roundabout way
発音
/ˌraʊndəˌbaʊt ˈweɪ/
roundaBOUT WAY
💡 「ラウンドアバウト」の「アバウト」部分と、「ウェイ」をはっきりと発音します。「アバウト」の「ア」は弱めになりがちなので意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
遠回しな方法、回りくどいやり方。直接的でなく、多くの手順や言葉を使うこと。
"A method or course of action that is not direct, using more words or taking a longer route than necessary to achieve a goal or state an opinion."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、物理的な道のりだけでなく、話の進め方、問題解決のアプローチ、あるいは人への依頼の仕方など、さまざまな状況で「遠回り」であることを表現します。話者が物事を直接的に言いたくない、あるいは相手に配慮して婉曲的に伝えたい場合に使うことがあります。一方で、非効率的である、まどろっこしい、時間がかかるといったネガティブなニュアンスで使われることも少なくありません。フォーマル度はニュートラルですが、ビジネスシーンでは効率性を重視するため、ネガティブに受け取られる可能性があります。ネイティブは、直接的でないことへのいら立ちや、皮肉を込めて使うこともあれば、単に事実を述べる表現として使うこともあります。
例文
He explained the complex issue in a rather roundabout way.
彼はその複雑な問題をかなり遠回しな言い方で説明しました。
Could you please get straight to the point instead of taking a roundabout way?
遠回しな言い方はやめて、要点を直接伝えていただけますか?
We took a roundabout way to avoid the heavy traffic in the city center.
市街中心部の交通渋滞を避けるため、私たちは遠回りな道を選びました。
She finally confessed her feelings, but in a very roundabout way.
彼女は最終的に自分の気持ちを打ち明けましたが、とても遠回しな言い方でした。
The regulations were designed in such a roundabout way that they were difficult to understand.
その規制は非常に回りくどい方法で設計されていたため、理解するのが困難でした。
His proposal seemed to reach the core issue in a roundabout way, losing some impact.
彼の提案は遠回しな方法で核心に迫るように見え、いくらかインパクトを失っていました。
Rather than ask directly, she tried to find out the answer in a roundabout way.
直接尋ねるのではなく、彼女は遠回しな方法で答えを探ろうとしました。
The software update process takes a surprisingly roundabout way, requiring multiple reboots.
ソフトウェアのアップデートプロセスは、複数回の再起動が必要で、驚くほど回りくどいやり方です。
The committee's report addressed the problem in a somewhat roundabout way, avoiding direct blame.
委員会の報告書は、直接的な責任追及を避け、やや遠回しな方法で問題に対処していました。
There's no need to use a roundabout way; just tell me what you want.
遠回しな言い方をする必要はありません。あなたが何を望んでいるのか教えてください。
類似表現との違い
「beat around the bush」は、特に本題や核心を避けて遠回しに話すことに焦点を当てた口語表現です。話者が不快な事実やデリケートな話題を直接言いたくないという意図が含まれます。「roundabout way」は、単に回りくどい方法を指すのに対し、「beat around the bush」は意図的に話の本題を避けるニュアンスが強いです。
「indirect approach」は「間接的なアプローチ」と訳され、「roundabout way」よりもフォーマルで客観的な表現です。ビジネスや戦略的な文脈で使われることが多く、意図的に直接的でない方法を選ぶ場合に用いられます。「roundabout way」は、必ずしも意図的であるとは限らず、単に効率が悪いことを指す場合もあります。
「take a detour」は「回り道をする」という意味で、主に物理的な移動に関して使われます。道が混んでいるから、景色が良いから、といった理由で通常とは違う道を通る状況で使われます。「roundabout way」は物理的な道筋にも使えますが、情報伝達や問題解決の方法といった比喩的な意味で使われることが多い点で異なります。
よくある間違い
「roundabout way」を「遠回しな方法で」という意味で使う場合、「in a roundabout way」のように不定冠詞の'a'を挟むのが一般的です。
「roundabout」は一語の形容詞です。スペースで区切って「round about way」としないように注意しましょう。
学習のコツ
- 💡「in a roundabout way」という形で使われることが多いので、このパターンで覚えましょう。
- 💡物理的な遠回りだけでなく、話の仕方や行動の仕方が「回りくどい」という意味でも使えます。
- 💡直接的な表現の対義語として捉えると、理解しやすくなります。
対話例
会議での説明について同僚が話している
A:
Did you understand what the manager was trying to say in the meeting?
会議で部長が何を言いたかったのか、理解できましたか?
B:
Not really. He spoke in such a roundabout way that I couldn't grasp the main point.
あまりよく分かりませんでしたね。彼はとても遠回しな言い方をするので、主要な点が掴めませんでした。
友人が遠回しに何かを尋ねている
A:
You seem to be asking something in a very roundabout way. What is it?
ずいぶん遠回しに何かを尋ねているようだけど、何ですか?
B:
Well, I was wondering if you could lend me some money.
ええと、実はお金を貸してもらえないかなと思って…。
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