more honorable
発音
/mɔːr ˈɒnərəbəl/
more ONorable
💡 「モア」は軽く発音し、続く「オノラブル」の最初の「オ」に強勢を置きます。Rの音（特にアメリカ英語の場合）を意識すると、より自然な発音になります。
使用情報
構成単語
意味
より名誉ある、より高潔な、より尊敬に値する。
"Describing an action, person, or quality that is superior in terms of morality, ethics, or dignity, compared to another option or individual."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある選択、行動、あるいは人物が、他の選択肢や人物と比較して、道徳的、倫理的、または品格の面で優れていると評価する際に用いられます。単に「良い」というだけでなく、「尊敬に値する」「品位がある」といった深い敬意や称賛の気持ちを込めて使われます。特に、困難な状況や利己的な誘惑がある中で、正しい道や高潔な道を選んだ場合に強調されます。フォーマル度としてはやや高めで、ビジネスシーンや公式な文書、スピーチなどで見られることが多いですが、個人の倫理観や行動について語る日常会話でも使用されます。ネイティブスピーカーは、この表現を聞くと、対象となる人や行動が非常にポジティブで、高い道徳的基準に基づいていると感じます。
例文
I think it's more honorable to admit your mistake than to try and cover it up.
間違いを認めようとしないよりも、認める方がより名誉あることだと思います。
For him, sacrificing his own gain for the team was the more honorable choice.
彼にとって、チームのために自分の利益を犠牲にすることは、より名誉ある選択でした。
She felt it was more honorable to decline the award if she hadn't truly earned it.
彼女は、本当に受賞に値しないのであれば、賞を辞退する方がより名誉あることだと感じました。
It's more honorable to live by your principles, even if it's harder.
たとえ困難であっても、自分の信念に従って生きる方がより高潔です。
He decided that quitting his job to follow his passion was a more honorable path for him.
彼は、情熱を追うために仕事を辞めることが、自分にとってより名誉ある道だと決心しました。
Offering a full refund, despite the minor damage, was considered the more honorable business practice.
わずかな損傷にもかかわらず全額返金を提供することは、より名誉ある商習慣と見なされました。
In this negotiation, taking a long-term, ethical stance will be seen as the more honorable approach.
この交渉では、長期的かつ倫理的な立場を取ることが、より名誉あるアプローチと見なされるでしょう。
The company chose a more honorable path by prioritizing employee welfare over immediate profits.
その会社は、目先の利益よりも従業員の福祉を優先することで、より名誉ある道を選びました。
To serve one's country selflessly is often considered a more honorable pursuit than personal enrichment.
私腹を肥やすことよりも、私心なく国に奉仕することの方が、より名誉ある追求であるとよく考えられます。
The judge ruled that upholding the spirit of the law, rather than just the letter, was the more honorable course of action.
裁判官は、法の文字だけでなくその精神を守ることが、より名誉ある行動方針であると判断しました。
類似表現との違い
「respectable」は社会的地位や評判、品行方正さを指すことが多いのに対し、「honorable」は道徳的な高潔さや誠実さ、尊敬に値する資質に焦点を当てます。respectableは外面的な評価も含みますが、honorableは内面的な価値観がより強調されます。
「noble」は「崇高な」「高貴な」という意味で、「honorable」と非常に近いですが、より文学的・詩的な響きがあり、時には生まれや血筋の高さを連想させることもあります。「honorable」が個人の行動や性格の道徳性を指すのに対し、「noble」はより理想的で普遍的な価値観を指す傾向があります。
「ethical」は特定の倫理原則や職業倫理に沿っているかどうかに焦点を当てます。「honorable」はより広範な意味で、個人の品格や道徳的な誠実さを指しますが、「ethical」は行動や決定が定められた基準や規範に合致しているかを評価する際に使われます。
「righteous」は「正しい」「義にかなった」という意味で、しばしば宗教的・道徳的な絶対的な正しさを強調します。「honorable」は「尊敬に値する」という評価のニュアンスが強いのに対し、「righteous」は「罪のない」「正義の」といった意味合いが強くなります。
学習のコツ
- 💡「道徳的」「倫理的」な行動や人物を評価する際に使うと、非常に自然で適切な表現になります。
- 💡単なる「良い」や「正しい」よりも、「尊敬に値する」「品位がある」といった深い敬意や称賛を表したい場合に有効です。
- 💡比較対象を明確にすることで、どのような点が「より名誉ある」のかを強調できます。
対話例
会社の困難な状況での意思決定について話し合う場面
A:
The board had to make a tough decision regarding the layoffs.
取締役会は人員削減に関して難しい決断を迫られましたね。
B:
Yes, but I think their decision to prioritize employee severance over shareholder profits was the more honorable one.
はい、しかし、株主利益よりも従業員の退職金を優先した彼らの決断は、より名誉あるものだったと思います。
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