意味
否定している、打ち消している、無効にしている、相殺している（動詞 negate の現在分詞）
否定的な、打ち消すような、無効にする、効果を相殺する（形容詞的用法）
発音
/nɪˈɡeɪtɪŋ/
neGAting
💡 「ニゲイティング」のように発音します。「ネ」ではなく、口をあまり開けずに「ニ」と発音するのがコツです。中心となる強勢は「ゲイ」の音節に置き、高く強く発音しましょう。最後の「ティング」は日本語の「ティング」よりも短く、舌先を上あごに軽く触れて止めるような「t」の音（破裂させないt）を意識すると、より自然な英語に近づきます。
例文
Negating his earlier statement was difficult.
彼の以前の発言を否定するのは難しかった。
His smile was negating her anger.
彼の笑顔が彼女の怒りを打ち消していた。
She kept on negating everything.
彼女は何でもかんでも否定し続けた。
Is this negating the true purpose?
これは本当の目的を台無しにしているのか？
This act is negating our efforts.
この行為は私たちの努力を無にしている。
Avoid negating others' ideas too quickly.
他者の意見を性急に否定するのは避けましょう。
This policy is negating economic growth.
この政策は経済成長を阻害している。
A factor negating their success emerged.
彼らの成功を打ち消す要因が現れた。
Negating the potential benefits is risky.
潜在的な利益を無効にすることは危険だ。
The evidence negating the claim was strong.
その主張を否定する証拠は強力だった。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「negating」は動詞「negate」の現在分詞であり、be動詞と組み合わせて進行形（例: is negating）として使われます。
- 📝名詞を修飾する形容詞（例: a negating factor「打ち消す要因」）としても使用されます。
- 📝動名詞として、文の主語や目的語になることもあります（例: Negating the proposal was not easy.「その提案を却下することは容易ではなかった」）。
使用情報
よくある間違い
「感情を否定する」という文脈では、「negate」よりも「deny」が適切です。「negate」は、事実、主張、効果、存在などを「無効にする」「打ち消す」という意味合いが強く、感情や個人の体験を「認めない」という意味では「deny」がより自然です。
類似スペル単語との違い
「deny」は事実や主張、真実を認めない、拒否するという意味合いが強いです。特に、人やその発言、感情などに対して使われます。一方「negating」の動詞形「negate」は、何かを無効にする、その効果を打ち消す、存在を否定するといった、より客観的・論理的な文脈で用いられます。例えば、罪を否定するなら「deny the crime」、証拠を無効にするなら「negate the evidence」となります。
「nullify」は特に法律や契約の文脈で、何かを法的に無効にする、効力をなくすという意味で使われます。法的な権限や手続きによって「無効」にするニュアンスが強いです。「negating」の動詞形「negate」も無効にする意味がありますが、より広範な文脈（議論、効果、存在など）で、法的手続きを伴わずとも「打ち消す」「相殺する」というニュアンスで使われます。
「invalidate」は、論理的な根拠や正当性を欠くとして、何かを無効にする、妥当性を失わせるという意味です。特に議論、主張、データ、理論などに対して使われます。「negating」の動詞形「negate」と意味は近いですが、「invalidate」は「無効にする根拠を示す」というプロセスに重点が置かれることがあります。一方、「negate」は単に「打ち消す」「相殺する」という結果を指すことが多いです。
派生語
語源
📚 「negating」の語根である「negate」は、ラテン語の「negare」（否定する、拒否する）に由来します。この「negare」はさらに、「ne-」（〜でない）という接頭辞と関連しており、「negative」（否定的な）や「denial」（否定）といった単語も同じ語源を持っています。英語に入ったのは17世紀頃で、主に論理的・学術的な文脈で「無効にする」「打ち消す」といった意味で使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「negate」の動詞形と「negative」（形容詞）を関連付けて覚えましょう。どちらも「否定」のニュアンスを持っています。
- 💡接頭辞「neg-」が「〜でない」「否定」を意味することを知っていると、他の単語（e.g., negligible, neglect）の理解にも役立ちます。
- 💡「打ち消す」「無効にする」「相殺する」といった、効果や存在をゼロにするような強い否定のニュアンスがあることを意識して使いましょう。
- 💡「negating」は現在分詞なので、be動詞と合わせて進行形（is negating）や、名詞を修飾する形容詞（a negating factor）として使われることが多いです。
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