rich miser
発音
/rɪtʃ ˈmaɪzər/
rich MIser
💡 「rich」は「リッチ」ではなく「リッジ」に近い発音です。「miser」は「マイザー」と読み、「er」の部分は曖昧母音です。
使用情報
構成単語
意味
裕福な守銭奴。大金持ちであるにもかかわらず、極度にお金を使うのを嫌がる人。
"A wealthy person who is extremely reluctant to spend money, even on basic necessities, often to the point of discomfort or deprivation for themselves and others."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、裕福であるにもかかわらず、不合理なまでに倹約家である、あるいは単にケチである人物を指す際に使われます。多くの場合、その人物に対する軽蔑、皮肉、あるいは呆れの感情を込めて使われます。日常会話だけでなく、物語や文学作品で登場人物の性格を際立たせる描写としても用いられます。フォーマルなビジネスの場では避けるべき表現ですが、友人とのカジュアルな会話や、批判的な文脈で使うことができます。ネイティブスピーカーは、その人物の矛盾した行動(裕福なのにケチ)を強調したい時に使います。
例文
Despite his vast fortune, the old man was a rich miser, living in a dilapidated house and refusing to turn on the heating.
莫大な財産があるにもかかわらず、その老人は裕福な守銭奴で、老朽化した家に住み、暖房をつけることさえ拒んでいました。
My uncle is a rich miser; he drives an expensive car but always complains about the price of coffee.
私の叔父は裕福な守銭奴です。彼は高価な車を運転していますが、いつもコーヒーの値段について文句を言っています。
The town's richest resident was known to be a rich miser, never donating to local charities.
町で最も裕福な住民は裕福な守銭奴として知られており、地元のチャリティーに寄付することはありませんでした。
Don't expect a gift from him; he's a rich miser through and through.
彼からの贈り物は期待しないで。彼は生粋の裕福な守銭奴だから。
The character in the novel was portrayed as a classic rich miser, hoarding gold in a hidden vault.
小説の登場人物は、隠された金庫に金をため込む典型的な裕福な守銭奴として描かれていました。
She can afford anything, yet she lives like a poor student. What a rich miser!
彼女は何でも買えるのに、貧乏な学生のように暮らしている。なんて裕福な守銭奴なんだ!
Many wealthy people are generous, but occasionally you encounter a rich miser.
多くの富裕層は寛大ですが、時には裕福な守銭奴に出くわすこともあります。
The board members criticized the CEO for being a rich miser, refusing to invest in necessary company upgrades despite huge profits.
役員たちは、巨額の利益があるにもかかわらず、必要な会社設備のアップグレードへの投資を拒むCEOを、裕福な守銭奴だと批判しました。
While the firm has ample reserves, its leadership's behavior sometimes resembles that of a rich miser, hindering innovation.
その企業は十分な準備金を抱えているにもかかわらず、そのリーダーシップの振る舞いは時として裕福な守銭奴のようで、イノベーションを阻害しています。
Historians often depict certain industrialists of the past as rich misers who exploited their workers.
歴史家は、過去の特定の企業家たちを、労働者を搾取した裕福な守銭奴として描写することがよくあります。
類似表現との違い
「けちん坊な人」というより一般的な表現で、「rich miser」のような裕福さとの矛盾のニュアンスは含まれません。直接的に「ケチである」ことを指します。
「小銭を惜しむ人」という意味で、極度に倹約家である人を指しますが、裕福であるかどうかは関係ありません。質素倹約を徹底する人を指す場合もありますが、ネガティブなニュアンスで使われることもあります。
「けちな大金持ち」という意味で、「rich miser」と非常に似ていますが、「miser」という単語が持つやや古風で文学的な響きはありません。より直接的で現代的な表現と言えます。
「守銭奴、金儲け主義者」という意味で、お金をため込むことに執着する人を指しますが、必ずしも裕福である必要はありません。お金を稼ぐこと自体に貪欲なニュアンスが強いです。
学習のコツ
- 💡「rich miser」は「裕福なのにケチな人」という特定の人物像を指すことを理解しましょう。
- 💡「miser」単独でも「けちん坊」という意味があります。この単語も覚えておくと良いでしょう。
- 💡やや古風で文学的な響きがあるため、日常会話で頻繁に使う表現ではありませんが、皮肉や批判的な文脈で効果的です。
対話例
共通の知人のケチな行動について友人同士が話している場面。
A:
Did you hear that Mr. Johnson refused to pay for a taxi, even after winning the lottery?
ジョンソンさんが宝くじに当たったのに、タクシー代を払うのを拒んだって聞いた?
B:
Unbelievable! He's truly a rich miser. You'd think he'd be more generous with all that money.
信じられない!彼はまさに裕福な守銭奴だね。あんなにお金があるんだから、もっと気前がいいと思っちゃうのに。
ある会社の経営方針について同僚が議論している場面。
A:
Our company has record profits, but they won't even approve a modest bonus for the employees.
会社は過去最高の利益なのに、社員にささやかなボーナスを出すことすら承認しないよ。
B:
It's frustrating. Sometimes I feel like our management behaves like a rich miser, always hoarding resources.
もどかしいね。時々、うちの経営陣は裕福な守銭奴みたいに振る舞って、いつも資源をため込んでいるように感じるよ。
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