/mɔːr pɪˈdæntɪk/
more peDANtic
💡 moreは軽く、pedanticの「ダン」の部分を強く、はっきりと発音しましょう。'dan'は日本語の「ダン」に近い音です。最後の'tic'は「ティック」と短く発音します。
"Exhibiting an increased or excessive concern with minor details, rules, or with displaying academic learning, often in an annoying or showy way."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、誰かが学問的な知識をひけらかしたり、些細な規則や細部に過度にこだわりすぎたりする態度を批判的に描写する際に用いられます。多くの場合、その人の行動が周囲にとって退屈、うんざり、または不必要に複雑だと感じられるニュアンスを含みます。 フォーマル度は中程度ですが、批判的な意味合いが強いため、相手に直接使う場合は注意が必要です。議論や批評、分析的な文脈で、ある主張や行動の「やりすぎ感」を指摘する際に効果的です。ネイティブは、この言葉を聞くと、議論が不必要に細かい点にこだわり、本質から逸れている、または話し手が知識をひけらかしていると感じるでしょう。やや否定的な印象を与える言葉です。
He's being even more pedantic about the seating arrangements than usual.
彼はいつも以上に座席配置に細かすぎるよ。
I know it's a small detail, but you're being more pedantic than necessary.
些細なことだけど、必要以上に細かすぎるよ。
Don't be so more pedantic; it's just a game!
そんなに規則にこだわりすぎないで、ただのゲームだよ!
My brother gets more pedantic when he talks about history.
私の兄は歴史の話になると、より衒学的な(細かすぎる)になる。
She was more pedantic about the recipe than the chef.
彼女はシェフよりもレシピにこだわりすぎていた。
Some people find his jokes more pedantic than funny.
彼のジョークは面白いというより、衒学的すぎると感じる人もいる。
Your explanation is more pedantic than helpful for beginners.
あなたの説明は初心者にとって役立つというより、衒学的すぎます。
We need to avoid being more pedantic in our project proposal; clarity is key.
企画書では、これ以上衒学的になるのを避けるべきです。明瞭さが重要です。
His feedback was more pedantic than constructive, focusing on minor formatting issues.
彼のフィードバックは建設的というより衒学的で、些細な書式設定の問題に焦点を当てていました。
The critic argued that the author's later works became more pedantic, losing their initial spontaneity.
批評家は、著者の後期の作品がより衒学的になり、初期の自発性を失ったと論じた。
In academic discourse, an overly rigid adherence to methodology can sometimes appear more pedantic than genuinely scholarly.
学術的議論において、方法論への過度な固執は、時に真に学問的であるよりも衒学的に映ることがあります。
「nitpicky」は「重箱の隅をつつくような」「揚げ足取りをするような」という意味で、より口語的でカジュアルな表現です。「pedantic」が学術的知識のひけらかしや規則への過度な固執を指すのに対し、「nitpicky」は些細な欠点を見つけて批判する行為に焦点を当てます。フォーマル度は低いです。
「fastidious」は「潔癖な」「几帳面な」「好みがうるさい」といった意味で、細部にこだわる点で「pedantic」と似ていますが、必ずしも否定的なニュアンスばかりではありません。質の高さや清潔さにこだわる、というポジティブな側面も持ち合わせます。「pedantic」ほど知識のひけらかしや、規則への過度な執着という批判的な意味合いは強くありません。
「overly meticulous」は「過度に几帳面な」「過剰に細部までこだわる」という意味で、「pedantic」に非常に近いニュアンスを持ちます。しかし、「pedantic」が「知識のひけらかし」という側面を含むのに対し、「overly meticulous」は単に「細部にこだわりすぎる」という行動に焦点を当てることが多いです。
「particular about」は、ある特定の物事に対して「こだわりが強い」ことを表します。この表現は必ずしもネガティブではありませんが、文脈によっては「細かすぎる」というニュアンスになることもあります。「pedantic」のように、知識をひけらかす意味合いは通常含まれません。
pedanticは基本的に批判的なニュアンスを持つため、研究の丁寧さや正確さを褒める際には'meticulous'(きめ細やかな)や'thorough'(徹底的な)などの肯定的な言葉を使うのが適切です。
pedanticallyは副詞なので、名詞(approach)を直接修飾することはできません。名詞を修飾するには形容詞のpedanticを使います。
A:
I think we're getting a bit more pedantic about the wording here. Let's focus on the main idea.
ここでの言葉遣いに、少しこだわりすぎているように思います。主要な考えに集中しましょう。
B:
You're right. We don't want to lose sight of the bigger picture by being too pedantic.
おっしゃる通りです。細かすぎることにとらわれて、大局を見失いたくありませんね。
A:
He's become more pedantic about the rules of board games recently.
彼は最近、ボードゲームのルールに以前より厳しくなったよね。
B:
Yeah, it makes it less fun sometimes when he gets too pedantic.
うん、彼が細かすぎると、時々あまり楽しくない時があるよ。
more pedantic を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。