rightly ascribe
発音
/ˌraɪtli əˈskraɪb/
RIGHTly aSCRIBE
💡 「ライトリー・アスクライブ」と発音します。ascribeの「-scribe（スクライブ）」の部分に強いアクセントを置くと、より自然な響きになります。rightlyも強調して発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
正当に（当然ながら）～に帰する；～の功績（責任、原因）だと適切に認める。
"To justly or appropriately attribute something (such as a success, failure, characteristic, or cause) to a particular person, group, or source, acknowledging that such an attribution is correct and deserved."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある結果や特性の原因、責任、あるいは功績が、特定の個人、グループ、または状況に帰せられるべきであると、客観的かつ公正な視点から判断される場合に使われます。「当然ながら」「しかるべき理由があって」という正当性や妥当性のニュアンスが強く、単に「〜に帰する (ascribe to)」と言うよりも、その帰属が「正しい」と強調したい場合に用いられます。感情的なニュアンスは少なく、客観的な分析や判断を伝える際に適しており、フォーマルな文書、学術論文、分析的な議論、あるいは公式な声明などでよく見られます。
例文
The success of the project can rightly be ascribed to her innovative leadership.
そのプロジェクトの成功は、彼女の革新的なリーダーシップに正当に帰することができます。
Many of the company's recent challenges are rightly ascribed to a lack of strategic planning.
会社の最近の多くの課題は、戦略的計画の欠如に当然ながら起因していると考えられます。
Historians rightly ascribe the invention of the printing press to Johannes Gutenberg.
歴史家たちは、印刷機の発明をヨハネス・グーテンベルクに正しく帰しています。
The team's improved performance should rightly be ascribed to the new training regimen.
チームの改善されたパフォーマンスは、新しいトレーニング計画に正当に帰されるべきです。
The responsibility for the accident was rightly ascribed to the driver who ignored the traffic signs.
その事故の責任は、交通標識を無視した運転手に正しく帰せられました。
While many factors contributed, a significant portion of the economic boom can rightly be ascribed to government policies.
多くの要因が貢献しましたが、経済ブームの大部分は政府の政策に正当に帰することができます。
It would be wrong to ascribe all the credit to one person when it was a collective effort.
それが共同作業であったのに、すべての功績を一人に帰するのは間違いでしょう。
Her recovery was rightly ascribed to her strong will and the excellent medical care she received.
彼女の回復は、その強い意志と受けた優れた医療に正当に帰されました。
Any criticisms of the system must rightly be ascribed to its outdated design, not the users.
システムへの批判は、その古い設計に正当に帰されなければならず、利用者ではありません。
The beauty of the artwork is rightly ascribed to the artist's meticulous attention to detail.
その芸術作品の美しさは、画家の細部への綿密な注意に正当に帰されます。
類似表現との違い
「ascribe to」は「～に帰する」という一般的な意味で、原因や功績、責任などを割り当てるときに使います。「rightly」がないため、「正当に」というニュアンスは含まれず、単に事実の帰属を述べる際に使われることが多いです。
「attribute to」も「～に起因すると考える」「～のせいにする」という意味で、「ascribe to」と非常に似ています。しかし、「rightly ascribe」が持つ「正当性」「当然の帰結」といった強い強調は含まれません。より広範な状況で使われ、原因や特性を割り当てる際の一般的な表現です。
「credit with」は主にポジティブな文脈で使われ、「～の功績を認める」「～のおかげだと考える」という意味になります。「rightly ascribe」が原因や責任など広い範囲で使われるのに対し、「credit with」は特に良い結果や成功に対して功績を認める場合に限定的です。
「blame on」はネガティブな文脈で使われ、「～の責任にする」「～のせいにする」という意味です。「rightly ascribe」が客観的・正当な判断を伴うのに対し、「blame on」は非難や責任転嫁のニュアンスが強く、必ずしも正当性が強調されるわけではありません。
よくある間違い
「ascribe」は通常、原因や対象を示す前置詞として「to」を伴います。「for」を使うと不自然に聞こえます。
副詞「rightly」は、強調したい動詞「ascribe」の直前（またはbe動詞の後）に置かれるのが自然です。間に目的語を挟むと、読みにくくなることがあります。
学習のコツ
- 💡「rightly ascribe A to B」で「AをBに正当に帰する」という構造を覚えましょう。
- 💡客観的でフォーマルな状況、特に分析や報告、議論の文脈で効果的に使えます。
- 💡「rightly」が付くことで「当然のことながら」「正当な理由で」という、その帰属が正しいというニュアンスが強調されます。
- 💡主に書き言葉や公式な発言で用いられ、日常会話ではあまり耳にしません。
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