meet one's fate
発音
/miːt wʌnz feɪt/
meet one's FATE
💡 「meet」は「ミート」、「fate」は「フェイト」と発音します。「one's」は「ワンズ」と軽く発音されることが多いですが、フレーズ全体の意味の核は「fate」にあり、強く発音される傾向があります。
使用情報
構成単語
意味
(主に死や不幸といった)避けられない運命に出会う、最期を迎える、運命を受け入れる。
"To encounter or experience one's inevitable destiny, especially an unfortunate end or death. To face the consequences of one's actions or circumstances, often in a dramatic or solemn way."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は非常に重い意味合いを持ち、個人の死、破滅、あるいは避けられない悲劇的な結末を指します。日常会話で気軽に使うことはなく、主に文学作品、歴史的な記述、映画やドラマの劇的なシーン、または非常に大げさな比喩として用いられます。運命の必然性や、その運命を受け入れる覚悟や諦めといった気持ちを伴います。フォーマルで古風な響きがあり、ネイティブにとっては「劇的すぎる」「大げさ」と感じられることが多いでしょう。真面目な文脈や皮肉な文脈で限定的に使われます。
例文
The tragic hero knew he was destined to meet his fate on the battlefield.
その悲劇の英雄は、戦場で運命に出会うことを知っていました。
After years of evading justice, the criminal finally met his fate in a dramatic showdown.
長年正義から逃れた後、その犯罪者は劇的な対決の末に運命を迎えました。
She chose to stay with her people, ready to meet her fate whatever it might be.
彼女は自分の民とともに留まることを選び、いかなる運命であろうとも受け入れる覚悟でした。
The ancient prophecy foretold that the king would meet his fate by the hand of his own son.
古代の予言は、王が自分の息子によって運命を迎えるだろうと告げていました。
They say those who climb that dangerous mountain are bound to meet their fate sooner or later.
あの危険な山に登る者は、遅かれ早かれ運命に出会う定めだと言われています。
With a sigh, he accepted his decision and prepared to meet his fate.
彼はため息をつき、自身の決断を受け入れて、運命に立ち向かう準備をしました。
The empire, weakened by internal strife, was slowly but surely meeting its fate.
内紛によって弱体化した帝国は、ゆっくりとしかし確実に滅びの運命を迎えていました。
In the final chapter, the protagonist confronts his nemesis, ready to meet his fate.
最終章で、主人公は宿敵と対峙し、運命を受け入れる覚悟をします。
The old warrior, knowing his time was near, calmly prepared to meet his fate.
自分の時が近いことを知っていた老戦士は、静かに運命を迎える準備をしました。
The company, after years of poor management, was clearly on a path to meet its fate.
長年の経営不振の後、その会社は明らかに破滅の道を辿っていました。
類似表現との違い
「最期を迎える」「死ぬ」という意味で非常に近いですが、「meet one's fate」が避けられない宿命的な結末や劇的な運命を強調するのに対し、「meet one's end」は単に「終わり」や「死」を指し、より中立的です。どちらもフォーマルな表現です。
「自分の運命に立ち向かう」「運命を受け入れる」という意味で、「meet one's fate」と似ていますが、「face」は能動的に直面するというニュアンスが強いです。「meet」は結果として運命に遭遇し、受け入れるという受動的な意味合いも持ち得ます。
「悲劇的な結末を迎える」という意味で、「meet one's fate」と同様に不幸な結末を指しますが、「come to an end」というより一般的な表現に「tragic」を付けて具体化しています。「meet one's fate」の方がより運命論的な響きがあります。
よくある間違い
「meet one's fate」は日常の些細な問題や困難には使えません。死や破滅のような重く劇的な運命を表す際に限定されます。日常的な困難には「encounter」などを使います。
「meet one's fate」は「誰かと会う」という意味の「meet」とは異なります。「fate」は「運命」という意味であり、「夕食」のような日常的な目的語とは組み合わせません。
学習のコツ
- 💡文学作品や歴史の記述、映画やドラマの劇的なシーンで登場する表現として覚えておきましょう。
- 💡日常会話でこのフレーズを使うと、「大げさな人」と思われる可能性があるため、使用は避けるのが賢明です。
- 💡「死」や「破滅」といった避けられない運命を表す際に使う、非常に重い表現だと認識してください。
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