more faithless
発音
/mɔːr ˈfeɪθləs/
more FAITHless
💡 「more」は軽く、「faithless」の「faith」を強く発音します。全体的に感情を込めて発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
以前よりも、あるいは他の誰かや何かと比較して、より不誠実な、より裏切りやすい、より忠実でない。
"Exhibiting a greater degree of disloyalty, unfaithfulness, or lack of trustworthiness than before, or when compared to another person or entity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある個人や物事が、過去の状態や他のものと比べて、信頼性や忠実さの面で劣っている、あるいは欠けていることを強調する際に使用されます。「faithless」自体が否定的な意味を持つ形容詞であり、そこに比較級の「more」が付くことで、その不誠実さや裏切りやすさが「以前よりも増した」または「他よりもひどい」というニュアンスを帯びます。主に、人間関係における信頼の欠如、約束の不履行、または信念への忠実さの欠如を批判的に表現する際に用いられます。直接的に人に対して使うと強い批判となり、相手を傷つける可能性があるため、使う場面を選ぶ必要があります。文学作品や歴史の記述など、より客観的な文脈で用いられることもあります。
例文
After that incident, he became even more faithless to his promises.
あの事件の後、彼はさらに約束を破るようになった。
Many felt the new policy was more faithless to their original values.
多くの人が、新しい方針は彼らの本来の価値観に比べて、より不誠実だと感じました。
She accused him of being more faithless than any man she had ever known.
彼女は彼を、今まで出会ったどんな男よりも不誠実だと非難しました。
His actions appeared more faithless to the cause than any of his predecessors.
彼の行動は、どの前任者よりもその大義に反しているように見えました。
The novel depicted a character who grew more faithless with each passing year.
その小説では、年を追うごとに不誠実になっていく登場人物が描かれていました。
Such a decision would be more faithless to our long-term commitment.
そのような決定は、我々の長期的なコミットメントに対してより不誠実なものとなるでしょう。
Employees worried that management's latest proposal was more faithless to their original agreement.
従業員たちは、経営陣の最新の提案が、元の合意に比べてより不誠実であると懸念しました。
He was labeled as more faithless than a pirate, betraying all trust placed in him.
彼は海賊よりも不誠実だと罵られ、彼に寄せられた全ての信頼を裏切りました。
The historical account suggests the king became more faithless to his allies during the war.
歴史の記述によると、その王は戦争中に同盟国に対してより不誠実になったとのことです。
Is humanity becoming more faithless to its own ideals in the modern era?
現代において、人類は自身の理想に対してより不誠実になっているのでしょうか?
Your lack of communication makes you seem more faithless to the team's objectives.
あなたのコミュニケーション不足は、チームの目標に対してより不誠実に見えます。
類似表現との違い
「disloyal」は特定の人物、組織、国などへの『忠誠心』が欠けていることを指すことが多いのに対し、「faithless」は約束、信念、信頼関係全般に対する『誠実さ』の欠如を指します。意味は非常に近いですが、「faithless」の方がより広範な文脈で使われることがあります。
「untrustworthy」は「信頼できない」という結果や性質に焦点を当てます。例えば、秘密を漏らしたり、約束を守らなかったりする傾向があること。「faithless」は、より道徳的な観点から「不誠実である」という性質そのものに焦点を当てます。どちらも信頼できないことを意味しますが、ニュアンスが異なります。
「treacherous」は「裏切りやすい」「危険な」「当てにならない」という意味合いが強く、しばしば悪意や策略を伴う裏切りや、予測できない危険な状況を指します。「faithless」は単に誠実さがないことを指すため、「treacherous」の方がより強い悪意や危険性を伴う表現です。
「unreliable」は、能力、一貫性、または機能の欠如からくる「頼りにならない」「信頼できない」ことを指します。例えば、時間通りに来ない人や、頻繁に故障する機械など。「faithless」は道徳的な不誠実さに焦点を当てるため、意味合いが異なります。
学習のコツ
- 💡「faithless」は「faith(信頼・信仰)」に「-less(〜がない)」がついた形と覚えると意味が理解しやすいです。
- 💡人に対して直接使うと非常に強い批判となるため、使用には注意が必要です。文学作品や比喩的な表現で用いられることが多いでしょう。
- 💡比較級の「more」が付くことで、その不誠実さの度合いがさらに増していることを強調します。
対話例
友人が共通の知人について批判的に話している場面
A:
I can't believe John broke his promise again. He was supposed to help me move.
ジョンがまた約束を破ったなんて信じられないよ。引っ越しを手伝ってくれるはずだったのに。
B:
Yeah, it seems he's becoming more faithless every day. You can't rely on him for anything important.
ああ、彼は日に日に不誠実になっているようだね。重要なことでは彼に頼れないよ。
歴史上の人物の評価について議論している場面
A:
Some historians argue that King Richard was a strong leader, despite his flaws.
一部の歴史家は、リチャード王は欠点があったにもかかわらず、強力な指導者だったと主張しています。
B:
Perhaps, but his alliances were often short-lived, suggesting he was more faithless to his treaties than many of his peers.
そうかもしれませんが、彼の同盟関係はしばしば短命で、彼は同時代の多くの支配者よりも条約に対して不誠実だったことを示唆しています。
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