make a feint
発音
/meɪk ə feɪnt/
make a FEINT
💡 「make」は「メイク」と発音し、「feint」は「フェイント」と発音します。特に「feint」は「f」の音を唇を軽く噛んで息を出すように発音し、「ei」は「エイ」と長く伸ばしましょう。
使用情報
構成単語
意味
フェイントをかける、見せかけの行動をする、陽動を行う。
"To make a deceptive movement or attack, especially one that is intended to distract an opponent from one's true objective or action."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に相手を欺く、惑わすことを目的とした見せかけの行動を指します。スポーツ(特に格闘技や球技)、軍事戦略、交渉、心理戦など、競争や対立のある状況でよく用いられます。文字通りの身体的な動きだけでなく、比喩的に戦略的な行動や言葉の駆け引きにも応用可能です。相手を出し抜こうとする意図や、相手の注意をそらして本命の行動を成功させようとする戦略的な気持ちを表します。比較的にフォーマルな文脈や専門的な議論で使われることが多いですが、スポーツの解説などでは中立的に使われます。日常会話で使うとやや堅い印象を与える可能性があります。
例文
The boxer made a feint with his left hand, then delivered a powerful right hook.
そのボクサーは左手でフェイントをかけ、それから強力な右フックを打ち込みました。
He made a feint toward the basket, then passed the ball to an open teammate.
彼はバスケットに向かってフェイントをかけ、それから空いているチームメイトにパスを出しました。
The general made a feint to the north, drawing enemy forces away from the true invasion point.
将軍は北へ陽動をかけ、敵軍を真の侵攻地点から引き離しました。
During the negotiation, she made a feint of walking away to pressure them.
交渉中、彼女は圧力をかけるために立ち去るふりをしました。
The politician made a feint at compromise, but secretly pursued his original agenda.
その政治家は妥協するそぶりを見せましたが、密かに元の計画を進めていました。
She made a feint of disinterest to gauge his true feelings.
彼女は彼の本心を探るために、無関心を装いました。
Our team needs to make a feint to open up their defense.
我々のチームは、相手のディフェンスを崩すためにフェイントをかける必要があります。
It was a clever move; he made a feint and completely caught them off guard.
それは巧妙な動きでした。彼がフェイントをかけたことで、相手は完全に不意を突かれました。
To confuse the market, the company made a feint by announcing a misleading product feature.
市場を混乱させるため、その会社は誤解を招く製品機能を発表することでフェイントをかけました。
The chess player made a feint on the kingside to draw the opponent's pieces.
チェスのプレイヤーは相手の駒を引き出すために、キングサイドにフェイントをかけました。
類似表現との違い
より口語的でカジュアルな表現で、特にスポーツの文脈で「見せかけの動きをする」という意味で使われます。「make a feint」よりも日常的な動作を指す場合にも用いられます。
相手をだます意図は共通していますが、「bluff」は主に交渉やゲーム(ポーカーなど)で「はったりをかける」「虚勢を張る」という意味で使われ、身体的な動きを伴わないことが多いです。「make a feint」は具体的な欺瞞行動を指します。
「deceive」は「だます、欺く」というより一般的な動詞で、具体的な行動を指す「make a feint」よりも、欺瞞行為全般や相手を誤解させる行為を広く指します。動詞なので使い方も異なります。
よくある間違い
「faint」(気絶する、かすかな)と「feint」(フェイント)は発音もスペルも似ていますが、意味は全く異なります。文脈に合わせて正しい単語を使いましょう。
「フェイントをかける」という表現では、「do a feint」ではなく「make a feint」を使うのが英語の自然なコロケーションです。動詞「make」が適切です。
学習のコツ
- 💡主にスポーツ、軍事、交渉などの戦略的な文脈で使われることを意識しましょう。
- 💡単語「feint」は名詞だけでなく動詞としても使われますが、フレーズとしては「make a feint」が一般的です。
- 💡発音は「feint」と「faint」を混同しないように注意しましょう。「feint」は「フェイント」です。
対話例
バスケットボールの試合の解説
A:
That was an incredible play! Did you see how he created space?
信じられないプレーでしたね!どうやってスペースを作ったか見ましたか?
B:
Absolutely! He made a perfect feint to his left, and the defender completely bit on it, leaving the lane open.
ええ、まさに!彼は左に完璧なフェイントをかけたので、ディフェンダーは完全に引っかかり、レーンが空きましたね。
ビジネス交渉後の振り返り
A:
Their initial offer seemed quite generous, but I felt there was something else at play.
彼らの最初の提案はかなり寛大に見えましたが、何か別の意図があるように感じました。
B:
You're right. It was probably a feint to make us drop our guard before they presented their real demands.
その通りです。おそらく彼らが本当の要求を提示する前に、我々の警戒心を解かせるためのフェイントだったのでしょう。
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