main antagonist
発音
/meɪn ænˈtæɡənɪst/
main anTAGonist
💡 「メイン」は日本語の「メイン」と同じように発音し、強すぎないように意識しましょう。「アンタゴニスト」は、特に「タ」の部分(-tag-)にアクセントを置いて強く発音すると、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
物語、映画、ゲームなどのフィクション作品において、主人公や主要人物と対立する主要な敵役、または主要な妨害者。物語の進行において中心的な障害となるキャラクターを指します。
"The principal character in a story, film, or drama who is in direct opposition to the main character (the protagonist), serving as the primary source of conflict."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に文学、映画、ゲームなどのフィクション作品の分析や感想を語る際に用いられます。単なる「悪役(villain)」とは異なり、物語の構造上、主人公と最も強く対立する「役割」に焦点を当てています。必ずしも道徳的に悪である必要はなく、主人公の目的や価値観と異なる立場にいる、主要な障害となる人物を指すこともあります。客観的かつ専門的な響きがあり、作品のテーマやプロットを深く議論する際に適しています。日常会話でも使われますが、ややフォーマルな印象を与え、知識人らしい表現として受け取られることがあります。
例文
The main antagonist in the novel was surprisingly sympathetic.
その小説の主要な敵役は、驚くほど感情移入できる人物でした。
Who do you think is the main antagonist in this season of the show?
このシーズンのドラマのメインアンタゴニストは誰だと思いますか?
Her latest film features a complex character as the main antagonist.
彼女の最新映画では、複雑な性格の人物が主要な敵役として登場します。
The main antagonist's motivations were left ambiguous until the very end.
主要な敵役の動機は、最後まで曖昧なままでした。
In many classic tales, the main antagonist embodies pure evil.
多くの古典的な物語において、主要な敵役は純粋な悪を体現しています。
The company identified their closest competitor as their main antagonist in the market.
その会社は、市場における主要な競合他社を「メインアンタゴニスト」と見なしました。
Analyzing the psychological depth of the main antagonist is crucial for understanding the play's themes.
主要な敵役の心理的な深さを分析することは、劇のテーマを理解するために極めて重要です。
The critical reception praised the nuanced portrayal of the main antagonist.
評論家たちは、主要な敵役の繊細な描写を高く評価しました。
The game's narrative makes you question who the true main antagonist is.
そのゲームの物語は、真のメインアンタゴニストが誰なのかを考えさせられます。
He designed a challenging final boss, worthy of being the main antagonist.
彼は、主要な敵役にふさわしい、手強い最終ボスをデザインしました。
類似表現との違い
「villain」は道徳的に悪意があり、悪事を働く人物を指す一般的な「悪役」です。一方、「main antagonist」は物語の構造上、主人公と対立する「主要な役割」を指し、必ずしも道徳的に悪とは限りません。例えば、主人公の目的と衝突するが、彼自身は正義のために行動しているキャラクターも「main antagonist」になり得ます。
「adversary」は、より広範に「敵」「対戦相手」を意味し、物語の主要な敵役という特定の文脈に限定されません。スポーツ、ビジネス、法律など、さまざまな状況で競争相手や反対者を指すことができます。「main antagonist」は物語の中心的な対立に限定されます。
「nemesis」は、主人公にとって特に克服が難しい、長年の宿敵や因縁の相手を指します。個人的な因縁や復讐の要素が強く、単なる敵ではなく「打倒すべき運命的な存在」というニュアンスを含みます。「main antagonist」は物語構造上の役割であり、因縁の有無は問いません。
学習のコツ
- 💡「villain」(悪役)との違いを理解すると、作品の登場人物をより正確に表現できます。
- 💡映画や小説の感想を英語で話す際に積極的に使ってみましょう。
- 💡ビジネスシーンで、競合他社や課題を比喩的に表現する際にも応用できます。
対話例
友人との映画の感想
A:
That new sci-fi movie was amazing! What did you think of the main antagonist?
あの新しいSF映画、素晴らしかったね!メインアンタゴニストはどう思った?
B:
I loved how complex he was. Not just a stereotypical villain, but someone with real depth.
彼の複雑さがとても良かったよ。単なる典型的な悪役じゃなくて、本当に奥深さがあったね。
オンラインゲームについて話す
A:
I finally reached the final boss in that RPG. Who is the main antagonist, by the way?
ついにあのRPGの最終ボスまでたどり着いたよ。ところで、メインアンタゴニストって誰なの?
B:
Oh, you're about to find out! It's a character with a really surprising backstory.
おっと、それはこれからのお楽しみ!本当に驚くべき背景を持つキャラクターだよ。
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