意味
空気やガスで膨らませる、膨張させる、膨らむ
(価格や費用などを)吊り上げる、高騰させる、増大させる
(人の気分や自尊心などを)高揚させる、増長させる、誇張する
発音
/ɪnˈfleɪt/
inFLATE
💡 「インフレイト」と聞こえますが、最初の「in」は弱く短く発音し、すぐに第二音節の「-flate」に移行します。この「-flate」の部分を強く、はっきりと発音しましょう。特にFの音は下唇を軽く噛むようにして息を出すのがポイントです。Lの音は舌を上あごに押し付けながら出す「暗いL」を意識すると、より自然な発音になります。
例文
We need to inflate the tire.
タイヤを膨らませる必要があります。
The balloon will inflate quickly.
風船はすぐに膨らみます。
Compliments can inflate an ego.
お世辞は自尊心を高めることがあります。
His achievements were inflated.
彼の功績は誇張されていました。
Gas prices could inflate soon.
ガソリン価格はすぐに高騰するかもしれません。
Do not inflate your expenses.
経費を水増ししないでください。
The market might inflate prices.
市場が物価を吊り上げるかもしれません。
The device inflates automatically.
その装置は自動的に膨らみます。
We must not inflate expectations.
期待を膨らませてはなりません。
Airbags inflate upon impact.
エアバッグは衝突時に膨らみます。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「inflate」は他動詞としても自動詞としても使われます。他動詞として使う際は、直接目的語を取ります。(例: inflate a balloon)
- 📝経済用語として非常に重要な名詞形「inflation」(インフレーション)は、単に物価が上がるだけでなく、貨幣価値の低下を伴う経済現象を指します。
使用情報
よくある間違い
「inflate」を「誇張する」という意味で使う場合、直接目的語を取る他動詞として使います。「about his success」のように前置詞を使うのは不自然です。自慢するという意味であれば「boast about his success」などが適切です。
類似スペル単語との違い
「deflate」は「inflate」の対義語で、「空気を抜く」「しぼませる」という意味です。物理的なものだけでなく、人の気分や自信を「くじく」という意味でも使われます。スペルが似ていますが、接頭辞「de-」が「離れる」「下げる」という意味を持つことを意識すると、区別しやすいでしょう。
「exaggerate」も「誇張する」という意味ですが、「inflate」が数値や事実などを過剰に増やすニュアンスであるのに対し、「exaggerate」は物事の大きさ、重要性、程度などを事実以上に大げさに表現する、という意味合いが強いです。感情や話の面白さを強調する場合によく使われます。
派生語
語源
📚 ラテン語の「inflare」(中に吹き込む、膨らませる)に由来します。もともとは物理的に「空気などを中に入れて膨らませる」という意味でしたが、時代とともに、物価や感情を「高める、増長させる」といった抽象的な意味合いへと広がりました。経済用語の「inflation(インフレーション)」もこの語が語源です。
学習のコツ
- 💡「in-」が「中に」という意味の接頭辞であることを意識すると、語源から「膨らませる」という中心的な意味を理解しやすくなります。
- 💡物理的な「膨らませる」、経済的な「吊り上げる」、心理的な「増長させる」という3つの主要な意味を、それぞれの例文と共に覚えるのが効果的です。
- 💡名詞形である「inflation (インフレーション)」は経済ニュースでよく耳にする単語なので、セットで覚えると理解が深まります。
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