have foresight
発音
/hæv ˈfɔːrsaɪt/
have FÓREsight
💡 「フォアサイト」という部分の「フォ」を強く、そして少し長めに発音します。「have」は軽く発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
将来起こりうる事態を予測し、それに対して事前に準備や対策を講じる能力があること。先見の明がある。
"The ability to predict what will happen or be needed in the future, and to prepare for it, often indicating wisdom or shrewdness."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に未来を予測するだけでなく、その予測に基づいて賢明な行動や準備ができる能力を高く評価する際に使われます。主にビジネスや戦略的な文脈、あるいはリーダーシップの資質を評価する際に頻繁に用いられます。個人の賢明な判断を称賛する際にも使えますが、ややフォーマルな響きがあります。ポジティブな能力を表し、思慮深さや洞察力に対する尊敬の念が込められています。ネイティブは、計画性やリスク管理能力、長期的な視点を持つ人物に対して使うことが多いと感じるでしょう。
例文
She really has foresight; she always knows what we'll need next.
彼女は本当に先見の明があるね。いつも次何が必要になるか分かってるんだから。
It was a good thing we bought extra supplies, thanks to your foresight.
余分な物資を買っておいてよかったよ、君の先見の明のおかげだ。
I wish I had more foresight when I was younger about saving money.
若い頃にもっと貯金に関して先見の明があればよかったのに。
The CEO's foresight in diversifying investments protected the company during the economic downturn.
CEOの投資多角化における先見の明が、経済不況時に会社を守った。
We need leaders who have foresight to navigate these uncertain times.
この不確実な時代を乗り切るためには、先見の明を持つリーダーが必要です。
His foresight in adopting new technology gave our startup a significant advantage.
彼が新しい技術を導入した先見の明が、我々のスタートアップに大きな優位性をもたらした。
The government's lack of foresight regarding climate change led to severe consequences.
政府の気候変動に関する先見の明の欠如が、深刻な結果を招いた。
Throughout history, great strategists have been praised for their remarkable foresight.
歴史を通じて、偉大な戦略家たちはその卓越した先見の明を称賛されてきました。
Having foresight really helps when planning a big trip.
大きな旅行を計画する時って、先見の明があると本当に助かるよね。
Effective project management requires foresight to anticipate potential roadblocks.
効果的なプロジェクト管理には、潜在的な障害を予測する先見の明が必要です。
It is crucial for policymakers to have foresight when drafting long-term policies.
政策立案者にとって、長期的な政策を立案する際に先見の明を持つことは極めて重要です。
My grandfather always seems to have foresight about market trends.
私の祖父はいつも市場の動向について先見の明があるようだ。
類似表現との違い
「farsighted」は形容詞で「先見の明がある」という性質や能力を表しますが、個人の資質に焦点が当てられます。また、文字通り「遠視の」という意味もあります。`have foresight` は「foresight（名詞）」という能力を「持っている」という表現で、特定の状況での賢明な判断にも使えます。
より口語的で、単に「前を見る」「将来を予測する」という意味合いが強く、`have foresight` のような「賢明な洞察力」や「それに基づく準備」という深いニュアンスは薄いです。計画性を表す際に使えますが、よりカジュアルな場面に適しています。
「未来を予測する」という直接的な行為を指し、予言的なニュアンスを含むことがあります。`have foresight` は「未来を見通す能力」そのもの、およびその能力に基づいた「適切な準備や行動」まで含意します。
「先を見越して行動する」という積極的な態度や行動そのものを指します。`have foresight` が「将来を見通す能力」に焦点を当てるのに対し、`be proactive` はその能力を使って「行動を起こす」という側面がより強調されます。両者は密接に関連しますが、意味の焦点が異なります。
よくある間違い
「先見の明」は能力や資質なので、「持つ（have）」という動詞を使います。「作る（make）」は不自然です。
`foresight` はこの文脈では不可算名詞として扱われるため、不定冠詞の `a` は不要です。一般的に `good foresight` のように形容詞を伴う場合も `a` はつきません。
学習のコツ
- 💡「foresight」は不可算名詞なので、通常は `a foresight` とは言いません。
- 💡ビジネスシーンでリーダーや経営者の資質を評価する際によく使われる表現です。
- 💡反対の意味である「lack of foresight」（先見の明の欠如）も一緒に覚えておくと、表現の幅が広がります。
- 💡`foresight` は `insight`（洞察力）、`hindsight`（後知恵）と比較して学習すると、それぞれの意味の違いや使い方をより深く理解できます。
対話例
新しいプロジェクトの計画について、上司と部下が話し合っています。
A:
Our new project requires careful planning, especially regarding potential risks.
新しいプロジェクトは、特に潜在的なリスクに関して慎重な計画が必要です。
B:
I agree. We need someone who has foresight to anticipate challenges far in advance.
同感です。ずっと先の課題を予測できる、先見の明がある人が必要ですね。
友人が過去の投資の成功について話しています。
A:
Your decision to invest in that specific technology really paid off. That was brilliant!
あの特定の技術に投資するというあなたの決断、本当にうまくいったね。見事だったよ！
B:
Thanks, I'd like to think I had some foresight about its potential.
ありがとう。その可能性について、少しは先見の明があったと思いたいね。
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