remote antecedent
発音
/rɪˌmoʊt ˌæntɪˈsiːdənt/
remote an-ti-CE-dent
💡 「remote」は「リモート」のように発音し、「antecedent」は「アンティシーデント」と読み、「シー」の部分を特に強く発音します。全体的に平坦にならず、リズムを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
文法や論理学において、ある語句が指し示す対象（先行詞）が、その語句から離れた位置にあること。特に代名詞などが、文中でかなり前に出現した名詞を指す場合に用いられます。
"In grammar, logic, or linguistics, an antecedent that is not immediately preceding the pronoun or reference, but rather is located further away in the text or discourse, often creating a challenge for clarity or interpretation."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に文法学、言語学、論理学、法律、IT技術文書など、非常に専門的で学術的な文脈で使用されます。日常会話で使われることはまずありません。客観的な事実や構造を説明する際に用いられ、特定の感情を表すものではありません。フォーマル度は極めて高く、このフレーズを使用すると、専門的な知識と精密な表現力が求められる状況であることを示唆します。一般のネイティブスピーカーはほとんど耳にしない表現であり、専門家が議論や執筆で用いる言葉だと感じます。
例文
The lawyer argued that the remote antecedent of 'it' made the contract clause ambiguous.
弁護士は、「それ」の遠い先行詞が契約条項を曖昧にしていると主張しました。
Identifying the remote antecedent in complex sentences is crucial for accurate interpretation.
複雑な文における遠い先行詞を特定することは、正確な解釈のために不可欠です。
Some style guides recommend rephrasing sentences to avoid a remote antecedent.
一部のスタイルガイドでは、遠い先行詞を避けるために文を書き直すことを推奨しています。
In this ancient text, the remote antecedent of the pronoun poses a significant interpretive challenge.
この古文書では、代名詞の遠い先行詞が解釈上の大きな課題となっています。
Grammarians often debate the acceptable distance for a remote antecedent.
文法学者は、遠い先行詞として許容される距離についてしばしば議論します。
Careless writing can lead to confusion when a pronoun has a remote antecedent.
代名詞に遠い先行詞がある場合、不注意な文章は混乱を招く可能性があります。
The professor lectured on the structural implications of a remote antecedent in literary analysis.
教授は、文学分析における遠い先行詞の構造的意味合いについて講義しました。
Understanding remote antecedents is key to mastering advanced grammar.
遠い先行詞を理解することは、高度な文法を習得するための鍵です。
Detecting a remote antecedent is a common task in natural language processing.
遠い先行詞の検出は、自然言語処理における一般的なタスクです。
The technical specifications needed to clarify any potential remote antecedent issues.
技術仕様書は、潜在的な遠い先行詞の問題を明確にする必要がありました。
類似表現との違い
「直接の先行詞」という意味で、「remote antecedent」とは対照的に、指示対象がすぐに前にある場合に使われます。文法的な解析において、対象が近いか遠いかを示すために使い分けられます。
学習のコツ
- 💡「remote」（遠い）と「antecedent」（先行するもの）という各単語の意味を理解すると、フレーズ全体の意味を掴みやすくなります。
- 💡主に文法書、学術論文、専門技術文書などで見かける表現です。日常会話ではほぼ使いません。
- 💡このフレーズは、文の曖昧さを指摘したり、文法的な正確さを議論したりする際に役立ちます。
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