glutinous substance
発音
/ˈɡluːtɪnəs ˈsʌbstəns/
gluTInous SUBstance
💡 「glutinous」は「グルーティナス」という発音で、「glu」の部分を強く発音します。「substance」は「サブスタンス」と発音し、「sub」を強く発音します。全体としては専門的な響きがあります。
使用情報
構成単語
意味
粘り気のある、べたつく物質。特に、天然の澱粉などから来る粘性を持つ物質を指すことが多いです。
"A sticky, viscous material that has a glue-like or adhesive quality, often associated with natural polysaccharides or proteins found in certain foods or biological matter."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に科学的、技術的、または料理の文脈で使われる、やや専門的な表現です。「glutinous」という形容詞は、特に『もち米 (glutinous rice)』のように、澱粉やタンパク質に由来する天然の粘り気を指す場合によく用いられます。単に「べたつく」という意味の 'sticky' や、液体の「粘性」を指す 'viscous' よりも、特定の種類の粘り気を表す際に選択されます。日常会話で頻繁に使う表現ではありませんが、食品の食感や、特定の物質の物理的性質を正確に描写する際に重宝されます。フォーマル度は中程度からやや高めです。ネイティブは、特に食品（もち米、タピオカなど）の粘り気や、生物学的な粘液など、自然由来の粘性を持つものに対してこの言葉を使います。
例文
The sauce thickened into a glutinous substance as it cooled.
そのソースは冷えるにつれて、粘り気のある物質に変化しました。
Mochi is made from glutinous rice, which gives it its unique chewy texture.
餅はもち米から作られており、それが独特のもちもちとした食感を生み出しています。
Scientists are studying a newly discovered glutinous substance found in the deep sea.
科学者たちは、深海で発見された新しい粘り気のある物質を研究しています。
The plant secretes a clear, glutinous substance to trap insects.
その植物は、昆虫を捕らえるために透明で粘り気のある物質を分泌します。
When cooked, certain grains release a glutinous substance that helps bind ingredients.
調理すると、特定の穀物は、材料を結合するのに役立つ粘り気のある物質を放出します。
He complained that the dessert had a strange, overly glutinous consistency.
彼はそのデザートが妙に、過度にべたつく食感だと不満を言いました。
Some ancient glues were made from natural glutinous substances.
一部の古代の糊は、天然の粘り気のある物質から作られていました。
The chef explained that the tapioca starch creates a delightfully glutinous substance.
シェフは、タピオカ澱粉が素晴らしい粘り気のある物質を作り出すと説明しました。
Excessive mucus can be described as a glutinous substance in medical reports.
過剰な粘液は、医療報告書において粘り気のある物質として記述されることがあります。
The experiment resulted in a grey, somewhat glutinous substance.
その実験の結果、灰色でやや粘り気のある物質が生成されました。
類似表現との違い
最も一般的でカジュアルな表現で、接着剤やテープのような「くっつく」性質の粘着性全般を指します。食品にも使えますが、「glutinous substance」が持つ『澱粉やタンパク質由来』という特定のニュアンスは持ちません。
主に液体に対して用いられ、流動性に対する抵抗が大きいこと、つまり「ねっとりとした粘性」を表します。科学的・物理的な文脈でよく使われ、「glutinous substance」が指すような固まりに近い粘り気ではなく、液体の性質に焦点を当てます。
より口語的で、とろとろ、ねばねばした、しばしば温かくて心地よい（または不快な）感触を伴うものを指します。溶けたチーズやチョコレート、未調理の生地など、食品に多く使われます。感情的な響きが含まれることもあります。
よくある間違い
「glutinous」は特に天然由来の食品（もち米など）の粘り気を指すことが多いため、一般的な接着剤には「sticky」や「viscous」を使う方が自然です。
油の『べたつき』や『ねっとり感』は「greasy」や「oily」、または粘性の意味で「viscous」が適切です。「glutinous」は油には通常使いません。
学習のコツ
- 💡「glutinous」は「もち米 (glutinous rice)」のように、食品の独特な粘り気やもちもち感を表現する際に特に役立つと覚えましょう。
- 💡「sticky」（くっつく、一般的なベタつき）、「viscous」（液体のねっとりとした粘性）、「gooey」（とろとろ、ねばねばした感触）との違いを意識すると、より正確な表現ができるようになります。
- 💡科学論文や料理のレシピ、製品説明など、やや専門的な文章でよく見かける表現です。
対話例
料理番組で特殊な食材について説明する場面
A:
This exotic fruit contains a naturally glutinous substance when ripe.
この珍しい果物は、熟すと天然の粘り気のある物質を含んでいます。
B:
Ah, so that's why it has such a unique, chewy texture.
ああ、だからそんなに独特でもちもちした食感なんですね。
科学博物館で展示されている奇妙な物質について話している場面
A:
Look at this strange sample. It's almost like a gel, but it feels incredibly glutinous.
この奇妙なサンプルを見てください。まるでゲルみたいですが、信じられないほど粘り気があります。
B:
Indeed. The label says it's a newly synthesized polymer with unique adhesive properties.
確かに。ラベルには、ユニークな接着特性を持つ新しく合成されたポリマーだと書いてありますね。
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