B:
Yes, it's housed in a dedicated room with biometric access and fire suppression systems.
はい、生体認証アクセスと消火システムを備えた専用の部屋に設置されています。
Memorizeアプリで効率的に学習
secure enclosure を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。