rapacious desire
発音
/rəˈpeɪʃəs dɪˈzaɪər/
raPACIOUS deSIRE
💡 「rapacious」は「ラペイシャス」のように、「-pa-」の部分を強く発音します。「desire」は「ディザイアー」のように、「-zai-」の部分を強く発音します。全体的にフォーマルで重々しい響きです。
使用情報
構成単語
意味
際限なく何かを欲し、しばしば他人から不当に奪い取ったり、搾取したりすることをいとわないほどの強烈で貪欲な欲望。
"An insatiable and intense craving for something, often characterized by a willingness to exploit or take from others unfairly to satisfy it; a ravenous and aggressive longing, typically for wealth, power, or material possessions."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる「強い願望」ではなく、倫理的に問題のある、非常に強欲で飽くなき欲望を表現する際に使われます。特に、自分の利益のために他人を犠牲にしたり、不当な手段を用いたりすることを示唆するネガティブな含みがあります。権力、富、物質的なものに対する強い執着や、自己中心的で略奪的な欲求を指すことが多いです。文学、ジャーナリズム、学術的な文脈で用いられることが多く、非常にフォーマルで重々しい響きがあり、日常会話で使うと大げさに聞こえます。
例文
The dictator's rapacious desire for power led to widespread suffering and oppression.
独裁者の飽くなき権力欲は、広範な苦痛と抑圧を引き起こしました。
His rapacious desire for wealth knew no bounds, driving him to unethical business practices.
彼の金銭に対する貪欲な欲望は際限がなく、非倫理的なビジネス慣行へと彼を駆り立てました。
The company's rapacious desire to maximize profits resulted in significant environmental damage.
その企業の利益を最大化しようとする飽くなき欲望は、深刻な環境破壊をもたらしました。
Critics often point to a rapacious desire for consumer goods as a symptom of modern society.
批評家たちは、現代社会の病状として、消費財に対する貪欲な欲望を指摘することがよくあります。
The novel explores the protagonist's rapacious desire for revenge after a great betrayal.
その小説は、大きな裏切りを受けた主人公の復讐に対する貪欲な欲望を探求しています。
Such a rapacious desire for land was a primary cause of historical conflicts.
そのような土地に対する貪欲な欲望が、歴史的な紛争の主な原因でした。
Some economists argue that unchecked rapacious desire can destabilize markets.
一部の経済学者は、抑制されない強欲な欲望が市場を不安定化させ得ると主張しています。
He was accused of having a rapacious desire for control over every aspect of his employees' lives.
彼は従業員の生活のあらゆる側面を支配しようとする強欲な欲望を持っていると非難されました。
The politician's fall was attributed to his rapacious desire to cling to power at any cost.
その政治家の失脚は、いかなる犠牲を払ってでも権力にしがみつこうとする彼の貪欲な欲望に起因するとされました。
This kind of rapacious desire for more, without regard for consequences, is dangerous.
結果を顧みない、このようなさらなるものを求める強欲な欲望は危険です。
類似表現との違い
「貪欲な野心」という意味で、`rapacious desire`と同様に強い、往々にしてネガティブな願望を指します。しかし、`rapacious desire`が持つ「奪い取る」「搾取する」という略奪的なニュアンスはやや薄いです。
「飽くなき渇望」を意味し、満たされることのない強い欲求を強調します。`rapacious desire`がしばしば行動（奪う、搾取する）を伴うのに対し、`insatiable craving`は欲求の「強さ」と「持続性」に焦点が当たります。
「強欲な切望」と訳され、特に金銭や物質的なものへの過度な欲求を指します。`rapacious desire`と同様に非常にフォーマルでネガティブな意味合いが強いですが、`rapacious`が持つ「略奪的」な行動の含意はやや控えめな場合があります。
よくある間違い
`rapacious`は通常、権力、富、物質的なものへの、他人を顧みない貪欲な欲望を指し、ネガティブな意味合いが強いです。「革新への欲望」のようなポジティブな文脈では不適切です。
`rapacious`は「略奪的、強欲な」といった非倫理的な含みを持つため、「他人を助けたい」という善意の願望には決して使いません。`ardent`（熱心な）のような形容詞が適切です。
学習のコツ
- 💡`rapacious`という単語が「略奪的な」「強欲な」という非常に強い、ネガティブな意味を持つことをしっかり覚えましょう。
- 💡ポジティブな意味での「強い願望」には決して使わないでください。常に批判的または非難する文脈で使われます。
- 💡主に、政治、経済、社会批評、文学といったフォーマルな書き言葉や、重々しい議論の場で用いられる表現です。
- 💡富や権力、物質的なものへの過度な執着を表す際に特に効果的です。
対話例
歴史の講義で、ある帝国の拡張主義について学生が議論している場面。
A:
The professor mentioned the empire's aggressive expansion. What do you think was the core motivation?
教授が帝国の攻撃的な拡張について言及していましたね。その中核的な動機は何だと思いますか？
B:
Beyond mere ambition, I believe it was fundamentally a rapacious desire for resources and territorial dominance that fueled their conquests.
単なる野心を超えて、私は彼らの征服を駆り立てたのは、根本的に資源と領土支配に対する貪欲な欲望だったと考えます。
倫理に関するセミナーで、企業の責任について議論している場面。
A:
Many modern corporations seem solely focused on profit. Is there a point where that focus becomes problematic?
多くの現代企業は利益のみに焦点を当てているように見えます。その焦点が問題となるのはどの時点からでしょうか？
B:
Absolutely. When profit motive transforms into a rapacious desire that disregards environmental or social costs, it crosses an ethical line.
まさにその通りです。利益動機が、環境や社会コストを無視する強欲な欲望へと変質したとき、それは倫理的な一線を超えます。
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