necessarily

/ˌnesəˈserəli/

英検準1級B2TOEIC ★★★
日常ビジネス学術社会問題

意味

副詞

必然的に、必ず、どうしても、不可避的に

発音

/ˌnesəˈserəli/

ne-ce-SSA-ri-ly

💡 この単語は5音節と長く、第3音節の「セ (se)」に最も強い強勢があります。最初の「ネ(ne)」と続く「セ(ce)」は弱く、特に「セ」はシュワ音のように曖昧に発音されがちです。日本人には、/r/と/l/の区別、そして強勢のない母音の弱化が難しいので、特に「-ser-」の部分を強く、はっきりと発音することを意識しましょう。

例文

It's not necessarily true.

カジュアル

それは必ずしも真実ではありません。

Success isn't necessarily happiness.

カジュアル

成功が必ずしも幸福ではありません。

We don't necessarily agree.

カジュアル

私たちは必ずしも同意していません。

That doesn't necessarily mean failure.

カジュアル

それは必ずしも失敗を意味しません。

Change won't necessarily bring improvement.

カジュアル

変化が必ずしも改善をもたらすわけではありません。

This isn't necessarily the best option.

カジュアル

これは必ずしも最善の選択肢ではありません。

He's not necessarily wrong.

カジュアル

彼が必ずしも間違っているわけではありません。

Profit does not necessarily ensure growth.

ビジネス

利益が必ずしも成長を保証するものではありません。

These costs are not necessarily justified.

ビジネス

これらの費用が必ずしも正当化されるわけではありません。

Such measures are not necessarily permanent.

フォーマル

そのような措置が必ずしも恒久的であるとは限りません。

変形一覧

文法的注意点

  • 📝否定語 (not, no) と共に使われることが非常に多く、「not necessarily」で「必ずしも〜ではない」という部分否定を表します。
  • 📝動詞の前や文頭・文末など、文脈によって様々な位置に置かれますが、特に「not」の後ろに来ることが最も一般的です。
  • 📝「necessarily」は客観的な必然性や論理的帰結を表し、個人的な「必要」や「義務」のニュアンスとは異なります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育議論・討論ニュース・報道学術法律

よくある間違い

Do you like it? Necessarily not.
Do you like it? Not necessarily.

「必ずしもそうとは限りません」と答える際は、慣用的に「Not necessarily.」という形を使います。「Necessarily not.」は文法的におかしい響きになります。

He worked necessarily hard.
He worked very hard.

「necessarily」は「必然的に、必ず」という意味で、「必要に迫られて」というニュアンスでは使いません。その場合は「He had to work hard out of necessity.」などの表現が適切です。

類似スペル単語との違い

necessary

「necessarily」は副詞で「必然的に、必ず」という意味ですが、「necessary」は形容詞で「必要な、不可欠な」という意味です。品詞と使い方が異なるため混同しないように注意が必要です。例えば、「It is necessary to study.」(勉強することが必要だ)のように使います。

necessity

「necessity」は名詞で「必要性、必需品」という意味です。例えば、「Food is a basic necessity.」(食べ物は基本的な必需品だ)や「There's no necessity to hurry.」(急ぐ必要はない)のように使います。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
necesse (不可避の、必要な)ne- (否定の接頭辞)cedere (譲る、進む)

📚 ラテン語の「necesse」(避けられない、必要な)に由来します。これは「ne-(〜ではない)」と「cedere(譲る、去る)」が結合したもので、「譲れない、避けられない」という根本的な意味合いを持っています。そこから英語のnecessary(必要な)やnecessarily(必然的に)という形に発展しました。

学習のコツ

  • 💡「not necessarily」の形で使われることが非常に多いため、このセットフレーズで覚えるのが効果的です。
  • 💡否定的な文脈で、「必ずしも〜ではない」という部分否定のニュアンスを表す際によく使われます。
  • 💡文頭、動詞の前、文末など、文中で様々な位置に来ることがあります。
  • 💡「〜とは限らない」と、断定を避ける柔らかい表現として使えます。

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