/ˌnʌθɪŋ əˈmɪs/
nothing aMISS
💡 「nothing」のthは、舌を上下の歯で軽く挟んで「ス」と息を出す無声歯摩擦音です。「amiss」は2音節目にアクセントがあり、「アミス」というよりは「アミース」のように発音します。
"Everything is in its proper place or order; there are no problems, errors, or irregularities."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある状況を検査、確認、または監視した結果、「何も問題がない」「全て正常である」と報告する際に用いられます。特に、何か問題が発生する可能性があったり、懸念があったりした後に、その懸念が杞憂であったことを安心させるニュアンスを含みます。ややフォーマルな響きがあり、ビジネスシーンでの報告や、警察、医療、検査などの専門的な文脈でよく耳にしますが、日常会話で使われることもあります。ネイティブにとっては、少し硬く、きちんとした印象を与える表現です。
I checked on the children a moment ago, and everything seemed fine; nothing amiss.
少し前に子供たちの様子を確認しましたが、特に問題はなさそうです。何も異常はありません。
The security team conducted a thorough sweep and reported nothing amiss in the building.
警備チームは建物の徹底的な捜索を行い、何も異常がないことを報告しました。
Despite the storm, our systems continued to operate smoothly with nothing amiss.
嵐にもかかわらず、当社のシステムは順調に稼働しており、何の異常もありませんでした。
The doctor assured us that after a full examination, nothing amiss was detected.
医師は、綿密な検査の結果、何の異常も検出されなかったことを保証しました。
She inspected the old house for sale, but found nothing amiss, surprisingly.
彼女は売り出し中の古い家を点検しましたが、驚くほど何も問題がないことに気づきました。
After the computer crashed, I rebooted it, and thankfully, nothing seemed amiss.
コンピューターがクラッシュした後、再起動したら、幸いなことに何も問題がないようでした。
The audit committee confirmed that all financial statements were accurate and found nothing amiss.
監査委員会は、すべての財務諸表が正確であることを確認し、何の不正も見つけませんでした。
The police investigated the scene for hours but concluded that nothing was amiss.
警察は何時間も現場を捜査しましたが、何も異常はなかったと結論付けました。
The technician carefully checked all the wiring and reported nothing amiss.
技術者はすべての配線を慎重に確認し、異常がないことを報告しました。
After the emergency landing, the crew confirmed that all passengers were safe and nothing was amiss.
緊急着陸後、乗務員は乗客全員の無事を確認し、何も異常がないことを伝えました。
「nothing amiss」よりも一般的でカジュアルな表現。「全て順調」「大丈夫」という最もシンプルな意味合いで、特に問題の有無を深く掘り下げて確認した結果というより、大まかな状況を伝える際に使われます。
「何も間違ったことはない」と直接的に述べる表現。「nothing amiss」と似ていますが、「amiss」が「場所が間違っている」「不適切な」といったニュアンスを含むのに対し、「wrong」は「間違っている」「故障している」と、より広範な「間違い」を指します。こちらもカジュアルからビジネスまで幅広く使われます。
危険や障害がなく、安全である状態を示す、やや口語的な表現。何か懸念があった状況で「もう大丈夫」と宣言する際に使われます。例えば、警報が解除された後や、検査後に安全が確認された場合など。
特にビジネスシーンで頻繁に使われる、より直接的で事務的な表現。「問題なし」という簡潔な報告に適しています。報告書やメールで使われることが多く、口語でも使われますが、「nothing amiss」より感情的なニュアンスは薄いです。
「amiss」は形容詞として「異常な」「間違った」という意味を持ち、「nothing amiss」で「何も異常がない」というフレーズになります。「of amiss」という形は英語では使いません。
「something amiss」は「何か問題がある」「何かがおかしい」という意味で、「nothing amiss」(何も問題がない)とは正反対のニュアンスになります。混同すると全く異なる意味になってしまうため注意が必要です。
A:
Did you figure out what that strange noise was earlier?
さっきの変な音、何か分かった?
B:
Yes, I checked the attic. Just a loose shutter in the wind. Nothing amiss.
うん、屋根裏を確認したよ。風でシャッターが緩んでただけだ。何も異常はなかった。
A:
How's the final phase of the project coming along? Any unexpected hitches?
プロジェクトの最終段階、どうですか?何か予期せぬ問題はありましたか?
B:
I'm pleased to report that we've followed the plan precisely, and so far, nothing amiss.
計画通りに正確に進んでおり、今のところ何も問題がないことをご報告いたします。
nothing amiss を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。