ineradicable belief
発音
/ˌɪnɪˈrædɪkəbl bɪˈliːf/
in-i-RAD-i-kuh-bul buh-LEEF
💡 ineradicableは『イニラディカブル』と発音し、特に『ラ』の部分に強勢を置きます。beliefは『ビリーフ』と発音し、『リーフ』に強勢があります。二つの単語が合わさることで、やや長めのフレーズになりますが、それぞれをクリアに発音することを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
根絶できない信念、抜き差しならない信念、根深い信条。
"A belief that is so deeply ingrained, firmly established, or fundamental that it is impossible or extremely difficult to remove, change, or destroy."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、個人の内面に深く根ざしており、外部からの影響や時間によっても揺らぐことのない、非常に強固な信念や信条を指します。単に「強い信念」というだけでなく、「根絶不可能」という形容詞が使われているため、その信念が個人の存在や文化、社会構造において中心的で不可欠な要素となっているニュアンスが強調されます。ポジティブな文脈（例：自由へのineradicable belief）でも、ネガティブな文脈（例：差別へのineradicable belief）でも使われますが、どちらの場合もその信念が簡単には変わらない、という重々しい印象を与えます。主に書き言葉やフォーマルな会話、学術的な議論で用いられ、日常会話で頻繁に使うと、やや仰々しい印象を与えることがあります。ネイティブスピーカーにとっては、非常に深く、根本的な信条を表現する、知的で重厚な言葉と認識されます。
例文
His ineradicable belief in justice drove him to fight against corruption his entire life.
正義に対する彼の抜き差しならない信念が、生涯にわたり彼を汚職との戦いに駆り立てました。
Despite all evidence, she held an ineradicable belief that her son was innocent.
あらゆる証拠にもかかわらず、彼女は息子が無実であるという根強い信念を抱いていました。
The community shared an ineradicable belief in the power of education to transform lives.
そのコミュニティは、教育には人生を変える力があるという根強い信念を共有していました。
Some people have an ineradicable belief in conspiracy theories, no matter how much they are debunked.
どんなに反証されても、陰謀論に対する根深い信念を持つ人々がいます。
The company's core values are based on an ineradicable belief in customer satisfaction.
その企業の核となる価値観は、顧客満足度に対する抜き差しならない信念に基づいています。
It's an ineradicable belief among many that hard work always pays off.
多くの人々の間に、努力は必ず報われるという根強い信念があります。
Throughout history, an ineradicable belief in a higher power has shaped human civilization.
歴史を通じて、より高次の力への抜き差しならない信念が人類文明を形作ってきました。
He had an ineradicable belief in his own abilities, even when faced with adversity.
逆境に直面しても、彼は自分の能力に対する抜き差しならない信念を持っていました。
The scientist's ineradicable belief in discovery fueled her relentless pursuit of knowledge.
その科学者の発見への根強い信念が、彼女の飽くなき知識の探求を後押ししました。
We must challenge any ineradicable belief that perpetuates inequality.
不平等を永続させるいかなる根深い信念にも異議を唱えなければなりません。
類似表現との違い
「深く抱かれた信念」を意味し、「ineradicable belief」と同様に強い信念を表しますが、「ineradicable」が持つ「根絶不可能」というほどの絶対的な強さや固さは含まれません。より一般的に、個人の価値観や意見が深く根ざしていることを指します。
「固い確信、揺るぎない信念」と訳され、個人の強い確信や信条に焦点を当てます。「ineradicable belief」が客観的な「除去不可能性」を強調するのに対し、「firm conviction」はより主観的な「揺るぎなさ」や「断固たる意志」を表すことが多いです。
「揺るぎない信頼、不動の信仰」を意味します。「belief」よりも「faith」が使われているため、宗教的、精神的な文脈で使われることが多く、特定の対象への信頼や信仰心を強調します。「ineradicable belief」は対象がより広範で、一般的な信条にも使えます。
「染み付いた信念、根付いた信念」と訳されます。習慣や文化、教育などによって形成され、深く心に刻み込まれている信念を指します。「ineradicable」が文字通り「取り除けない」という強さを持つ一方、「ingrained」は「深く染み付いている」という形成過程や状態に焦点を当てます。
よくある間違い
「ineradicable」自体が「根絶できない」という意味を持つため、「un-」を付けて二重否定にする必要はありません。意味が逆になるか、不自然な表現となります。
「ineradicable」の正しいスペルは「i-n-e-r-a-d-i-c-a-b-l-e」です。「in-」が接頭辞であり、根幹の「eradicate（根絶する）」と結合していることを覚えましょう。
学習のコツ
- 💡「ineradicable」は難易度の高い形容詞ですが、その意味（根絶できない）をしっかり理解し、セットで「belief」と覚えることで、より高度な表現力を身につけられます。
- 💡フォーマルな文脈や、思想・哲学的な議論、社会問題を論じる際に効果的に使用できます。日常会話では「strong belief」や「deeply held belief」など、より一般的な表現を用いることが多いです。
- 💡「belief」の代わりに「hope (希望)」「habit (習慣)」「urge (衝動)」「fear (恐怖)」など、他の名詞と組み合わせて「ineradicable hope」「ineradicable habit」のように使うことも可能です。これらの組み合わせも覚えると表現の幅が広がります。
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