more vertiginous
発音
/mɔːr vərˈtɪdʒɪnəs/
more verTIGinous
💡 「more」は軽く発音し、「vertiginous(ヴァーティジネス)」の「ティジ」の部分に主強勢を置いて強く発音します。全体的に少し口語的ではない、洗練された響きを持つことを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
よりめまいがする、より目もくらむような
"More likely to cause or be affected by dizziness, especially a sensation of whirling and loss of balance, or a feeling of being very high up and unstable. It can also describe something that is extremely high, steep, or fast, giving a sensation of giddiness."
💡 ニュアンス・使い方
「vertiginous」は、単なる軽い「dizzy(めまいがする)」よりも強く、高所や高速移動、急激な状況変化によって感じる、足元がぐらつくような、または平衡感覚を失うような強烈なめまいやふらつきを表します。物理的な感覚だけでなく、圧倒されるような複雑さや、急速な発展、目覚ましい成功といった比喩的な状況にも使われます。「more vertiginous」はその感覚や状態がさらに強まったことを意味します。 **どんな場面で使うか**: 高い場所からの眺め、ジェットコースターのような乗り物に乗った時の感覚、急速に変化する経済状況や技術革新、複雑な理論などを描写する際に使われます。 **どんな気持ちを表すか**: 圧倒される、不安になる、興奮する、混乱するといった気持ち。めまいがするような不快感や、逆にスリルを感じるような高揚感も含まれます。 **フォーマル度**: ややフォーマルで、日常会話で頻繁に使われる言葉ではありません。文学的、記述的な文脈でよく用いられます。 **ネイティブがどう感じるか**: 知的な響きがあり、表現が豊かであると感じられますが、日常的に「dizzy」の代わりに使うと少し大げさに聞こえるかもしれません。比喩的な表現としては、説得力や深みを与えることができます。
例文
After spinning around for a while, I felt even more vertiginous.
しばらくぐるぐる回った後、さらにめまいがしました。
The view from the top of the skyscraper was more vertiginous than I expected.
その超高層ビルからの眺めは、私が予想していたよりも目もくらむようでした。
Her rapid ascent in the company felt more vertiginous to watch than actually being in her shoes.
彼女の会社での急速な昇進は、実際に彼女の立場になるよりも見ている方が目もくらむようでした。
The rollercoaster's final drop was even more vertiginous.
ジェットコースターの最後の落下は、さらに目もくらむようでした。
I get more vertiginous when I look down from a glass-bottom bridge.
ガラス底の橋から下を見ると、もっとめまいがします。
The pace of technological change in this industry is becoming more vertiginous.
この業界の技術変化のペースは、ますます目もくらむほどになっています。
The company's more vertiginous growth led to both excitement and concerns about stability.
その会社の目もくらむような成長は、期待と安定性への懸念の両方をもたらしました。
Navigating the increasingly complex global market can feel more vertiginous than ever before.
ますます複雑になるグローバル市場を乗りこなすことは、以前よりも目もくらむような感覚を覚えるかもしれません。
The architect aimed to create a more vertiginous experience for visitors to the observation deck.
その建築家は、展望台の訪問者により目もくらむような体験を提供することを目指しました。
As the novel progressed, the protagonist's emotional state grew more vertiginous.
小説が進むにつれて、主人公の感情状態はさらに不安定になりました。
類似表現との違い
「more dizzy」は最も一般的でカジュアルな表現で、軽いめまいやふらつきを表します。日常会話で頻繁に使われ、「vertiginous」が持つ高所や強烈な感覚、比喩的な重厚感はありません。
「more lightheaded」は、特に立ちくらみや貧血による軽いめまい、頭がぼーっとする感覚を指します。こちらもカジュアルな表現ですが、「dizzy」よりは特定の原因によるめまいを示唆することがあります。「vertiginous」のような空間的な不安定感や圧倒される感覚は含まれません。
「more dizzying」は、「めまいを起こさせるような」という意味で、「vertiginous」と非常に近い感覚を表しますが、より能動的に「何かによってめまいが引き起こされている」というニュアンスが強いです。例えば、「dizzying heights(めまいがするほどの高さ)」のように使われます。「vertiginous」は「めまいがするような」という感覚だけでなく、その感覚を引き起こす「状況そのもの」の性質を表すこともできます。
「more disoriented」は、方向感覚を失ったり、混乱したりする状態を指します。めまいが原因でこの状態になることもありますが、「vertiginous」が直接的に平衡感覚の乱れを指すのに対し、「disoriented」は精神的な混乱や状況把握の困難さを強調します。
よくある間違い
`vertiginous` は比較級の `more` を伴って使われることが多い表現です。`very` との組み合わせも文法的には間違いではありませんが、特定の文脈で「より」という比較の意味合いを強調したい場合には `more` が自然です。`vertiginous` 自体が強い形容詞なので、`very` を使わなくても十分意味が伝わることも多いです。
`vertigo` は「めまい」という名詞であり、形容詞の `vertiginous` と混同されがちです。「よりめまいがする」という状態を表す場合は形容詞の `vertiginous` を使うのが正しいです。
学習のコツ
- 💡「vertiginous」は単なる「dizzy」よりも、高所や高速、急激な変化による強いめまい感を表現する際に使われます。
- 💡物理的なめまいだけでなく、状況の複雑さや急速な進展を「目もくらむような」と比喩的に形容する際にも活用できます。
- 💡日常会話よりは、文章や記述的な表現で使われることが多い、ややフォーマルで知的な響きのある単語です。
- 💡`more` を使うことで、ある程度の状態からさらにめまいや不安定さが増したことを強調できます。
対話例
友人と高層ビルの展望台からの景色について話している
A:
Wow, the city looks so small from up here!
わあ、ここからだと街がすごく小さく見えるね!
B:
Yeah, it's incredible. Actually, I feel a bit more vertiginous on this glass floor than I did on the last one.
うん、すごいね。正直、このガラスの床は、前のところよりもちょっとめまいがするよ。
会社の急成長について同僚と話している
A:
Our company's expansion has been phenomenal this quarter.
今期、我が社の拡大は驚異的だったね。
B:
Absolutely. Sometimes I feel the pace is becoming more vertiginous. It's hard to keep up with all the changes.
まったくだよ。時々、ペースがますます目まぐるしくなっていると感じるよ。すべての変化についていくのが大変だ。
美術館で抽象的なアート作品について話している
A:
This installation gives me a strange feeling, like my sense of balance is off.
このインスタレーション、なんだか変な感じ。平衡感覚がおかしくなるみたい。
B:
I know what you mean. The artist probably intended to create a more vertiginous experience with these distorted lines and colors.
わかるよ。アーティストは、この歪んだ線と色で、もっとめまいがするような体験を作り出したかったんだろうね。
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