most auspicious
発音
/məʊst ɔːˈspɪʃəs/
most auSPlcious
💡 「most」は軽く、後に続く「auspicious」は「オー(ウ)スピシャス」のように発音し、特に「pi」の部分に強勢を置きます。全体として格式高く、荘重な響きがあります。
使用情報
構成単語
意味
最も縁起の良い、最高に幸先の良い、この上なく吉兆の
"Denoting a moment, event, or condition that is exceptionally promising for success or marked by extremely favorable signs."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは非常にフォーマルで文語的な表現であり、単に「良い」というよりも、「運命的に恵まれた」「未来が明るいことが示されている」といった、特別な意味合いを含みます。特に、伝統的な儀式、歴史的な出来事、重要な行事、あるいは文学的な記述で使われることが多いです。日常会話で使うと、非常に堅苦しい印象を与えたり、皮肉に聞こえたりする可能性があります。ネイティブは、この表現を「old-fashioned(古風な)」で「grand(壮大な、荘厳な)」と感じることが多く、その使用には慎重な判断が求められます。大きな決断や特別な出来事の際、そのタイミングが最高であることを強調するために用いられます。
例文
Today is considered the most auspicious day for a new beginning in many cultures.
多くの文化圏では、今日が新たな始まりにとって最も縁起の良い日とされています。
The signing of the peace treaty on this historic date was heralded as the most auspicious moment for the region.
この歴史的な日における平和条約の調印は、その地域にとって最も幸先の良い瞬間として歓迎されました。
Astrologers advised waiting for the most auspicious alignment of stars before launching the spacecraft.
占星術師たちは、宇宙船を打ち上げる前に、最も縁起の良い星の配置を待つよう助言しました。
He chose the most auspicious occasion to announce his retirement and pass the torch to his successor.
彼は、引退を発表し、後継者に事業を引き継ぐのに最も適切な(縁起の良い)機会を選びました。
The company launched its new product line on what it hoped would be the most auspicious date.
その会社は、最も縁起の良い日となることを願って、新製品ラインを発表しました。
In ancient times, leaders consulted oracles to determine the most auspicious time for battle.
古代、指導者たちは戦いの最も縁起の良い時期を決定するため、神託に相談しました。
The discovery of a four-leaf clover on the first day of spring felt like the most auspicious omen.
春の初日に四つ葉のクローバーを見つけたことは、最も幸先の良い前兆のように感じられました。
They waited for the most auspicious weather conditions to begin their arduous mountain climb.
彼らは、困難な登山を始めるために、最も好都合な気象条件を待ちました。
A rare comet appearing on the night of the coronation was interpreted as a most auspicious sign for the new monarch.
戴冠式の夜に珍しい彗星が現れたことは、新君主にとってこの上なく吉兆の兆しと解釈されました。
This month is proving to be the most auspicious for real estate investments.
今月は不動産投資にとって最も幸先の良い月であることが分かっています。
類似表現との違い
「非常に運が良い」という意味で、'most auspicious'よりも一般的な状況や個人的な幸運に対して使われます。フォーマル度は低く、日常会話でもよく使われます。
「非常に好都合な、好ましい」という意味で、状況や条件が望ましい状態であることを指します。'most auspicious'が持つ「運命的な吉兆」というニュアンスは薄く、より客観的な評価に使われます。
「非常に見込みがある、将来性がある」という意味で、未来の成功への期待感を表します。'most auspicious'が示す「現在時点での吉兆」とは異なり、未来への発展に焦点を当てています。
'most auspicious'と非常に意味が近く、「非常に縁起の良い、好都合な」という意味です。ただし、'auspicious'の方がより古く、荘厳な響きを持つ傾向があります。どちらもフォーマルな文脈で使われます。
よくある間違い
'most auspicious'は非常にフォーマルで重厚な表現なので、友人との集まりのようなカジュアルな場面では不自然に聞こえます。単に'good'や'nice'を使うのが適切です。
'auspicious'の反意語は'inauspicious'ですが、'most auspicious'の「最高に良い」という意味合いを理解せず、単に「良い」の最上級として使ってしまうと、文脈によっては不自然に聞こえることがあります。また、'inauspicious'は単体でも「不吉な」という意味なので、わざわざ'most'をつけない場合もあります。
'auspicious'は形容詞なので、修飾する名詞(例: time, day, occasion)が必要です。何が縁起の良いのかを明確にする必要があります。
学習のコツ
- 💡「most auspicious」は最上級の意味を持つフォーマルな表現で、特別な良い兆候や吉日を指します。
- 💡日常会話ではほとんど使われません。重要な歴史的瞬間、格式高い儀式、文学的な記述の際に用いると効果的です。
- 💡「auspicious」という単語自体が高度な語彙なので、このフレーズを使うことで、知識が豊富で洗練された印象を与えることができます(ただし、文脈に合っている場合のみ)。
- 💡主に「time」「moment」「occasion」「sign」「omen」といった名詞を伴って使われることが多いです。
対話例
国際的な新プロジェクトの発足式典にて
A:
Today marks the official commencement of our joint venture, a truly ambitious undertaking.
本日、私たちの共同事業が正式に発足します。実に意欲的な事業です。
B:
Indeed. With all the preparations complete and such strong global support, this truly feels like the most auspicious moment for such a significant endeavor.
まさに。全ての準備が整い、これほど強力な世界的支援がある今、この重要な事業にとってこれほど幸先の良い瞬間はないと感じています。
歴史研究家が古代の文献について議論している場面
A:
The ancient text mentions a specific date for the founding of the empire. Do you believe it holds special significance?
古代の文献には、帝国の建国に関する特定の日付が記されていますね。これに特別な意味があるとお考えですか?
B:
Absolutely. Given the astrological references within the same passage, it was undoubtedly regarded as the most auspicious time to establish a new dynasty.
間違いありません。同じ箇所にある占星術的な言及を考えると、それは間違いなく新しい王朝を樹立する上で最も縁起の良い時期と見なされていたのでしょう。
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