かなり、いくぶん、どちらかと言えば(予想よりも程度が高い、または控えめな表現として)
むしろ、かえって、いっそう(比較や選択の強調として)
~することを好む、~したい(「would rather + 動詞の原形」の形で)
/ˈræðər/
RAther
💡 「ラダー」ではなく、最初の「ラ」に強勢を置き、強く発音します。母音は「ア」と「エ」の中間のような音(æ)で、口を横に広げず、舌を平らにして発音します。後半の「ther」は、舌を軽く噛む摩擦音の「ð」で、喉を震わせながら発音するのがポイントです。
It's rather cold today.
今日はかなり寒いですね。
I'd rather stay home.
むしろ家にいたいです。
She is rather busy now.
彼女は今、かなり忙しいです。
He would rather walk than drive.
彼は運転するよりむしろ歩きたいです。
This is rather interesting.
これはなかなか面白いですね。
The report is rather good.
その報告書はかなり良いです。
I rather think it's true.
私はむしろそれが本当だと思います。
I would rather decline the offer.
私はむしろその申し出を辞退したいです。
They rather liked the proposal.
彼らはその提案をかなり気に入りました。
We rather appreciate your help.
私たちはむしろあなたの助けに感謝いたします。
「~したい、~することを好む」という意味で使う場合、「would rather + 動詞の原形」が正しい表現です。「prefer rather to go」のような形は文法的に間違いです。
「rather」は副詞なので、形容詞「beautiful」を修飾する場合はbe動詞が必要です。「She is beautiful rather.」も間違いです。
「quite」も「かなり、いくぶん」という意味で使われますが、「rather」の方が「予想よりも」「少し驚くほど」といったニュアンスを含むことがあります。また、イギリス英語では「quite」が「全く、完全に」という意味で使われることもありますが、「rather」はその意味では使われません。
「fairly」は「かなり、まずまず」という意味で、比較的中立的な評価を表します。「rather」は「fairly」よりも程度が強いか、あるいは期待や予想と異なるニュアンスを含むことがあります。例えば、「fairly good」は「まずまず良い」ですが、「rather good」は「思ったより良い」というニュアンスを含みます。
「somewhat」も「いくぶん、多少」という意味で使われますが、通常「rather」より弱い程度を示します。「rather」はポジティブな意味でもネガティブな意味でも使えますが、「somewhat」は通常、中立的かややネガティブな文脈で使われることが多いです。
📚 古英語の「hraþor」(「より早く」や「より早くに」を意味するhraðeの比較級)に由来し、時間的な意味から「むしろ」「かえって」といった優先や選択の意味へと発展しました。現代英語でも「むしろ」という比較のニュアンスが残っています。
rather を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。