grievous mistake
発音
/ˈɡriːvəs mɪˈsteɪk/
GRIEVous misTAKE
💡 「grievous」は『グリーヴァス』のように発音し、最初の『griev』に強勢を置きます。『mistake』は『ミステイク』と発音し、『take』に強勢を置きます。両方の単語の強勢を意識して発音すると、自然な響きになります。
使用情報
構成単語
意味
非常に深刻で、悲惨な結果を招くような重大な間違いや過ち。
"A very serious and regrettable error that can lead to significant negative consequences, damage, or sorrow."
💡 ニュアンス・使い方
「grievous mistake」は、単なる「大きな間違い (big mistake)」や「深刻な間違い (serious mistake)」よりも、その過ちがもたらす結果の深刻さ、悲劇性、あるいは嘆かわしさを強調する表現です。個人的な行動から、組織や国家レベルの決定まで、幅広い文脈で使われますが、常にその影響が重大であることを示唆します。フォーマルな響きがあり、日常のカジュアルな会話で頻繁に使われることはありません。ニュース記事、公的な声明、歴史的分析、ビジネスの報告書など、事態の重大性を明確に伝えたい場合に選ばれることが多いです。このフレーズを使うことで、話し手や書き手は、その間違いに対して深い遺憾の意や懸念を表明していると感じられます。
例文
Ignoring the early warning signs proved to be a grievous mistake.
初期の警告サインを無視したことが、由々しき間違いであることが判明しました。
The company admitted to a grievous mistake in its financial reporting.
その会社は、財務報告における重大な過ちを認めました。
It would be a grievous mistake to underestimate the potential impact of climate change.
気候変動の潜在的な影響を過小評価することは、甚大な過ちとなるでしょう。
Making such a grievous mistake in the contract negotiation cost them millions.
契約交渉でそのような重大な間違いを犯したことが、彼らに数百万ドルの損失をもたらしました。
Historians often point to the decision as a grievous mistake that changed the course of the war.
歴史家たちは、その決定が戦争の流れを変えた由々しき間違いであると指摘することがよくあります。
He realized his grievous mistake after the consequences became clear.
彼は、その結果が明らかになった後、自分の重大な過ちに気づきました。
To make a grievous mistake in the selection process could lead to a flawed team.
選考過程で重大な間違いを犯すことは、欠陥のあるチームにつながる可能性があります。
The politician's comment was seen as a grievous mistake by many voters.
その政治家のコメントは、多くの有権者にとって由々しき過ちと見なされました。
Allowing the problem to fester was a grievous mistake, according to the report.
問題を放置したことが重大な間違いであったと、報告書は述べています。
She apologized for her grievous mistake, acknowledging the harm she had caused.
彼女は、引き起こした損害を認め、自分の重大な過ちを謝罪しました。
類似表現との違い
「grave mistake」も「重大な間違い」という意味で使われますが、「grievous mistake」が持つ悲劇性や嘆かわしさといった感情的な重みはやや薄れます。より客観的に事態の深刻さを伝える際に用いられることが多いです。両者ともフォーマルな文脈で使われます。
「serious mistake」は「深刻な間違い」という意味で、十分に重大な過ちを表しますが、「grievous」や「grave」に比べると、フォーマル度がやや低く、より幅広い状況で使われます。感情的なニュアンスも少し和らぎます。
「terrible mistake」は「ひどい間違い」という意味で、感情的な後悔や驚きを強く表します。口語的でカジュアルな文脈で使われることが多く、「grievous mistake」のような公的な重々しさはありません。個人的な過ちによく用いられます。
「fatal mistake」は「致命的な間違い」という意味で、取り返しのつかない、破滅的な結果を招く過ちを指します。結果の深刻度が最も高く、しばしば「命にかかわる」ほどの重大な事態を示唆します。「grievous mistake」は結果の悲劇性を強調しますが、「fatal」はより直接的に「破滅」や「死」といった究極的な結末を示唆します。
「blunder」は「大失敗、へま」という意味の名詞で、しばしば愚かさや不注意によって引き起こされる、重大な結果を招く間違いを指します。単一の単語で「grievous mistake」に近い意味を表すこともありますが、やや口語的な響きがあり、責任者の不手際を強調するニュアンスが含まれることがあります。
よくある間違い
「error」も間違いを意味しますが、「mistake」の方が「判断や行動の誤り」というニュアンスが強く、「grievous」とのコロケーションとしてより自然です。「grievous error」も間違いではありませんが、「grievous mistake」の方が一般的でよく使われます。
「grievously」は副詞で、動詞を修飾します。「mistake」はここでは名詞なので、形容詞の「grievous」を使って「重大な間違い」と表現するのが正しいです。
学習のコツ
- 💡「grievous」という単語が示す通り、非常に深刻で、悲惨な結果につながるような間違いを表現したい時に使います。
- 💡フォーマルな文脈、特に文書や公的な発言で効果的です。日常会話で使うと大げさに聞こえることがあります。
- 💡「嘆かわしい」「悲惨な」といった感情的な重みも含まれていることを意識すると、適切な場面で使い分けができます。
- 💡「make a grievous mistake」のように動詞「make」と一緒に使うのが一般的です。
対話例
会議での報告と反省
A:
The latest audit report clearly states that delays in implementation were due to a grievous mistake in initial planning.
最新の監査報告書では、導入の遅れは初期計画における重大な過ちが原因であると明確に述べられています。
B:
Indeed. We must take immediate steps to ensure such a grievous mistake is never repeated in future projects.
全くその通りです。今後、このような重大な過ちが二度と繰り返されないよう、早急な対策を講じる必要があります。
歴史的な出来事についての議論
A:
Many historians consider the treaty negotiations of that era to have been a grievous mistake, leading to decades of conflict.
多くの歴史家は、その時代の条約交渉が何十年もの紛争につながる重大な過ちであったと考えています。
B:
Yes, it’s a regrettable period. Learning from such a grievous mistake is crucial for future diplomacy.
ええ、それは残念な時代です。そのような重大な過ちから学ぶことは、将来の外交にとって極めて重要です。
Memorizeアプリで効率的に学習
grievous mistake を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。