leviathan

/lɪˈvaɪəθən/

英検1級C2TOEIC
学術政治自然ビジネス文学

意味

名詞

巨大な海の怪物(特に旧約聖書に登場する)

名詞

非常に巨大で強大なもの、巨大な組織や権力、巨大な船や企業など

名詞

トマス・ホッブズの著書『リヴァイアサン』(国家の比喩)

発音

/lɪˈvaɪəθən/

liVAIəthən

💡 第二音節の「ヴァイ (VAI)」を最も強く発音しましょう。「th」の音は、舌を上下の歯で軽く挟み、その隙間から息を出す無声歯摩擦音です。日本語の「ス」や「ズ」とは違うので注意してください。

例文

The ship was a true leviathan.

カジュアル

その船はまさに巨体でした。

Ancient myths describe a leviathan.

カジュアル

古代神話は巨大な怪物を描いています。

A leviathan of the deep sea.

カジュアル

深海の巨大な生き物。

We saw a whale, a true leviathan.

カジュアル

私たちはクジラを見ました、まさに巨体でした。

His ambition was a leviathan.

カジュアル

彼の野望は巨大なものでした。

The project grew into a leviathan.

カジュアル

そのプロジェクトは巨大なものへと成長しました。

The company became a tech leviathan.

ビジネス

その企業は巨大なテクノロジー企業になりました。

He spoke of a financial leviathan.

ビジネス

彼は金融界の巨頭について話しました。

The state is seen as a leviathan.

フォーマル

国家は巨大な権力として見られます。

A leviathan, challenging to control.

フォーマル

制御が困難な巨大なもの。

変形一覧

名詞

複数形:leviathans

文法的注意点

  • 📝「leviathan」は数えられる名詞なので、単数形の場合は「a leviathan」のように冠詞を付けます。
  • 📝複数形は規則的に「leviathans」となります。
  • 📝主に比喩的な表現として使われるため、文脈に合った使い方を心がけましょう。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
学術・研究文学・芸術ビジネス政治・経済自然・環境歴史・文化評論・報道

よくある間違い

I saw a leviathan dog.
I saw a huge dog.

Leviathanは単に「大きい」という意味ではなく、聖書に登場するような「巨大で強大な怪物」や、比喩的に「巨大で圧倒的な力を持つもの」を指します。日常的な「大きい」という表現には通常使いません。

類似スペル単語との違い

behemoth

leviathanは元々「海の怪物」を指し、behemothは「陸の巨獣」を指します。どちらも比喩的に「巨大なもの」を意味しますが、leviathanは特に圧倒的な力や権威、あるいは制御不能なイメージを伴うことが多いです。

語源

由来:ヘブライ語
語根:
liwyathan (ねじれた、巻き付いたもの)

📚 聖書に登場する海の怪物に由来し、17世紀の思想家トマス・ホッブズがその著書『リヴァイアサン』で国家の強大な権力を象徴する言葉として用いたことで、広く知られるようになりました。

学習のコツ

  • 💡「leviathan」は単に大きいだけでなく、「計り知れない力を持つ巨大な存在」というニュアンスを理解しましょう。
  • 💡聖書の物語やトマス・ホッブズの著書と関連付けて覚えると、背景が分かり理解が深まります。
  • 💡比喩的な用法が多いので、どのような文脈で使われるか例文を通して確認しましょう。

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