owe a debt
発音
/oʊ ə dɛt/
OWE a DEBT
💡 「owe」と「debt」を明確に発音し、「a」は弱く「ア」のように発音します。全体的にリズムを意識すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
誰かの親切や助けに対して恩義がある、借りがあると感じる。将来的にその人に何らかの形で報いるべきだと考える状態。
"To feel a moral obligation or gratitude towards someone for their help, kindness, or support, implying a need to repay them in some way."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、単なる「ありがとう」以上の深い感謝や、将来的に報いたいという強い気持ちを表します。個人的な支援、指導、犠牲など、人生において大きな影響を与えられたと感じる場面で使われます。フォーマルなスピーチや文章で使われることもありますが、友人間の真剣な会話など、個人的な感情を伴う場面でも使われます。ネイティブは、本当に誰かの助けがなければ今の自分はなかった、と感じるような状況でこのフレーズを選びます。
例文
I owe a great debt to my mentor for guiding me through my early career.
私はキャリアの初期に指導してくれたメンターに多大な恩義があります。
We all owe a debt to the researchers who tirelessly work for medical breakthroughs.
私たちは皆、医学の飛躍的な進歩のためにたゆまぬ努力をする研究者たちに恩義があります。
She feels she owes a debt to her parents for all their sacrifices.
彼女は両親のあらゆる犠牲に対して恩義を感じています。
After he helped me move, I definitely owe him a debt.
彼が引っ越しを手伝ってくれた後、間違いなく彼に借りがあります。
The company owes a debt to its loyal employees who stayed during tough times.
その会社は、困難な時期に支えてくれた忠実な従業員に恩義があります。
I owe a debt of gratitude to everyone who supported my campaign.
私のキャンペーンを支持してくれた全ての人々に感謝の念を抱いています。
誰かや組織に対して金銭的な借りがある、返済する義務がある状態。
"To have a financial obligation to a person or institution, meaning that one needs to repay money that was borrowed."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、物理的な金銭の貸し借りを指します。個人的な友人との貸し借りから、銀行からのローン、国の負債といった大きな規模まで幅広く使われます。フォーマルな契約書や財務報告書でも使われる一方で、日常会話で友人間の貸し借りを話す際にも使えます。ネイティブは、借りたお金を返す必要があることを明確に伝える際にこの表現を使います。
例文
He owes a significant debt to the bank after taking out a business loan.
彼は事業融資を受けた後、銀行に多額の借金があります。
The nation owes a huge debt that will take generations to pay off.
その国には、返済に何世代もかかる巨額の負債があります。
I still owe a small debt to my friend for covering dinner last week.
先週の夕食を立て替えてくれた友達にまだ少し借りがあります。
If you don't pay your bills, you'll soon owe a debt to the utility company.
請求書を払わないと、すぐに電力会社に借金ができますよ。
They are struggling to manage the debt they owe to various creditors.
彼らは様々な債権者に負っている債務の管理に苦労しています。
When you buy a house with a mortgage, you owe a debt for many years.
住宅ローンで家を買うと、何年もの間借金を負うことになります。
類似表現との違い
「〜に恩義がある」という意味で『owe a debt (to someone)』と非常に似ていますが、『be indebted to someone』の方がよりフォーマルで、主に書き言葉や公式なスピーチで使われることが多いです。個人的な感情のニュアンスは『owe a debt』の方が強い場合があります。
これは「借金がある」という状態を表すフレーズで、『owe a debt』の金銭的な意味合いと近いです。ただし、『be in debt』は単に借金があることを指し、誰に借りているかを具体的に示さない場合も多いです。一方、『owe a debt (to someone)』は誰に借金や恩義があるかを明確にできます。
『owe a debt』の金銭的な意味とほぼ同じで、より直接的でカジュアルな表現です。借金があることを単刀直入に伝える際に使われます。『owe a debt』が「借金」や「負債」という名詞を使うのに対し、『owe money』は「お金を借りている」という動詞的な表現です。
「義務がある」という意味で、恩義による返報の義務や、一般的な道徳的・法的な義務全般を指します。『owe a debt』が具体的な「借り」や「恩」に焦点を当てるのに対し、『have an obligation』はより広範な「すべきこと」を含みます。
よくある間違い
「誰かに恩義がある」「誰かに借金がある」という場合は、前置詞は 'to' を使います。'for' は目的を表すため、この文脈では不自然です。
'debt' 自体が金銭的な負債を意味するため、通常は 'debt' だけで十分です。もし金額を強調したい場合は 'a debt of a large sum of money' のように具体的に表現するか、シンプルに 'owe money' を使います。
学習のコツ
- 💡『owe a debt』は物理的な金銭の貸し借りだけでなく、感謝の気持ちや恩義にも使われます。文脈によってどちらの意味か判断しましょう。
- 💡誰に借りがあるのかを明確にするために、『owe a debt to someone』の形で使うことが多いです。
- 💡過去の出来事に対する感謝や義務感を表現する際によく使われる表現です。
- 💡『a great debt』や『a huge debt』のように、『debt』の前に形容詞を付けて借金や恩義の大きさを表現できます。
対話例
長年の友人との会話
A:
Thanks for always being there for me, especially during my tough times.
いつも支えてくれてありがとう、特に大変な時期に。
B:
Of course, that's what friends are for. We've been through a lot together.
もちろんだよ、それが友達ってもんだろ。色々一緒に乗り越えてきたんだから。
A:
I really feel I owe a debt to you for your unwavering support.
君の揺るぎないサポートには本当に恩義を感じているよ。
同僚とのプロジェクトの打ち合わせ
A:
The project was a huge success. I couldn't have done it without your team's contribution.
プロジェクトは大成功でした。あなたのチームの貢献なしには成し遂げられませんでした。
B:
We were happy to help. Everyone put in a lot of effort.
お役に立てて光栄です。皆が多くの努力をしましたから。
A:
Our department truly owes a debt to your team for such dedication.
私たちの部署は、その献身に対してあなたのチームに本当に恩義があります。
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