goad into
発音
/ɡoʊd ˈɪntuː/
goad INto
💡 「goad」は「ゴウド」のように、Oの部分を二重母音「オウ」と発音します。「into」は「イントゥー」または弱く「イントゥ」と発音され、文脈によっては弱形になることも多いです。特に「goad」に強勢を置くことで、相手を駆り立てるという行為の強調が伝わります。
使用情報
構成単語
意味
(人を)刺激して〜させる、駆り立てて〜させる、煽って〜させる、そそのかして〜させる
"To provoke or stimulate someone into taking a particular action, often an undesirable, risky, or difficult one, through persistent urging, teasing, or harassment."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かを特定の行動を取るように、特に相手が望まない行動や、困難で危険な行動を取るように、しつこく促したり、挑発したり、刺激したりする際に使われます。多くの場合、相手を操作しようとする、または感情的に揺さぶるような、ややネガティブなニュアンスを伴います。例えば、議論に巻き込む、怒らせる、危険なことをさせる、といった文脈で用いられることが多いです。時には、困難な状況に立ち向かわせるためにあえて煽る、という文脈でも使われますが、それでも相手にとっては不快な刺激である可能性があります。フォーマル度はニュートラルからややフォーマルな文脈で使われることもありますが、カジュアルな会話でも比喩的に用いられます。ネイティブは、相手を挑発して望まない行動に駆り立てる、という強いネガティブな意味合いを感じ取ります。そのため、使用する際は文脈をよく考慮し、慎重な使用が求められる表現です。
例文
She tried to goad him into admitting he was wrong.
彼女は彼を挑発して自分が間違っていたことを認めさせようとした。
Don't let your friends goad you into doing something you'll regret.
後悔するようなことをするように友達に煽られないでください。
He was goaded into losing his temper by her constant taunts.
彼女の絶え間ない嫌がらせに彼は挑発されてカッとなってしまった。
My brother always tries to goad me into arguing with him.
兄はいつも私を煽って彼と議論させようとします。
The salesperson tried to goad me into buying the more expensive model.
その販売員は私を煽って、より高価なモデルを買わせようとした。
The competitor's aggressive marketing tactics were designed to goad our company into a price war.
競合他社の攻撃的なマーケティング戦略は、当社を価格競争に駆り立てるように仕向けられたものでした。
The CEO refused to be goaded into making a hasty decision under pressure.
CEOはプレッシャーのもと、性急な決定を下すよう煽られることを拒否しました。
Historically, demagogues often goad the populace into acts of violence.
歴史的に、扇動政治家はしばしば民衆を暴力行為に駆り立てます。
The prosecutor attempted to goad the witness into revealing more details.
検察官は証人を刺激してさらに詳細を明らかにさせようと試みました。
Environmental activists goaded the government into taking more decisive action against pollution.
環境活動家たちは、政府を刺激して汚染対策により断固たる行動を取るよう仕向けました。
類似表現との違い
「goad into」は、しつこく促したり、いらだたせたりして行動を「駆り立てる」ニュアンスが強いのに対し、「provoke into」は、挑発して感情的な反応や対立行動を「引き起こす」という意味合いがより強いです。どちらもネガティブな結果を招くことが多いですが、'provoke'の方が意図的な煽りや怒りを買う行為に焦点を当てます。
「goad into」は心理的な刺激や挑発を通じて行動を促すニュアンスが強いですが、「pressure into」は直接的または間接的な圧力をかけて、相手に望まない行動を「強制する」意味合いが強調されます。'pressure'の方が、より強い強制力を伴います。
「goad into」は挑発や刺激によって相手を特定の行動に駆り立てるのに対し、「trick into」は策略や騙しを使って相手に何かを「させる」というニュアンスです。'trick'は相手を欺く意図が明確です。
「goad into」が刺激や煽りによって行動を促すのに対し、「coerce into」は脅迫や力ずくで相手に特定の行動を「強制する」ことを意味します。'coerce'は非常に強い強制力と不法性を示唆することが多く、最も強い表現の一つです。
よくある間違い
「goad」の後に続く前置詞は、特定の行動へと駆り立てる意味では「into」が正しいです。「to」は不適切です。常に「goad A into B」の形で覚えましょう。
「goad A into B」のBの部分は、動名詞(-ing形)が続くのが一般的です。不定詞(to do)は通常使いません。これは、前置詞「into」の後に動名詞が続くという英語の文法規則に従います。
学習のコツ
- 💡「goad A into doing B」の形で使うことが多いです。この構文を丸ごと覚えましょう。
- 💡相手を「煽って、無理やり〜させる」という、ややネガティブなニュアンスがあることを意識して使いましょう。
- 💡ジャーナリズムや文学作品、ビジネスにおける戦略分析などで、感情的な動機付けや強制的な状況を表現する際によく使われます。
- 💡「goad」という動詞自体が、棒で動物を突いて追い立てる、という原義を持つため、そのニュアンスが「煽る」「駆り立てる」という意味に引き継がれています。
対話例
友人が難しい決断を避けようとしている場面
A:
I really don't want to confront my boss about this issue. It's too risky.
この件で上司と対決したくないんだ。リスクが高すぎるよ。
B:
I know it's tough, but sometimes you just need to be goaded into taking action. It might be for the best in the long run.
大変なのは分かるけど、時には行動を起こすように駆り立てられることも必要だよ。長期的にはそれが最善かもしれない。
職場で同僚が意図的に議論を誘発しようとしている場面
A:
Did you see what John wrote in the team chat? He's really trying to stir things up.
ジョンがチームチャットに書いたこと見た?本当に事を荒立てようとしているよ。
B:
Yeah, he seems to be trying to goad us into a heated debate about the project's direction. I'm not falling for it.
うん、彼はプロジェクトの方向性について私たちを白熱した議論に駆り立てようとしているようだ。私はそれに乗らないよ。
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