lack foresight
発音
/læk ˈfɔːrˌsaɪt/
lack FOReSIGHT
💡 「lack」は短く「ラック」と発音し、「foresight」は「フォーサイト」と発音します。特に「fore-」の部分に強いアクセントを置き、その後の「-sight」はやや弱めに発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
将来を見通す能力や、将来起こりうる事態を予測して準備する能力が不足していること。
"The inability or failure to anticipate future events, problems, or needs, and to plan accordingly; a deficiency in predictive judgment."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に計画性や戦略性、あるいは将来的なリスク管理が不十分である状態を指して使われます。個人、組織、政府など、幅広い主体に対して使用可能です。否定的な文脈で使われることが多く、批判や懸念、失望の気持ちを表す際に適しています。フォーマルからニュートラルな場面で使われ、特にビジネス、政治、学術的な議論で頻繁に耳にします。ネイティブは、ある行動や決定が将来にわたる影響を考慮していないと感じた場合に、この表現を使ってその欠陥を指摘することが多いです。
例文
He tends to lack foresight when it comes to personal finances, often making impulsive purchases.
彼は個人の財務に関して先見の明に欠ける傾向があり、しばしば衝動買いをしてしまいます。
If you lack foresight, you might end up regretting your decisions later on.
もし先見の明がなければ、後になって自分の決断を後悔することになるかもしれません。
My previous boss often seemed to lack foresight in team management, leading to frequent project delays.
前の私の上司は、チーム運営において先見の明に欠けていることが多く、プロジェクトの遅延が頻繁に発生していました。
The company's failure was largely due to its CEO's lack foresight in market trends.
その企業の失敗は、CEOが市場トレンドの先見の明に欠けていたことに大きく起因します。
We must not lack foresight in developing our long-term business strategy to ensure sustainable growth.
持続的な成長を確実にするため、長期的な事業戦略を策定する上で先見の明に欠けてはなりません。
Their current problems stem from a serious lack foresight during the initial planning phase of the project.
彼らの現在の問題は、プロジェクトの初期計画段階での深刻な先見の明の欠如から生じています。
Investing without foresight can lead to significant losses, especially in volatile markets.
先見の明なしに投資することは、特に変動の激しい市場では、重大な損失につながる可能性があります。
Governments often lack foresight when addressing complex social issues, resulting in stopgap solutions.
政府は、複雑な社会問題に対処する際にしばしば先見の明に欠けており、その結果、場当たり的な解決策が生み出されています。
Critics argued that the policy demonstrated a significant lack foresight regarding its long-term environmental impact.
批評家たちは、その政策が長期的な環境への影響に関して著しい先見の明の欠如を示していると主張しました。
Historians often analyze past leaders who seemed to lack foresight in critical moments, leading to historical consequences.
歴史家は、重要な局面で先見の明に欠けていたと思われる過去の指導者をしばしば分析し、それが歴史的結果につながった経緯を解明します。
類似表現との違い
「short-sightedness」は「近視眼的な見方」という意味で、「lack foresight」よりも目先の利益や問題に囚われ、遠い将来を見通せない視野の狭さを強調します。計画性の欠如だけでなく、考え方の本質的な欠陥を指すニュアンスがあります。
「poor planning」はより直接的に「計画が不十分である」ことを指します。「lack foresight」は計画そのもの以前の「将来を見通す能力」の欠如を意味するのに対し、「poor planning」は計画を立てるプロセスや内容の質に問題があったことを表します。
「failure to anticipate」は「予測の失敗」という結果に焦点を当てた表現です。特定の事態やリスクを事前に予測できなかったという事実を述べます。「lack foresight」は予測する能力自体が欠けている状態を指すため、より根源的な能力不足を示唆します。
「lack of vision」は「ビジョンの欠如」という意味で、将来の明確な目標や方向性、戦略的な全体像がない状態を指します。「lack foresight」が具体的な問題や機会を見通す力に焦点を当てるのに対し、「lack of vision」はより高次の、組織や個人の長期的な方向性を示す概念の欠如を意味します。
よくある間違い
「lack foresight」は動詞句として「先見の明がない」と表現しますが、「lack of foresight」は名詞句として「先見の明の欠如」を意味します。動詞として使いたい場合は`lack`の後に直接`foresight`を置きます。例: 'The company *lacked foresight*.' (その会社は先見の明がなかった。) 名詞として使いたい場合は、'Their *lack of foresight* caused problems.' (彼らの先見の明の欠如が問題を引き起こした。) となります。
「miss」は「〜を逃す」という意味で、能力がないことには使いません。先見の明がないという場合は「lack foresight」が適切です。
「lose」は「〜を失う」という意味ですが、「先見の明がない」という本質的な能力の欠如を表す場合は通常「lack」を使います。「lose foresight」は、以前はあった先見の明がなくなったというニュアンスになるため、文脈によっては不自然です。
学習のコツ
- 💡主にビジネス、政治、学術など、ややフォーマルな文脈で使われる表現です。
- 💡「lack」を動詞として使う場合は「lack foresight」、名詞として使う場合は「lack of foresight」となります。使い分けに注意しましょう。
- 💡批判的、分析的なニュアンスを持つため、使う場面や相手を考慮する必要があります。
- 💡将来の計画や戦略について議論する際に非常に役立つ表現です。
対話例
会議で新しいプロジェクト計画について議論している場面
A:
I'm concerned that this new project plan might lack foresight regarding potential technological shifts.
この新しいプロジェクト計画は、潜在的な技術変化に関する先見の明に欠けているのではないかと懸念しています。
B:
That's a valid point. We need to ensure we've accounted for future trends to avoid being obsolete.
それはもっともなご指摘です。時代遅れにならないよう、将来のトレンドを確実に考慮に入れる必要がありますね。
友人同士が、ある政治家の政策について話している場面
A:
The government's recent decision on the economy really shows a lack foresight, doesn't it?
政府の最近の経済に関する決定は、本当に先見の明に欠けていると思わない?
B:
Absolutely. They seem to focus only on short-term gains without considering the long-term consequences.
全くその通りだね。長期的な影響を考慮せず、短期的な利益にばかり焦点を当てているようだ。
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