master of
発音
/ˌmæstər ˈɒv/
MASTER of
💡 「マスター」の最初の音節「マス」を強く発音します。ofは文脈により弱く「アヴ」のように発音されることもあれば、強調されて「オヴ」となることもあります。
使用情報
構成単語
意味
特定のスキル、知識、分野において非常に熟練している人、その道のプロフェッショナルであることを指します。
"Someone who is highly skilled and proficient in a particular art, science, trade, or any other field of knowledge or activity, demonstrating exceptional ability or control."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある特定の技術、知識、あるいは行動において、その人が非常に優れており、卓越した能力を持っていることを称賛する際に使われます。カジュアルな日常会話から、ビジネスの専門性を評価する場面、さらには学術的・芸術的な分野での高評価を伝える際にも幅広く使えます。相手の能力に対する深い尊敬や感嘆の気持ちを表し、「本当にその道のプロだ」「名人芸だ」といった肯定的な評価を強調します。また、皮肉やユーモアを込めて、ネガティブな行動(例:言い訳の達人)に対しても使われることがあります。
例文
My grandfather is a master of traditional Japanese carpentry.
私の祖父は伝統的な日本の大工技術の達人です。
She's a master of juggling multiple tasks while staying calm.
彼女は冷静さを保ちながら複数のタスクをこなす達人です。
He's always making people laugh; he's a master of comedic timing.
彼はいつもみんなを笑わせるんです。コメディのタイミングの達人ですよ。
You really are a master of disguise; I didn't recognize you at all!
あなたは本当に変装の達人ですね。全く気がつきませんでしたよ!
The chef at this restaurant is a master of French cuisine.
このレストランのシェフはフランス料理の達人です。
Our lead engineer is a master of problem-solving complex technical issues.
当社の主任エンジニアは、複雑な技術的問題解決の達人です。
To succeed in global markets, you need to be a master of cross-cultural communication.
国際市場で成功するには、異文化間コミュニケーションの達人である必要があります。
The consultant demonstrated herself to be a master of strategic negotiation.
そのコンサルタントは、戦略的交渉の達人であることを示しました。
He was hailed as a master of contemporary abstract painting.
彼は現代抽象絵画の巨匠として称賛されました。
A true master of debate can articulate complex ideas with remarkable clarity.
真の討論の達人は、複雑なアイデアを驚くほど明確に表現できます。
My younger brother is a master of making excuses when he doesn't want to do something.
弟は何かしたくないとき、言い訳をするのが達人級なんです。
She's a master of organization, her desk is always perfectly tidy.
彼女は整理整頓の達人で、机はいつも完璧に片付いています。
類似表現との違い
"master of" と同様に「専門家」を意味しますが、"expert in" は特定の分野における知識や技術が豊富であることを示す、より一般的な表現です。"master of" は、その分野を完璧に習得し、名人芸の域に達しているという、より高いレベルの熟練度や卓越性を強調するニュアンスがあります。
"pro" は "professional" の略で、「プロ並みにうまい人」という意味。非常にカジュアルで口語的な表現です。フォーマルな場面や文書では通常避けられます。"master of" はより洗練された表現で、公式な評価や尊敬の念を伝える際にも用いられます。
"whiz" は「(特定の分野で)非常に才能のある人、腕利き」という意味で、こちらもカジュアルな表現です。特に若者言葉や口語で使われることが多いです。即座の才能や器用さを指すことが多く、長年の研鑽による「達人」の域とはややニュアンスが異なります。
"virtuoso" は主に芸術、特に音楽の分野で「名人、巨匠」を指す、非常に高いレベルの技能を持つ人に使われる、フォーマルで限定的な表現です。一般的なスキルやビジネスの専門性にはあまり使われません。"master of" はより広範な分野に適用可能です。
よくある間違い
"master" は数えられる名詞なので、通常は不定冠詞 "a" を伴います。特定の唯一無二の達人であることを強調したい場合は "the master" を使うことも可能です。
このフレーズでは、通常、前置詞には "of" を使います。"in" は "expert in" など、他の専門性を表す表現で使われることが多いです。
学習のコツ
- 💡「a master of [名詞]」の形で使われることがほとんどです。冠詞の "a" を忘れないようにしましょう。
- 💡特定の分野やスキルに対して深い知識や卓越した技術を持つ人を表現する際に使う、ポジティブな意味合いのフレーズです。
- 💡比喩的に、ネガティブな行動や特徴に対しても「〜の達人」と皮肉っぽく使うこともできます。
- 💡"master of" の後に来る名詞は、単数形または複数形、あるいは動名詞(-ing形)が来ることがあります。
対話例
友人が難しい問題を解決した時
A:
I can't believe you fixed that so quickly! You're a master of problem-solving.
そんなに早く直したなんて信じられないよ!君は問題解決の達人だね。
B:
Haha, thanks! Years of practice, I guess.
はは、ありがとう!長年の経験のおかげかな。
ビジネス会議で同僚のスキルを称賛する
A:
Mr. Tanaka's ability to explain complex data is remarkable. He's truly a master of data visualization.
田中さんの複雑なデータを説明する能力は素晴らしいですね。彼はまさにデータ視覚化の達人です。
B:
Indeed. His presentations always make everything so clear.
本当にそうですね。彼のプレゼンはいつも全てを明確にしてくれます。
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master of を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。