give an oration

コロケーション英検1級C2TOEIC TOEIC 900点目標

発音

/ˌɡɪv ən ɔːˈreɪʃn/

give an oRAtion

💡 「ギヴ アン オゥレイション」のように発音します。特に「oration」の「ra」の部分を強く発音し、「an」は軽く「アン」と繋げて発音します。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
政治・社会学術・研究歴史式典・イベント芸術・文化文学宗教

構成単語

意味

(公式の場や特別な行事で)演説を行う、雄弁なスピーチをする。

"To deliver a formal speech or address, especially one that is elaborate, eloquent, or ceremonial, often intended to inspire, persuade, or commemorate on a public or academic occasion."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、「単にスピーチをする」という意味の 'give a speech' や 'make a speech' とは異なり、非常にフォーマルで格式の高い、修辞的要素の強い「演説」を指します。重要な式典、政治集会、学術的な集まり、追悼式典などで、聴衆に語りかけ、感動させたり、説得したりする目的を持った雄弁なスピーチを行う際に用いられます。日常会話で使われることはほとんどなく、主に書き言葉や歴史・政治・学術の文脈で登場します。ネイティブは、この表現を聞くと、荘厳さや権威、歴史的な重みを感じます。

例文

The president will give an oration at the national memorial ceremony.

フォーマル

大統領は国家追悼式典で演説を行います。

He was renowned for his ability to give a powerful oration that captivated the audience.

フォーマル

彼は聴衆を魅了する力強い演説を行う能力で有名でした。

During the graduation ceremony, the valedictorian is expected to give an oration.

フォーマル

卒業式では、首席卒業生が答辞を述べることになっています。

The professor concluded the conference by giving a profound oration on the future of science.

フォーマル

教授は科学の未来について深遠な演説を行い、会議を締めくくりました。

Ancient Roman politicians often had to give an oration in the forum.

フォーマル

古代ローマの政治家たちはしばしば広場で演説を行わなければなりませんでした。

She prepared for weeks to give an oration worthy of the occasion.

フォーマル

彼女はその場にふさわしい演説をするために何週間も準備しました。

The historian gave an oration about the founding fathers' vision.

フォーマル

歴史家は建国の父たちのビジョンについて演説しました。

To give an oration effectively requires not just words, but also passion and conviction.

フォーマル

効果的に演説を行うには、言葉だけでなく情熱と信念も必要です。

The Nobel laureate was invited to give an oration at the university's anniversary.

フォーマル

ノーベル賞受賞者が大学の記念式典で演説を行うよう招かれました。

His final act was to give an oration that called for peace and unity.

フォーマル

彼の最後の行動は、平和と統一を訴える演説を行うことでした。

類似表現との違い

最も一般的で、カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で「スピーチをする」という行為全般を指します。「oration」のような特別な格式高さや修辞的な要素は含まれません。

「give a speech」と同様に広く使われますが、少し「スピーチを準備して行う」というニュアンスが強調されることもあります。やはり「oration」ほどの荘厳な意味合いはありません。

deliver a lectureフォーマル

特定の主題について聴衆に知識を伝えることを目的とした「講義」や「講演」を指します。「oration」が感動や説得を目的とするのに対し、こちらは教育的・情報提供的な側面が強いです。

「聴衆に話しかける」という行為自体を指す表現で、スピーチの内容や形式に特定のニュアンスを含みません。「oration」のような修辞的な重要性は伴いません。

よくある間違い

make an oration
give an oration

「演説をする」というコロケーションには、動詞 'give' を使うのが一般的で自然な英語です。'make' を使うと不自然に聞こえることがあります。

do an oration
give an oration

'do' は一般的な行為を表す動詞ですが、'oration' のような公式で重要な行為には 'give' が適切です。'do a presentation' などとは異なります。

学習のコツ

  • 💡「oration」という単語が示すように、単なるスピーチではなく「雄弁な」「感動的な」演説を意味することを理解しましょう。
  • 💡非常にフォーマルな、特別な場面でのみ使用される表現であることを常に意識し、日常会話では避けるべきです。
  • 💡主に書き言葉や、歴史、政治、学術に関する文脈で目にすることが多いため、読解力を高める上で重要です。
  • 💡ネイティブスピーカーがこのフレーズを使う場合、その場の重要性や話者の意図が非常に重いことを示唆します。

対話例

歴史上の人物の功績について語り合う場面

A:

President Lincoln truly knew how to give a powerful oration, didn't he?

リンカーン大統領は本当に力強い演説を行う術を知っていましたね。

B:

Indeed. His Gettysburg Address is a prime example of an unforgettable oration.

ええ、彼のゲティスバーグ演説は忘れられない演説の最高の例です。

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