homogeneous society
発音
/ˌhɒmədʒˈiːniəs səˈsaɪəti/
ho-mo-GE-ne-ous so-CI-e-ty
💡 「homogeneous」は「ホモジーニアス」に近い発音で、「-ge-（ジー）」の部分に強勢を置きます。「society」は「ソサイエティ」で、「-ci-（サイ）」の部分を強く発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
人種、文化、言語、価値観などが均質である社会。多様性に乏しい、または少ない社会。
"A society in which there is little or no diversity in terms of ethnicity, culture, language, or values among its members."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは主に社会学、政治学、経済学などの学術的な文脈や、国際比較、メディアでの議論などで用いられます。ある社会の特性を客観的に記述する際に使われることが多いですが、現代では多様性が重視される傾向にあるため、文脈によっては「多様性に欠ける」という批判的なニュアンスを含むこともあります。フォーマルな表現であり、日常会話で頻繁に使うことはありません。特定の社会の現状を分析したり、将来の方向性を議論したりする際に適しています。
例文
Japan is often described as a relatively homogeneous society due to its ethnic and cultural uniformity.
日本は民族的・文化的均一性から、比較的同質な社会と表現されることが多いです。
The shift from a homogeneous society to a multicultural one presents both challenges and opportunities.
同質社会から多文化社会への移行は、課題と機会の両方をもたらします。
Many argue that a highly homogeneous society can lead to a lack of innovation.
非常に同質な社会は、イノベーションの欠如につながると多くの人が主張しています。
Critics point out the downsides of a homogeneous society, such as difficulty in adapting to global changes.
批判派は、グローバルな変化への適応の難しさなど、同質社会の欠点を指摘します。
Historically, several nations aimed to build a homogeneous society for national unity.
歴史的に見て、いくつかの国は国家統一のために同質社会を築くことを目指しました。
Living in a homogeneous society might mean less exposure to different perspectives.
同質社会に住むことは、異なる視点に触れる機会が少ないことを意味するかもしれません。
They discussed how to foster inclusivity in what was once considered a homogeneous society.
彼らは、かつて同質社会と見なされていた場所で包摂性を育む方法について議論しました。
Some research suggests that innovation thrives more in diverse, rather than homogeneous, societies.
いくつかの研究は、イノベーションは同質社会よりも多様な社会でより活発になると示唆しています。
The government is trying to address issues arising from maintaining a homogeneous society in a globalized world.
政府は、グローバル化した世界で同質社会を維持することから生じる問題に対処しようとしています。
Students examined the cultural implications of growing up in a largely homogeneous society.
学生たちは、概ね同質社会で育つことの文化的影響について考察しました。
類似表現との違い
「homogeneous society」はより広範な意味で、文化、言語、価値観など様々な側面での均質性を指すのに対し、「ethnically homogeneous society」は特に民族的な均質性に焦点を当てています。文脈が民族性に限定される場合に用いられます。
「homogeneous society」が全般的な均質性を指すのに対し、「culturally homogeneous society」は文化的な均質性を強調します。生活習慣、価値観、伝統などの文化的な側面が均一である社会を指す場合に適しています。
「uniform society」も「均一な社会」という意味で似ていますが、「homogeneous society」が自然な形成による均質性を指すことが多いのに対し、「uniform society」はより「強制された、型にはまった」ような均一性を暗示することがあります。また、「uniform」は「規則正しい」「一様の」といったニュアンスが強く、社会の文脈ではあまり一般的ではありません。
これは「homogeneous society」の直接的な対義語です。人種、文化、価値観などが多様な社会を指します。現代では肯定的な文脈で使われることが多いです。
よくある間違い
「homogeneous」は「o」と「e」が続くスペルですが、「homogenous」と「e」を省略してしまう間違いが多いです。特に英語圏のネイティブでも間違いやすいスペルの一つです。
「homogeneous」の発音は「ホモジーニアス」であり、「ジー」の部分に強勢が来ます。誤って「ホモゲナス」のように発音すると、意味が通じにくくなります。
学習のコツ
- 💡「homogeneous society」は学術的な論文やニュース記事などでよく使われるため、読解力を高める上で重要なフレーズです。
- 💡対義語である「diverse society」や「multicultural society」と一緒に覚えると、概念がより深く理解できます。
- 💡スペルミスが多い単語なので、「homo-gene-ous」のように区切って覚えると良いでしょう。
対話例
大学の国際関係論の授業での議論
A:
Professor, do you think a homogeneous society has inherent advantages in terms of social cohesion?
先生、同質社会は社会の結束という点で固有の利点があるとお考えですか？
B:
That's a complex question. While some argue for stronger unity, others point to the lack of diverse perspectives that can stifle progress. It really depends on the specific context and how 'homogeneous' is defined.
それは複雑な質問ですね。強い一体感を主張する人もいますが、多様な視点の欠如が発展を阻害すると指摘する人もいます。それは具体的な文脈と、「同質」がどのように定義されるかに大きく依存します。
ビジネス会議での国際市場戦略に関する議論
A:
Our marketing strategy for this region needs to consider that it's a relatively homogeneous society.
この地域向けのマーケティング戦略では、比較的同質社会であることを考慮する必要があります。
B:
Indeed. A standardized approach might work better there, unlike in more diverse markets where localization is key.
確かに。より多様な市場ではローカライズが重要であるのに対し、そこでは標準化されたアプローチの方がうまくいくかもしれませんね。
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