next to no chance
発音
/ˌnɛkst tuː ˈnəʊ tʃæns/
NEXT to NO CHANCE
💡 「next to」は「ほとんど」という意味の強調で、「no chance」に結びついています。全体的に否定的な状況を表すため、「next」と「no chance」に特に強勢を置いて発音すると、意図がより明確に伝わります。
使用情報
構成単語
意味
ほとんど可能性がない、絶望的である、見込みがほぼゼロである。
"Very little or no possibility of something happening; almost impossible or highly improbable."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある事柄が実現する可能性が極めて低い、あるいは事実上ないことを強調する際に使われます。単に「no chance（可能性がない）」と言うよりも、「next to no chance」と言うことで、わずかな可能性すらほとんどない、という絶望的なニュアンスが加わります。口語的でありながら、ビジネスの場面でも客観的な状況説明として使われることがあります。話し手は、現実的な見方を促したり、悲観的な予測を伝えたりする際にこの表現を選びます。ネイティブは、物事がほぼ絶望的であると感じた時に、その事実をはっきりと伝えるために使います。
例文
Do you think we'll win the lottery? Next to no chance.
宝くじ当たると思う？ほとんど可能性ないよ。
He has next to no chance of passing the exam without studying.
彼は勉強せずに試験に合格する可能性はほとんどありません。
There's next to no chance of rain today, so let's go for a picnic.
今日は雨が降る可能性はほとんどないので、ピクニックに行きましょう。
With only an hour left, we have next to no chance of finishing this project on time.
残り1時間では、このプロジェクトを時間内に終える可能性はほとんどありません。
She has next to no chance of getting the concert tickets now, they sold out instantly.
もうコンサートのチケットを手に入れる可能性はほとんどないね、あっという間に売り切れたから。
After that critical error, the team has next to no chance of winning the championship.
あの決定的なミスをした後では、そのチームが優勝する可能性はほとんどありません。
Given the current market conditions, we have next to no chance of reaching that ambitious sales target.
現在の市場状況を考えると、あの野心的な売上目標を達成する可能性はほとんどありません。
Without additional funding, the startup has next to no chance of surviving beyond this fiscal year.
追加の資金がなければ、そのスタートアップが今年度を乗り切る可能性はほとんどありません。
The proposal has next to no chance of being approved by the board in its current, unrevised form.
その提案書は、現在の未修正のままでは取締役会に承認される可能性はほとんどありません。
According to the latest meteorological projections, there is next to no chance of a significant snowfall this winter.
最新の気象予測によると、この冬に大雪が降る可能性はほとんどありません。
類似表現との違い
「little to no chance」も「ほとんど可能性がない」という意味で非常に似ていますが、「next to no chance」の方が口語的で、より強い強調や絶望感を伴うことがあります。両者は置き換え可能ですが、好みや文脈で使い分けられます。
「slim chance」は「わずかな可能性」を意味し、まだ可能性がゼロではないというニュアンスを含みます。一方、「next to no chance」は可能性がほぼゼロであることを強調しており、「slim chance」よりも見込みが低い状況で使われます。
「no chance at all」は「全く可能性がない」と完全に否定する表現です。「next to no chance」は「ほとんど可能性がない」というニュアンスで、理論上はゼロではないものの限りなくゼロに近い状態を表すのに対し、「no chance at all」は完全に可能性を否定します。
「hardly any chance」も「ほとんど可能性がない」という意味で、「next to no chance」と非常に近い表現です。どちらも口語でよく使われますが、「next to no」の方がより強い強調やインパクトを与えることがあります。
「remote chance」は「ごくわずかな可能性」という意味で、可能性が非常に低いことを客観的に表現します。ややフォーマルな響きがあり、ビジネスや学術的な文脈で使われることがあります。「next to no chance」はより感情的な絶望感や強調を含むことが多いです。
よくある間違い
「next to」はセットで「ほとんど〜ない」という強い否定の意味を成すので、必ず「to」を含めて使います。
意味は通じますが、ネイティブスピーカーは「next to no chance」をより自然な表現として使います。「zero」を使う場合は「zero chance」が一般的です。
学習のコツ
- 💡「almost no chance」とほぼ同じ意味で、より口語的で強調が強い表現です。
- 💡「next to nothing (ほとんど何もない)」や「next to impossible (ほとんど不可能)」のように、「next to」が「ほとんど」という強調の意味で使われるパターンを覚えましょう。
- 💡否定的な見込みを明確に伝えたい時に効果的なフレーズです。文頭、文中、文末いずれにも置けます。
対話例
友人が新しい仕事の面接結果を待っている状況
A:
How's your job interview result going? Any news?
就職面接の結果どう？何か連絡あった？
B:
Not really. After seeing the other candidates, I think I have next to no chance of getting the position.
いや、特に。他の候補者を見て、僕がその職を得る可能性はほとんどないと思うよ。
会社のプロジェクトが予定通り進んでいない状況
A:
Do you still believe we can complete the project by the deadline?
まだ期限までにプロジェクトを完了できると思いますか？
B:
Honestly, with these unexpected delays, there's next to no chance we'll make it without working overtime every day.
正直なところ、これらの予期せぬ遅延を考えると、毎日残業なしでは間に合う可能性はほとんどありません。
友人が週末の天気予報について話している状況
A:
I was hoping to go hiking this weekend, but the forecast looks terrible.
今週末ハイキングに行きたかったんだけど、天気予報がひどいな。
B:
Yeah, it says there's next to no chance of clear skies. We should probably make other plans.
うん、晴れる可能性はほとんどないって言ってるね。他の計画を立てた方がいいかも。
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