level an aspersion

コロケーション英検1級C2TOEIC TOEIC 900点目標

発音

/lɛvl ən əˈspɜːrʒən/

LEVEL an aSPERsion

💡 「level」は「レヴェル」のように発音し、最初の音節に強勢があります。「aspersion」は「アスパーション」のように発音し、二番目の音節「-sper-」に強勢があります。特に「-sion」の部分は「ジョン」という音に近いことに注意しましょう。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
政治・社会法律報道学術・研究歴史・文学ビジネス議論・討論

構成単語

意味

人の名誉や評判を傷つけるような非難、中傷、悪評を公に浴びせる。

"To make a critical or damaging statement about someone or something, often without full proof, in order to harm their reputation, character, or status."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、誰かの名誉や評判を意図的に傷つける目的で、根拠が曖昧な、あるいは不当な非難や悪口を公に浴びせる行為を指します。非常にフォーマルで、やや古風な響きを持つ表現です。日常会話で使われることはほとんどなく、主に政治演説、法的な議論、ジャーナリズム、文学作品など、書かれたテキストや公的な場で用いられます。個人が感情的に誰かを批判するよりも、公衆の面前やメディアを通じて相手の信頼性や品位を貶めようとする、深刻で攻撃的な状況で用いられます。聞く人には重く、ネガティブな印象を与えます。

例文

The opposition party tried to level an aspersion against the minister regarding his financial dealings.

フォーマル

野党は大臣の金銭的取引に関して非難を浴びせようとした。

He felt it was unfair to level such an aspersion against a colleague without concrete evidence.

ビジネス

具体的な証拠もないのに同僚にそのような中傷を浴びせるのは不公平だと彼は感じた。

The journalist was accused of leveling aspersions rather than providing factual reporting.

フォーマル

そのジャーナリストは事実に基づいた報道をする代わりに中傷を浴びせたと非難された。

It is easy to level an aspersion, but harder to offer constructive criticism.

フォーマル

非難を浴びせるのは簡単ですが、建設的な批判をするのはより困難です。

The company spokesperson refused to level any aspersion against their competitors.

ビジネス

その会社の広報担当者は、競合他社に対して一切の非難を浴びせることを拒否しました。

Historians often level aspersions against figures from the past when new evidence emerges.

フォーマル

新たな証拠が浮上すると、歴史家はしばしば過去の人物を非難します。

Instead of addressing the points, he chose to level an aspersion about her character.

フォーマル

論点に触れる代わりに、彼は彼女の人格について非難を浴びせることを選んだ。

Public figures must be prepared for some to level aspersions against them regardless of their good intentions.

フォーマル

公人は、どんなに良い意図があっても、中傷を浴びせる者がいることを覚悟しなければなりません。

To level an aspersion based on rumor is irresponsible and unprofessional.

ビジネス

噂に基づいて非難を浴びせるのは無責任で非専門的です。

She warned him not to level such baseless aspersions in their discussion.

フォーマル

彼女は彼に、議論中にそのような根拠のない非難を浴びせないよう警告しました。

Some critics unfairly level aspersions against modern art for its perceived lack of traditional skill.

フォーマル

一部の批評家は、伝統的な技術が欠けているという認識に基づいて、現代アートを不公平に非難します。

He tried to level an aspersion at his rival's integrity, but it backfired.

フォーマル

彼はライバルの誠実さに非難を浴びせようとしたが、裏目に出た。

類似表現との違い

cast aspersionsフォーマル

「level an aspersion」と非常に似ており、意味も「非難や中傷を浴びせる」とほぼ同じです。「cast aspersions」の方がやや一般的で、より頻繁に使われる傾向にありますが、どちらもフォーマルで人の名誉を傷つけるような非難を指します。

slander someoneフォーマル

「slander」は主に口頭での名誉毀損を指し、法的な文脈でよく使われます。「level an aspersion」が一般的な非難行為全般を指すのに対し、「slander」は虚偽の事実を述べて人の評判を傷つける、法的責任を伴う行為に特化しています。

defame someoneフォーマル

「defame」は「slander」と同様に名誉毀損を意味しますが、口頭か書面かを問わず、広く人の評判を傷つける行為を指します。こちらも法的な含みが強く、「level an aspersion」よりも具体的な損害や違法性を強調します。

malign someoneフォーマル

「malign」は、悪意を持って誰かについて悪口を言ったり、中傷したりすることを意味します。「level an aspersion」が公的な非難行為に焦点を当てるのに対し、「malign」はより個人的なレベルでの悪口や陰口に近いニュアンスも持ちます。

「criticize」は「批判する」という意味で、最も一般的で広範な表現です。「level an aspersion」が悪意のある中傷や根拠のない非難という強い否定的なニュアンスを持つのに対し、「criticize」は建設的な批判や評価を含むこともあり、必ずしも悪意を伴うとは限りません。

よくある間違い

make an aspersion
level an aspersion

「非難を浴びせる」という文脈では、「make」ではなく「level」という動詞を使うのが正しいコロケーションです。「aspersion」という名詞は、「level」や「cast」といった特定の動詞と結びついて使われることが一般的です。

level aspersion (no 'an')
level an aspersion / level aspersions

「aspersion」は可算名詞として扱われることが多く、単数形の場合は通常不定冠詞「an」を伴います。複数の非難を浴びせる場合は「level aspersions」と複数形にします。

level an aspersion on/at someone
level an aspersion against someone

「誰かに対して」という非難の対象を示す際には、前置詞「against」を使うのが一般的です。「on」や「at」は、このフレーズの文脈では適切ではありません。

学習のコツ

  • 💡「level an aspersion」は非常にフォーマルで、やや古風な表現であり、日常会話ではほとんど使用されません。主に書面や公的な場で使われることを覚えておきましょう。
  • 💡意味としては「中傷する」「悪評を立てる」という強い否定的なニュアンスを含みます。相手の名誉を貶める意図があるため、安易な使用は避けるべき表現です。
  • 💡同じような意味でより一般的な表現として「cast aspersions」がありますが、これもフォーマルな表現です。意味の違いを理解しておくと、読解に役立ちます。

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