意味
詐病、病気を装うこと、職務怠慢を装うこと
詐病する、病気や負傷を装う、職務を怠けるために仮病を使う
発音
/məlɪŋˈɡɛrɪŋ/
məlinGERing
💡 第3音節の「-ger-」（ゲァ）を強く発音します。日本人が苦手なLとRの音に注意し、「リンギァリング」と舌を巻くRを意識すると良いでしょう。最後の「-ing」も曖昧になりがちですが、はっきりと発音します。
例文
Stop malingering and work hard.
詐病はやめて真面目に働きなさい。
Is she just malingering?
彼女はただ詐病しているだけですか？
No more malingering, please.
もう詐病は勘弁してください。
We suspect deliberate malingering.
意図的な詐病を疑っています。
His malingering caused delays.
彼の詐病が遅延を引き起こしました。
Such behavior is pure malingering.
そのような行動は全くの詐病です。
This malingering needs investigation.
この詐病は調査が必要です。
He was accused of malingering.
彼は詐病の疑いをかけられました。
The doctor suspected malingering.
医師は詐病を疑いました。
Avoid malingering in the army.
軍隊では詐病を避けましょう。
変形一覧
動詞
名詞
文法的注意点
- 📝malingeringは、動詞malingerの現在分詞または動名詞として、あるいは「詐病」という名詞として機能します。
- 📝名詞としてのmalingeringは、一般的に不可算名詞ですが、「いくつかの詐病行為」のように可算名詞として扱うことも稀にあります。
- 📝動詞malingerは自動詞で、「〜を詐病する」のように直接目的語を取ることはできません。代わりに、「He malingered, claiming illness.」のように使います。
使用情報
よくある間違い
malingerは自動詞で、「～を詐病する」のように直接目的語を取ることはできません。「頭痛だと主張して詐病した」のように表現するのが自然です。
malingeringは「義務や責任を逃れるため」という目的が強いのに対し、「注目を集めるため」など、より一般的な「装う」行為にはfeignが適切です。
類似スペル単語との違い
feigningは「何かを装う、ふりをする」というより一般的な意味合いで、病気に限らず、感情や無知などを装う場合にも使われます。malingeringは特に「義務や責任から逃れるために、病気や障害を装う」という特定の意図と文脈を持つ点が異なります。
fakingは「偽造する、捏造する、偽る」という意味で、feigningと同様に広範に使われます。よりカジュアルな文脈でも使われることが多いです。malingeringは病気や怪我を装うことに特化しており、よりフォーマルで専門的な響きがあります。
shirkingは「（責任や義務を）怠る、回避する」という意味で、malingeringと同様に義務を逃れるニュアンスがありますが、必ずしも病気や怪我を装うことに限定されません。単純な怠慢や職務放棄も含まれます。
派生語
語源
📚 19世紀初頭にフランス語の'malingrer'から英語に入ったとされます。元々は兵士が兵役から逃れるために病気や怪我を装うことを指していました。義務や責任から逃れるために不調を装うという、やや批判的なニュアンスを含んでいます。
学習のコツ
- 💡malingeringは専門的で硬い表現のため、日常会話ではあまり使いません。
- 💡主に医療、法律、ビジネス（特に人事）などの特定の文脈で「詐病」という意味で用いられます。
- 💡動詞のmalinger（詐病する）や、詐病をする人という意味のmalingererも一緒に覚えると良いでしょう。
- 💡faking（偽る）やfeigning（装う）と比べて、特定の意図（義務逃れ、利益のため）が強い場合に用いられます。
- 💡名詞としては不可算名詞として使われることが多いですが、特定の詐病行為を指す場合は可算名詞となることもあります。
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